2012/01/18
人と社会を豊かにする、素晴らしい商品
それは作る人の心と技から生まれます。
竹下家が「素晴らしい!」と推薦する逸品を作っておられる方に、
シャンティ・フーラがインタビューしました♪
第1回目の逸品は、「いわぎ島のレモンケーキ」。
製造販売元の、いわぎ物産センターさんに伺いました。
センター長 大本さんのお話♪
岩城島は、瀬戸内海に浮かぶ島で、レモンの育ちやすい温暖な気候にあります。 (澄んだ空気と綺麗な海が印象的でした)
当社では、レモンの販売やレモンを使った加工品の開発などを手掛け、レモンジャムやレモンのお酒など、様々な特産品をこれまで出してきました。
26年前の開業当初、海外産のレモンが出回る中で国産レモンの販売は非常に厳しい状況でした。
輸入レモンは、発がん性の疑いがあるワックスや防腐剤などが使われていて、皮ごとの調理は出来ません。私たちは、そこに疑問を持ち「安心」「安全」な国産のレモンを食卓にお届けしたいという思いから、イベント等により地道に販路を広げてきました。
当時は赤字経営の状態でしたが、レモン1~2個ずつを綺麗にパッケージしてみようという、全国でも初の試みを、思い切ってチャレンジしてみました。そのレモンを首都圏のデパートなどで販売してみたところ、とても好評で広がりを見せました。今では本やTV等の取材もあり、全国の方に知っていただけるようになりました。
(誰もしていないことを始めるにはかなり勇気も必要ですね。閃きを行動に移しチャレンジしていくところに、成功の鍵があったのでしょうね)
レモンケーキの物語♪
いわぎ物産センターの立ち上げの時に、何かレモンを使った特産品を作ろうという声が上がりました。
その時こだわった点は、地元の人がお土産で外に持って行ってもらえるようなもの、レモンを活かした風味・味わい、そして、シンプルさです。
シンプルで美味しいケーキを作るのは難しいんです。だけど、シンプルだからこそ飽きがこない。一度買った方が次も食べてみたいと思ってもらえます。良い材料・ほんものの材料をしっかりと使って作りました。
ケーキの製造担当は、パティシエの前田さん。以前シュークリームで有名な東京の「ヒロタ」に勤めていて、そこで奥様と出逢い、旦那さんの出身地である岩城島に夫婦で引越してこられました。夫婦二人でケーキを作っています。全て手作業なんですよ。
(職人のこだわりを感じますね♪)
特別に、出来上がった焼きたてのケーキを頂きました
とってもふわふわ感がありレモンの香りが広がって美味しかったです。シンプルにこだわる理由がよくわかりました。
温め直して食べるのも、おすすめとのことです。