この仕事を始めて以来ずっと、一抹の不安みたいなものがありました。でも、それをどうやって予防したり、解決できるのかがまったくわかりませんでした。
研修医時代に一緒だった同級生の女医さんのことを思い出します。性格が良くて、同じ学年とは思えないほどしっかりしていて、将来が楽しみな方でした。その彼女が、一度にがん患者を5人くらい受け持ったことがありました。それからまもなく彼女はがんになり、あっという間に亡くなってしまいました。
がんはウイルスだという説もありますから、感染したのかもしれません。または、竹下先生のおっしゃるような邪気の影響を受けたのかもしれません。
でも、患者さんからは何らかの影響を受けていることを実感しました。
私も開業当時は、患者さんを増やすことで一生懸命で、ずいぶん無理をしました。うちは漢方診療です。私は名人ではないので、ひとりひとり必ず脈を診てお腹を触って診察していました。そのうち、脈を診たりお腹を触ってもらうのが目的で来る人がいることに気づきました。よその病院では触ってもらえないからです。それでまた喜んでお腹を診ていましたが、中には「お腹を触ってもらうと元気になる」人がいて、これはヤバイなと思い始めました。
そればかりではありません。うちは心療内科ではないのに、精神的な問題を抱える方がよくみえます。話をていねいに聞いてくれるからということで、その方面の患者さんが増えて大変になりました。
ある日、一家に自殺者が何名も出ている、といううつ病の方の相談を受けた後、私の体がエネルギー切れのような脱力感におそわれ、後の患者さんの診察を打ち切って帰らざるを得ないことがありました。
その頃は、毎日歩いて通勤していましたが、たったの3分の歩行がきつくて、このまま道で倒れるんじゃないかというほど、クタクタの日もありました。
患者さんの方がハワイ旅行をしたり、私よりもずっと元気で優雅な生活をしているのを聞くと、このままだと患者さんよりも私の方が先に逝くのではと思いました。
その後、完全予約制にして患者さんも減らし、さらにガヤトリーマントラとも出会ったことで、患者さんから吸い取られることはあっても、受けることがなくなりました。また、患者さんの層も変わり、前よりずっと楽になりました。
「あの頃の先生は疲れてましたね。心配してましたよ。」と、久しぶりに訪れた患者さんによく言われます。患者さんは気づいていたんだと思いました。
こんな人もいます。私の顔をまじまじ見ながら、
「前の先生はどうされたんですか? もしかしてお嬢さん?!」
それほど、ガヤトリーマントラの効果は大きいことがわかります。
(挿絵:あい∞ん)
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5件のコメント
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朝起き一番に素敵なお話で目を覚ましました。私も随分と助けられてます。しばらくの間、離れていると、邪気を浴びまくっている事を思い知らされるくらいです。娘かと聞かれるなんて、ホントに素敵なお話、良い話をありがとうございました。
私も、とんでもない精神科の医師を辞めさして、いっとき精神科を診ていたときに、ものすごい邪気を感じて、毎日帰るときに、除霊、浄化の祈りと鼻洗いをしていました。精神の患者さんは邪気がひどく対応してたらとてもまともではいられない!精神科は大変です!実際精神科の部長も年に2回くらい
うつになって、やすんでいました。時々長く通っているリハビリの患者さんなどでも、この人治りたくないという潜在意識をもってあるんではないか?と思うことがあります。精神的な腰痛の患者さんを診て、自分も腰が痛くなり、その後本人に聞いたら治ったと云われて、受けついでしまったこともあります。除霊、浄化が一番です。
以前、「死にたい」と洩らす知人の話を3時間くらい聞き続けたところ、翌日一気にダウンし
散々でした。当時、邪気を受けるということを知らず、何でこうなったの?と思いましたが
そういう状況が毎日続くお医者さんやカウンセラーさんは大変ですね。
でも、ガヤトリーマントラがあればだいじょうぶ!
> もしかしてお嬢さん?!
これがすべてを物語っていますね。
素敵な話をありがとうございました!
やっはりガヤトリーマントラって凄いんですね!
いい話しを聞かせて頂きました!ありがとうございます!
治療者でなくてもガンの研究者がガンになったり、美容師、エステシャンでもお客さんが楽になり自分は体も家庭もボロボロの方がいますね。防ぐ、浄化する、共鳴しない生き方が大切だと思いました。