救済のためのメッセージ4
平成19年12月15日午後10時30分
昨日の午後4時から5時の光で、10月始めから断続的に続いてきた一連の審判がようやく終了しました。神の御名を唱えて光を受け取ることが出来た者には恩恵となった同じ光が、光を受け取れなかった者に対しては裁きの光となりました。
シャンティ フーラのホームページ上で「緊急連絡」として11月30日、12月5日、12月14日の指定された時間に毎回1時間の間、神の御名を唱えるように指示しましたが、各回の判定の尺度は、禁戒(非暴力、正直、不盗、禁欲、不貪)と勧戒(清浄、知足、苦行、読誦、最高神への信仰)、利他性、識別と離欲でした。
個々の魂の選別のための一連の審判をまとめると、次のようになります。
第1回 10月 3日〜 5日 我(利己性) 欲界のみ
第2回 10月28日〜30日 全託 全界
第3回 11月14日 無執着 全界
第4回 11月30日 禁戒と勧戒 全界
第5回 12月 5日 利他性 欲界のみ
第6回 12月14日 識別と離欲 全界
第3回と第4回の間の11月24日にウエツオオミカミ様の恩寵の光が全天に降り注がれ、それまでの裁きによって堕ちて苦しむ多くの者たちが救済されました。その後の審判は出来るだけ多くの者が“命の道”へと進めるように、神の御名を唱えた者は 裁かれることがないように配慮されました。
24日のウエツオオミカミ様の恩寵の光を受け取り、その後のすべての審判で神の御名を唱えることで、どうにか波動を保ち地獄への転生をくい止めることが出来た者は、上記の判定の全項目を1から2ポイントずつ引き上げていただいています。しかしこのようにして“滅びの道”からなんとか救いあげられたものの、“命の道”に入ることの出来た者はごくわずかです。
“命の道”に入るためには、上記全項目にわたって、10段階評価で6以上が必要です。またどれか一つでも評価に1が入っていれば“滅びの道”へと選別されてしまいます。24日の恩寵の光を受け取り、その後の審判のすべてにおいて神の御名を唱えた者は、上記全項目に対して3の評価を得ることが出来ましたが、それでも合格点の半分でしかありません。ましてどこか1回でも、神の御名を唱えることを怠り、光を受け取ることが出来なかった者は、現時点では“滅びの道”へと選別されている可能性が極めて高いと言わざるをえません。
自力で上記全項目の評価を6以上に持ち上げることは至難のわざであり、これほど厳しい基準が設定されている以上、いったい何人の者が“命の道”へと入れるのだろうかという思いで、これまで「救済のためのメッセージ」を書いてきました。
しかし、12月5日の第5回目の裁きの光の最中に、サナット・クマーラ様から次の 通信文が入りました。
|
すぐに わかるぞ
これよりの
こと
ひらき やすしき
しくみ
なり
すべては一つと
なりぬれば
一つ
で終り
19.12.5
15:27
|
これは人類を救済するための驚くべき仕組みです。
上記の全項目に合格する必要はないのです。ただ一つ『利他性』が合格点に達するだけで、残りの全項目も同時に合格点に引き上げてくださるのです。
このためシャンティ フーラのホームページも、これらの一連の裁きのことも全く知らなくとも、常に他者の幸福や利益を考えて生きている誠実な人々は、すでにこの恩 恵を受けとっています。料理人・ウェイトレス・アナウンサー・気象予報士・俳優・歌手等々、さまざまな分野できわめてわずかとはいえ、このような誠実な人々が見受けられます。
逆に一見善良で、精神世界に関心が高く、ボランティア活動にも無償で参加し、世界の変革に対して積極的に関わりたいと強く望んでいるにもかかわらず、結局のところ自分の利益と立場を常に考えて行動している偽善的な人々は、救いから最も遠い所にいると考えて差しつかえありません。
《わたしに向かって『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。その日には、大ぜいの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言をし、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって奇跡をたくさん行なったではありませんか。』しかし、その時、わたしは彼らにこう宣告します。『わたしはあなたがたを全然知らない。不法をなす者ども。わたしから離れて行け。』》(マタイの福音書7章21節〜23節)
大切なことは何をしているかではなく、どういう意識でしているかです。
救いにいたる道は単純です。
マイトレーヤ様のメッセージ『分かち合いにより世界を救いなさい』を実践することです。
この単純明快な意識の転換が、あなたと世界を救います。この意識の転換を引き起こし、あなたの行動のすべてが利他性に満ちた誠実なものになるための最も簡単な方法があります。
どうかマイトレーヤ様の御名を「マイトレーヤ様、マイトレーヤ様、マイトレーヤ 様、….」と出来るだけ多く唱えてください。
この回数が108万回に達したとき、波動は元に戻り地獄へと生まれ変わる運命は回避されるでしょう。さらに324万回に達すれば、ほぼ確実に“命の道”に入ることができるでしょう。
マイトレーヤ様の御名を唱えているうちに、心の中に利他性が育まれた者はたとえ御名を唱えた回数がわずかでも、直ちに“命の道”へと入るでしょう。
皆様の誠実な努力を望みます。
竹下雅敏