救済のメッセージ14
平成20年3月19日午後10時
18日(火)の午前10時から30分の間、祝福の光が降り注がれました。これまでに行われた審判の尺度のすべての項目がアナーハタ・チャクラ以上の者は、この光を受け取ることが出来ました。
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20.3.18
8:29
新しき御世へ
さらなるすすみを
これよりいたす
アワウタフフルウミ
告
本日10時に
うたう
アワウタ
きかれよ
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さらに霊的進化に対する必要な基準(波動がサハスラーラ・チャクラ、全託がヴィシュダ・チャクラ以上)を満たしていたわずかな者は、進化の段階を一つ持ち上げることになりました。喜ばしいことに、昨日の光によって解脱に到達した男性が早くも1人現れました。神への全託の境地を高めれば、波動をサハスラーラ・チャクラに固定することは容易になります。この状態を維持するだけで、これからも降り注ぐであろう祝福の光によって、これまででは考えることすら出来なかった高い霊的進化を実現することが可能です。
光を受け取るための“審判の尺度の全ての項目がアナーハタ・チャクラ以上”という状態を「救済の段階」と呼び、霊的進化をもたらす“波動がサハスラーラ・チャクラかつ全託がヴィシュダ・チャクラ以上”という状態を「霊的な段階」と呼ぶことにします。「救済の段階」に到達している者が次に目指すべきは「霊的な段階」です。
「まことに、あなたがたに告げます。もしあなたがたの義が、律法学者やパリサイ人の義にまさるものでないなら、あなたがたは決して天の御国に、入れません。」(マタイ5章20節〉
「霊的な段階」を目指す上で、もっとも大切なことは神々から引き上げていただいた高い水準の徳目(無我・利他、
禁戒・勧戒、識別・離欲、無執着・全託)を日常生活の中で体現することです。こうした徳目のいずれかに反する行動を取ってしまったと感じた場合には直ちに次に示す
「謝罪の祈り」を行ってください。
「母なる神様、私はこれまでの生涯で多くの罪を犯しました。これまでのすべての罪をすべてお許しいただくために、今からガヤトリー・マントラを唱えさせていただきます。」
このように祈ってからガヤトリー・マントラを3唱します。
こうして日常生活でのネガティブな言動や心のあり方を常に反省し謝罪することを怠らなければ、今後も降り注ぐ神々からの祝福の光を受け取ることによって、いずれこうした高い水準の徳目を自分のものに出来るでしょう。このように日々努力して「救済の段階」を維持しつつ、すべての出来事を全能の神のなせる技とみなし、世俗の欲望を捨てて常に真理のみを求める生き方をすることによって、容易に「霊的な段階」に到達することができるでしょう。
ですが多くの方々は、残念なことに世俗に対する欲望(金銭欲、物質欲、権力欲、支配欲、名誉欲、恋愛・結婚願望など)が強く、神への全託どころか「救済の段階」から簡単に転落してしまうようです。私は講演会などで常々、不徳の者(波動がムーラーダーラ・チャクラの者)とは付き合わないようにと忠告して来ましたが、世俗の欲が強い者はどうしてもこのアドバイスに従うことが出来ないようです。
同じ欲を持つ者が集まるのはこの世の常ですが、欲に魅かれて波動の悪い者と付き合うと、どうしても邪気などのネガティブな影響を受けてしまいます。闇に落ちて苦しんでいる者(波動がムーラーダーラ・チャクラで邪気の多い者)は無自覚に相手の気分を害する行動をとりがちです。こうした行為に少しでも不快感を感じた瞬間に、自身の波動は下がり相手の邪気を大量に受け取ることになります。気分が悪くなったことを感じたら、すぐに
ガヤトリー・マントラの除霊と浄化の祈りを行って出来るだけ早くこの状態から脱出しなければなりません。
波動が下がり、邪気を大量に受け取ったとしてもそれだけでは「救済の段階」から転落することにはなりません。問題なのはこうした状態を放置していると、邪気による不快感と相手から受け取った不浄な想念などによる影響で、普段の自分とは異なったネガティブな行動をとってしまうことです。徳目のいずれかの項目に反する行動を取ってしまった場合には、出来るだけ早くそのことに気づいて対処しなければなりません。
比較的軽い罪であれば、ガヤトリー・マントラの除霊と浄化の祈りで十分であり、自分の犯した罪に気づいていない場合でも
