アーカイブ: かんなまま

ままぴよ日記 88 「おうちで孫と遊ぶ時間」

 オミクロン株が、凄い勢いで蔓延し始めました。
 アメリカでは、家族の誰かがいつも濃厚接触者になっているようです。でも、ワクチンを打っていれば検査も受けなくていい。症状がなければ学校にも行っていいそうです。
 逆に、ワクチンを打っていなければ、検査、検査、待機、で職場や学校にも行けないそうです。
 何が何でもワクチンを打たせたいのでしょう。

 外に目を向ければ苦しくなりますが、私はおうちに居て幸せな時間を大切にしています。
 さあ、今日は孫達がやってきます。
(かんなまま)
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じいじが作った小さなおうち


息子が週に一度、代診をしてくれるようになりました。お嫁ちゃんも医者ですが、4人目の子どもを産んで育休中。それを利用して、息子と一緒に来て小児科の研修をしています。

という事で、ばあばの所に孫が来てくれるという訳です。上3人は幼稚園や学校なので、1歳1か月の孫だけ来るはずなのですが・・・、なぜかその日だけ体の調子が悪くなって誰かが付いてきます。先週は幼稚園のお兄ちゃん。今週は、2年生のお姉ちゃんです。

しばらく、ばあばが忙しくしていたので、お姉ちゃんが赤ちゃん用のテレビ番組をつけてくれました。主人公のかわいい女の子が派手な衣装で、元気に明るく踊ってお話しをしています。次は歌のお姉さんとお兄さんが出てきました。これまた、派手な衣装、アップテンポのリズムで、どちらを向いても満面の笑みで踊ったり歌ったりしています。全てがオーバーリアクションです。

見ていて疲れるし、違和感を持ちました。本当に赤ちゃんは喜んで見ているのでしょうか?強い刺激で、赤ちゃんが惹きつけられて反応しているだけのような気がします。

ちなみに外国に住む孫達はPeppa Pigが大好きです。
もう少し大きくなると恐竜のアドベンチャー番組のAndy’s Dinosaur Adventuresがお気に入りのようです。

Andy's Dinosaur Adventures Tyrannosaurus REX & STEGOSAURUS Facts

テレビを消して、「さあ、遊ぼう!」と孫達を誘いました。お姉ちゃんは、急いでチビちゃんの靴を持ってきました。ああ、やっぱりお外よね!! 寒いなあ~と思いながらお付き合いをさせていただくことにしました。

ただ歩くだけで楽しいチビちゃん。犬も猫も一緒に出ました。庭がバリアフリーではないのでつまずくポイントがたくさんあります。それが楽しいらしくて何度も転びながら歩きます。

お姉ちゃんは、お正月に落ち葉掻きをしたのが楽しかったので、ほうきと塵取りを持ってきました。大きな葉っぱ。小さな葉っぱ。赤や黄色、木の実もたくさん落ちています。

チビちゃんは、みんなと同じようにほうきを持ちたくなりました。私が小さいほうきを渡したらそれを持ってお散歩です。もっと危なくなりましたが、離しません。

庭の真ん中に、じいじが作った小さなおうちがあります。チビちゃんの背丈にちょうどいいサイズです。中には子どもが遊べる台所とテーブルがあります。9人の孫を遊ばせてくれたおうちですが、もう古くなって床が危なくなりました。これが最後かなあ?

小さな家 photo by かんなまま

このおうちはレイキモッキ(Leikkimökki)と言って、フィンランドではパパが子どものために作ってあげるそうですじいじは得意になって、子育て広場にも作ってしまいました。

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ままぴよ日記 87 「さあ、始まるぞ!明るい引きこもりの生活」

明けましておめでとうございます。
お正月は孫で明け暮れた三が日でした。

寒いのに大人の長靴を履いて川に入り転ぶ孫。じいじの靴を履いて遊ぶうちに脱ぎ捨てて裸足で帰り、お風呂に入れば4人で水を掛け合って脱衣所まで水浸し。そのお風呂は濁り湯と化し、洗濯機は休む暇なし。
作ったおせちは跡形もなく食べつくし、ボードゲームで大人と互角に戦い、外国の孫達からのテレビ電話では英語が飛び交う。
1歳になったばかりの孫は私から離れない。それが嬉しくて腰に手を当てながら抱き上げる。

でも、帰ったからこそ「かわいかったね」「幸せだね」と言える現実。

このまま順調に育ってくれる事を願って止みません。
(かんなまま)
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私の目を開かせてくれた25年間


最近のシャンティ・フーラの時事ブログは、ひと時も目が離せません。

ご縁があり、25年間も竹下先生の教えに惹きつけられてきました。その間、講演会や映像配信で何度も想像を超える話を聞きましたが、すぐには消化できずに保留にしてきました。でも、今や、それらの信じられない悪事が壮大な計画の基に行われてきた事がわかり、もはや疑いようのない現象として私達の目にも明らかになってきました。それは、バラバラになったジクソーパズルが完成するような見事さです。


