たけしたおばあちゃんのサフラン栽培
たけしたおばあちゃんのサフランは、竹下家の敷地で、数十年以上に渡り代々栽培されて来た球根から育てています!
昔、子供だったたけしたおばあちゃんのおばあちゃんが育てていて、富山の薬売りの人たちがサフランを買いに来ていたそうです。
たけしたおばあちゃんは、
広い敷地内でたくさんのサフランを育てておられます。
球根を植え付けたサフランが、
秋にきれいな紫色の花を付けたら花摘みです!
花から3本の雌しべを抜き取り、風に吹き飛ばされないように乾燥させます。時間のかかる根気がいる作業です。
花が終わったら球根を掘り上げることで、毎年花を楽しむことができます。
翌年はまた球根を植え付け、花が咲いたら花摘みをするという繰り返しです。
■ 竹下家(パータさん)からの情報(パータのスタッフ日誌 第127回より引用)
『実は、国産のサフランの商品を取り寄せ、夫が母のサフランと比較しました。色や香りは劣るのですが、自然に育った我が家のサフランの方が成分的にも良い物だと夫が判断しました。自信を持って売り出そうと思っています。 ドーシャがピッタなので、血行を良くするようで、気持も明るくなるかも知れません。』
サフランとは?!
高貴な香りと美しい黄色に着色される、高価な香味料です。サフランの歴史は古く、紀元前から人類に重宝されていたと言われています。
サフランが高価な理由は?
サフランは、1つの花からわずか3本しか取ることができません。
■ スタッフもプチお手伝い
パータさんが雌しべをとる作業をされるとき、スタッフも少しだけ手伝わせてもらいました。紫の綺麗なお花を割いて、雌しべをそっと摘み取っていきます。
4人で1時間ほど作業して取れたサフランは両手の平に収まるくらいのわずかな量でした。 それを乾燥させると、さらに量は少なくなります。
栽培から収穫・乾燥まで人手が多くかかるサフラン!さらに広い敷地も必要!
世界でもっとも高価なスパイスと言われる理由が少しわかりました。
■ すぐに使わない場合の保存方法
長時間空気中に放置すると、香りが飛び 品質が低下します。
瓶や密封容器などに入れ、冷暗所での保存をオススメします。
美しくお料理を彩ります!
ブイヤベース、パエリア、サフランライス……
色鮮やなサフランを使って、おいしく美しいお料理を楽しみませんか?
お料理へのご使用方法
サフランの黄色い色素「クロシン」は水溶性のため、水やお湯につけて色出しをして料理に利用すると、直接サフランを入れるよりも色が均一になります。
水出ししたサフランは、そのまま料理に入れて食べられます。
■ サフランの色出しと時間経過
サフランをぬるま湯につけた色出しの変化です。
ゆっくり水分につけて色出ししてください!
※極端に長時間の色出しは、香りが飛んでしまうとも言われています。
竹下家も飲んでいます!サフランティー!
お湯を入れたカップにめしべ3本を入れ、色が出てからお飲みください。
竹下家オススメ!サフランウォッカ!
『夫がサフランの有効利用方法を思いつきました。サフラン0.2グラムをウオッカ1本に漬けてみたら、2~3日でこんなにいい色が出ました。
風味も変わり、とても美しいお酒に変化していました。寒い冬にはもってこいかも知れません。(パータのスタッフ日誌
第129回より引用)』
●直射日光を避けて、常温で保存してください。
●摂取量の基準にする目安は、1日に0.1~0.3gです。
●サフランは、5g以上摂取すると重篤な副作用が出る可能性があります。また12gから20gで致死量に達しますからご注意ください。
●妊娠中の方はご飲食をお避け下さい。