その日のうちに(夜中の24時までに)ガヤトリー・マントラの除霊と浄化の祈りを行えば問題はありません。この祈りは犯した罪に対する謝罪が含まれており、加えて波動その他を本来の状態に戻すようになっています。しかし、この祈りを行っても不快感が完全にはぬぐえない場合には、自分の犯した罪を反省してみるとよいでしょう。自分の犯した行為の中に潜在する今まで気づかなかった欲望に気づけば、次から同じ過ちを犯すことがなくなるからです。
しかし
比較的重い罪を犯した場合には、その日のうちに(夜中の24時までに)ガヤトリー・マントラを3マラ(324回)唱える必要があります。ガヤトリー・マントラを3マラ必要とする比較的重い罪の中で、多くの人々が特に犯しやすいものとして、特定の人物に対して強い嫌悪感や不快感や反感、あるいは怒りや嫉妬といったネガティブな感情をもつということがあります。対人関係によって自分の中にこうしたネガティブな感情が形成されたことに気づいた場合には、その日のうちに(夜中の24時までに)ガヤトリー・マントラを3マラ唱えて、神様に罪を相殺していただき、さらにガヤトリー・マントラの除霊と浄化の祈りを行って波動を元の状態に戻してください。
「兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。兄弟に向かって『能なし。』と言うような者は最高議会に引き渡されます。また、『ばか者。』と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれます。」(マタイの福音書5章22節)
こうした処置を怠りその日に犯した罪を次の日に持ち越してしまった場合にはカルマが形成され、「救済の段階」から転落して“ガヤトリー・マントラ“も“ガヤトリー・マントラの除霊と浄化の祈り”もその本来の力を発揮することができなくなってしまいます。こうした場合に、もとの「救済の段階」に戻るためには
「カルマ軽減の祈り」を行わなければならなくなります。
「救済の段階」に到達している人はガヤトリー・マントラの除霊と浄化の祈りをサハスラーラ・チャクラで行うことが望ましいでしょう。この状態を維持している者は祈りによって直ちに波動がサハスラーラ・チャクラに持ち上げられるのがわかるでしょう。しかしこうした感覚がまったく感じられないようであれば「救済の段階」から転落している可能性が極めて高いと言えるでしょう。
転落しないための最も賢明な方法は不徳の者とは出来るだけ関係を持たないようにすることです。しかしこの世界ではこうした人たちとの関係を完全に排除することは出来ません。止むを得ず言葉を交わさなければならなくなった時には、相手のネガティブな影響を出来る限り受けないように努力しなければなりません。この時に最も有効な方法は心の中で「マイトレーヤ様」の御名を唱え続けていることです。“
救済のメッセージ6”に示した方法で御名を唱えることが出来ればさらに大きな効果があります。
家庭や職場という避けては通れない人間関係の中で、不徳の人がいることはよくあることです。このことは逆に言えば、自分の心の中にある負のカルマ(業)を清めるための絶好の機会を与えていただいたのだと理解することが出来ます。すなわち、有り難くも一日中気が付けばマイトレーヤ様の御名を唱え続けながら仕事を行い、行為の結果のすべてを全能の神にお任せすることで心の平安を保つカルマ・ヨーガ(行為の道)を修行することになります。
これまでにも多くの修行者がカルマ・ヨーガによって心の平安(悟り)を得て来ました。今の時代は神々から降り注がれる祝福の光によって、さらにたやすくこれを実現できることでしょう。ひとたび心の中に平安が確立したならば、すなわち「救済の段階」が真に自分自身のものになったならば、周りの関係は今までとは全く異なったものへと変化していることでしょう。
誰も他人や周りの環境を根本的に変えることは出来ません。変えることができるのは自分自身だけです。しかし自分自身が根本的に変化した時には、周りにいる人々や環境さえも変化していることに気づくでしょう。今地球は大いなる変革の時代に入っています。しかしそれをなし得るためには、まず個人の根本的な変革が必要なのです。
竹下雅敏
注)今回のメッセージは、2月22日午後2時の光を受け取ることが出来た者たち、あるいは救済の門が閉じる24日の夕日が沈む時刻までに救済に到達した者たちを対象にしています。現在“滅びの道”に居るものはまず「救済の段階」に到達する必要があります。このための方法論は次回の救済のメッセージで公開する予定です。
追記)文責:ユニティデザイン村岡宏治
16項目の徳目
無我
利他
禁戒(非暴力・正直・不盗・禁欲・不貪)
勧戒(清浄・知足・苦行・読誦・信仰)
識別
離欲
無執着
全託