それを、何と根気よく紐解いてくださったのだろうと思います。25年間、竹下先生の言われることが一貫していたのを見てきました。そして、何一つ強要されたことはありません。科学的な検証の仕方を教えていただいて、自分で確かめなさいと言われます。去っていっても何も言われません。

私は目の前の生活に忙殺され、自分の感覚を磨くこともままならず、先生が出して下さる情報の10%も理解できていないと思うのですが、それでも、知らないうちに私の細胞まで入れ替わっているような気がします。

もしも、先生と出会っていなかったら、今頃は何も疑うことなくマスコミの情報をとり入れ、医者も薬品会社も科学者も良心に沿って仕事をしていると信じていたでしょう。

政治経済や歴史は興味がなく、宗教やニューエイジ系の本を読み漁り、何かが起こるたびにハルマゲドンだ、私は選ばれた人だ、と思っていたかもしれません。

でも、私の中の何かが真実を求めて、25年間この道を選んできました。数々の誘惑にもめげず、よくぞ、ここまで来たものだと思います。

なぜなら、自分の人生の苦行のたびに、先生の生き方の教えが、私の目を開かせて、行く道を照らして下さったからです。それは紛れもなく私の中で起こった事実です。感謝しかありません。

今は先生にお会いすることはありませんが、シャンティ・フーラの情報のおかげで真実を知ることができています。

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ままぴよ日記 86 「支援者が垣根を越えて『産後ケア』に取り組む町にしたい」

 今年最後のままぴよ日記です。色々なことがあった2021年。先ずは休むことなく書けたことに感謝です。
 書いた週は少しお気楽気分。何も考えずに目の前の事に専念しています。次の日曜日頃から題材を考え始めます。
 基本、今の関心ごと、実際に自分がしている事になります。そうしなければ一気に書けません。でも、書く事によって今の自分を整理することができます。
 これは私自身にとって、かけがえのない日記になっています。

 今、娘が暮らすボストンではコロナ感染者が過去最大。一日で9042人、この2週間で90%増加だそうです。1月15日から12歳以上はワクチンを打っていないとレストランや室内施設に入れなくなるそうです。3月からは12歳以下もワクチンを打っていないとそうなるとのこと。

 さあ、来年は明るい引きこもりの生活になるかもしれません。その覚悟はしておきたいと思います。
 そのために、今できる事をしようと思っています。子育て支援の仕上げです。そこまでしておけば、あとは素晴らしい子育て仲間が後を継いでくれます。
 嬉しい予感です。
(かんなまま)
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ママの声を聞こうとしないのはなぜだろう?


15年前に子育て支援の仲間と始めた子育て広場。ママ達の現状を知るたびに次から次へと新たな支援の必要性を感じて動いてきました。

行政の窓口は、子育て広場と母子支援は子育て支援課。公園はまちづくり課、都市計画課。子どもの人権は人権同和課。教育は教育委員会。育休は企画課です。やっと話ができたと思ったら担当職員が何度も変わって振出しに戻ります。


市の子育て支援の計画を作る「子ども子育て会議」や男女共同参画会議、教育委員会や市長との懇談会でも積極的に発言してきましたが人の意識を変えるのは難しいし、行動計画に明記しても人の行動は変わらない事を経験してきました。

そして、まだまだ男社会です。男中心の発想で子育て支援や職場復帰が捉えられているのを感じます。


働く女性の「よくばり」ハンドブック。「同僚、周囲、パパへの感謝と配慮を忘れずに」という文字がママ達の胸に突き刺さります。これを作った働き方推進・働く女性応援会議は男性ばかり。ここに現役ママが入っていたらもっと違うものになっていたはずです。

このように、子育て支援と言いながらママの声を聞こうとしないのはなぜだろう?といつも不思議でした。社会は子育てを女性に任せているくせに、その上、女性も働けという。そして、これだけ働く支援をしているのに女性は仕事場に家庭の都合を持ち込むし、配慮が足りない、よくばりだというのでしょうか?

