前回の祈り方(Bとほぼ同じで体外・体表・神経叢・脊髄のチャクラを特定しなかった祈り方)では、体表のチャクラへの憑依霊を取る効果がありました。通常の生活をしている方はこれで十分なのですが、霊性に関心のある方々や治療家の方々は深いチャクラまで憑依される状況に遭遇することが多いようで、更に強力な祈り方が必要と判断しました。
ガヤトリー・マントラの祈り方(A)は、凶悪な霊に憑依されている場合に、その霊を取る祈り方です。いわゆるエネルギー伝授などの儀式を受け、それが邪悪なものであった場合には、チャクラパターンがすべてムーラーダーラ〔1,1,1,1〕になり、体調不良、免疫力減退などの症状を起こす場合があります。そのような危惧があるときは、まず祈り方(A)、次に祈り方(B)と、両方を行って下さい。
ガヤトリー・マントラの祈り方(B)は、普通の霊に憑依されている場合に、その霊を取る祈り方です。憑依の現象は、日常いたるところで起こっています。体調が優れない、人に対してあたってしまうなど、よい心身の状態ではないとき、憑依を疑い、この祈りを試してみて下さい。
これらの祈り方の効果は、2時間しか続きません。従って2時間おきに唱えることができれば、それにこしたことはありませんが、それが出来ない場合は、朝・昼・夜、あるいは朝・夜、少なくとも、夜寝る前に1度は唱えた方がいいでしょう。敏感な方は、日常の中で、‘今、憑依された’その瞬間が感じられるでしょう。その場合はすぐにこれらの祈りによって憑依霊を取り除くことをお勧めします。
(竹下雅敏)
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