ママは頭も体も、どこからどこまでが仕事、どこからが家庭と子育て・・と分けられません。9時から5時で仕事が終わるのではありません。

いつも子どもの幸せを願っている、いい親になりたい。でも、なぜ私だけが子どもの世話をするの?パパも同じ親でしょう?復帰後も子どもを預けて働く厳しさ、子どもの病気などで休むと同僚からは迷惑だ、わがままだという目で見られる。男と女、同じ教育を受けて、頑張って就職したのに・・・。つい子どもにあたってしまうのは私自身がダメ親だから?などの葛藤で悩んでいるのです。

先日、NHKで「ママにならない事にしました~韓国ソウル出生率0.64の衝撃」という番組がありました。これを見る限り、韓国は日本より深刻です。男性中心の競争社会のシステムが変わらない限り、子どもを産んだら負け組になる、生まれた子どもも競争社会で苦労すると思って子どもを産まない女性が増えているようです。


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ままぴよ日記 85 「日本の子どもの睡眠時間は世界一」

 まだ子ども達が小さかった頃、夕食後にテンションがあがって大騒ぎをしているのを怒りまくって眠らせたものの、涙の跡が付いた寝顔に懺悔する気持ちで始めた本の読み聞かせ。

 嬉しそうに一人一冊持ってくるので4冊の本を読むことになりました。子ども達は私の周りに川の字になって横になり、耳を傾けます。読んでいるうちに物語の世界に入って行きます。時には感情移入しすぎて泣くことも。でも最後は安心するお話を選んでいました。

 1人ずつ寝落ちして安らかな寝息が聞こえてくるときの幸せ感。「ああ、今日も一日終わった」と安堵したものです。

 今はそれが子ども達の子育てに伝承されています。

 今回は今どきの睡眠について書きます。
(かんなまま)
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朝の授業中が眠たくてたまらない


コロナが少し落ち着いてきたので、学校から電子メディアの規範授業の依頼が増えています。主に小学4・5・6年生。中学1・2・3年生です。

その中で、特に力を入れて話すのは、体を通して遊ぶ事(体験)と睡眠の大切さです。でも、日本の子ども達はどちらも世界一少ない状況かもしれません。

特に驚くのは、全ての学年で11時以降に寝る子が多いのです。何をしているのか聞くと、ほとんどがゲームや動画視聴です。


スクリーンを通してブルーライトを見続けているので生物時計と言われている視交叉上部と松果体が影響を受けて、寝るためのホルモンであるメラトニンの分泌が止まるのです。それで眠れなくなります。通常は朝起きたら太陽を浴びてセロトニンが分泌され、その15時間後にメラトニンが分泌されて眠たくなるものです。

その上、脳が強い刺激を受けて交感神経優位になっています。それで益々眠られなくなり、体内時計が後ろにずれて、朝起きられないのです。

これを睡眠障害と言いますが、コロナ前に比べて病院を受診する子ども達が2倍になっています。でも、専門病院が少ないので、適切な治療を受けないまま不登校になり、益々ゲーム漬け。結局はゲーム依存症になり日常生活が送れなくなります。

日本人の平均睡眠時間(15歳~64歳)は6時間半です(2015年厚生労働省)。ちなみにアメリカは7時間48分、カナダは7時間40分です。NHK国民生活時間調査(20歳~59歳2020年)では50年で1時間以上短くなっているそうです。日本の10歳児の平均就寝時間は22時05分。オーストラリアは20時42分です。


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ままぴよ日記 84 「性教育、どうやって伝えればいいの?」

 毎年、この時期になると落ち葉の絨毯を敷き詰めたようになる庭。久しぶりに庭を掃くことにしました。

 色々な葉っぱが落ちています。無心に掃きながら、いつの間にかガヤトリー・マントラを唱えている私。そして、葉っぱに話しかけていました。
「葉っぱさん、どんな人生でしたか?この庭で幸せでしたか?」と。

 そう言えば、子どもや孫と散歩しながらも「あら、テントウムシさんこんにちは!」「クモさん、そのおうちは何て芸術的なの?」と話しかけます。家の中でも「ゴキブリのゴキちゃん、こんなところにいたの?」と言う私。

 何気ない日常の会話ですが、子ども達も「この世の住人は人間だけではないらしい」と、出会う生き物を身近な存在として感じているようです。

 一方、虫を見つけては「ぎゃー!気持ち悪い」「触っちゃんダメ。汚いでしょ」と親がいつも言っていたら子どもの世界が変わります。殺虫剤、除草剤、水汚染、空気汚染・・・人間中心の世界観を持つかもしれません。

 この世はワンダー。その扉を閉めないで!

 大人がどんなまなざしで物事を見ているのか?暮らしているのか?話しているのか?その日常こそが、子どもを育てるのだと…落ち葉を掃きながら思いました。

 今回は、日常の生活こそが性教育というお話です。
(かんなまま)
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野放し状態の性教育



子ども達の電子メディア漬けが大きな問題になっていますが、それに関連して子ども達の性被害も増えています。ネットで知り合った人に会って被害にあう、ネット上に自分の性的な写真を載せられる、等です。

配偶者や恋人からのデートDVも深刻で、性暴力の加害者の73%は顔見知りの関係だそうです。

子ども達が動画を見ていたら、望まないのに目に飛び込んでくる過激な性の描写。興味本位に友達から流されてくるAV。それを見て、最初は嫌がっていても最後は喜ぶと信じてしまう男子。

以前も紹介しましたが、ニュージーランドの公共放送で流される性教育動画です。


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