ー INDEX ー
1.波動とチャクラ
[1] 波動とはなにか
“波動”とは、エネルギーの質の高さの指標です。
[2] チャクラとはなにか
人間には肉体の他にも高次な身体があり、4つの身体で形成されています。
1.肉体
2.エーテル体(気の体、現在知られている物質より精妙な物質の体)
3.アストラル体(感情に対応する体)
4.メンタル体(思考に対応する体)
これらの4身体をつなぐエネルギー中枢が「チャクラ(chakra)」です。
“チャクラ”は、波動を計るセンサーとして使えると考えて下さい。
■ 粗大なものから精妙なものへの変換機
東洋医学セミナー初級 第9回より要約
チャクラというのは車輪という意味です。
“プラーナ”、”気”が渦を巻いており、それが独特の色に光って見えるので、それを車輪、光の渦という意味で、チャクラという名前が付いています。
チャクラは、上の身体と下の身体をつなぐ変換機のようなものです。
メンタル体とアストラル体、アストラル体とエーテル体、エーテル体と肉体のかけ橋のようなものになるのです。
重力で水が落ちるのを利用して発電し、電気という精妙なものに変換するように、チャクラは“プラーナ”という気のレベルのものを、体内の電気とか磁気のようなものに変換する装置です。
粗大なものから精妙なものへ変換するのに必ず回転が起こらないといけないので、その中枢をチャクラと言っているわけです。
病気になると関係するチャクラの回転が鈍って、他のチャクラの振動数と違う振動数で回り始めます。回転が落ちるのです。回転率を他のチャクラとそろえてやると健康にいいということで、ヒーリングはそういうことをやっているわけですね。
チャクラというのは、非常に人間の想念の影響を受けますので、悪いことを考えるとすぐに回転が落ちるのです。それから周りの環境の影響も非常に受けますので、場の悪いところに行くと回転が非常に落ちてしまいます。
[3] チャクラの位置
チャクラは下図のように、4つの身体に対応した4系統があります。
それぞれの系統に7つのチャクラがあり、上のチャクラほど高い波動に対応します。
したがって、サハスラーラ(第7チャクラ)の波動が最高で、神の波動を示しています。ムーラーダーラ(第1チャクラ)の波動が最も悪く、闇の波動を示しています。
■ 上位の身体とチャクラをもう少し詳しく解説!
出典) 『幸せを開く7つの扉』 ビジネス社 (監修)竹下雅敏人間の体には、肉体より上位の身体であるエーテル体(気の体)が存在しています。
エーテル体は肉体よりもやや大きく、肉体から数センチはみ出しているものです。また肉体と同じ形をしていて色は乳白色です。ちょうどレオナール・フジタの人物画がエーテル体にとてもよく似ています。
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2.チャクラを基準とした波動のレベル
それぞれの身体がどこのチャクラを振動させているかを調べることで、測定対象の波動(意識の高さ、健康度等の状態)が分かります。
肉体・エーテル体・アストラル体・メンタル体のそれぞれの波動を「4−4−4−4」のように数字で表します。
図1のように「4−4−4−4」であれば、すべての身体が下から4番目のアナーハタ・チャクラで振動していることを意味します。
アナーハタ・チャクラは「愛のチャクラ」とも言われ、このような波動の方は、良い状態といえるでしょう。
一方、図2のように波動が「2−1−1−1」である場合は、肉体の波動が下から2番目のスワディシュターナ・チャクラで、残りのエーテル体、アストラル体、メンタル体の波動が一番下のムーラーダーラ・チャクラで振動していることを示します。
これら4つの数字の中でどれかひとつでも“1”が入っている場合、そこに対応する身体の波動が闇に落ちているということになります。特に後ろの3つの数字の中に“1”が入っていてはいけません。
このような状態の方は、人生が苦しく、体調も優れない状態かもしれません。
自分自身の波動を高めることによって、波動の低いもの、人、場所などを確かな体感として識別することができるようになります。
人にも物にも波動があり、それは固定したものでなく刻一刻と変化します。
常に初めて出会った時のように、先入観を持つことなく、その時々の波動を感じるようにしてください。
3.波動を落とさないために
波動を上げるのはガヤトリー・マントラを使うと比較的容易にできます。
ところがすぐに元の波動に戻ってしまいます。そのため何度も唱える必要がありますが、効果がすぐに表われて波動が上がる人と、いくら唱えてもなかなか波動が上がらない人がいます。
その違いは、その人の身体が汚れているかどうかが大きく影響します。この身体の汚れをひとくくりにして“邪気”と呼んでいます。
この世界は、大気汚染やたばこ、汚れた想念などの邪気が至る所にあり、私たちの心身はどうしても汚されてしまいます。その汚れを清めることが、精妙な感覚を磨くために必要不可欠です。
[1] 邪気の進入を防ぐポイント
◇ 環境(住居・職場、都会の汚れ、たばこ等々)
職場や住居などを変えることは大変ですが、いい環境に移った方が邪気の影響を受けにくくなります。
◇ 友人
幸せになりたかったらアナーハタ・チャクラ(第4チャクラ)以上の波動の人と付き合うことです。波動は、地位や名声・才能と無関係です。
◇ 食事
食事には作った人の邪気が入るので、外食するとほとんど間違いなく邪気が入っています。食事の浄化の祈りで邪気を取ることが出来ます。邪気の全く入っていない食事を摂っていると、年を取らずいつまでも若々しくいられます。
◇ 性
波動の低い人と関係をもたないように注意が必要です。
[2] 心身を清める方法
◇ 手洗い・鼻うがい
詳しくは邪気への対処 ページをご覧ください。
◇ ガヤトリー・マントラを唱える・除霊と浄化の祈り
詳しくは除霊と浄化の祈り ページをご覧ください。
◇ 禁戒・勧戒(ヤマ・ニヤマ)の実践
詳しくは禁戒(ヤマ)と勧戒(ニヤマ)ページをご覧ください。
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4.波動測定の方法
熟練すれば対象に意識を合わせるだけで、自分の意識がどのチャクラに対応したかを捕まえ、波動の判定ができるようになります。
しかし、それができるようになるためには、感覚を磨く必要があります。
波動やチャクラが実際にあり、測定できることを確かめてもらうために、「チャクラ・カード(ヤントラ)」を使って波動を確認する方法を紹介します。
チャクラ感覚を磨くさまざまな方法は、東洋医学セミナーの中で解説しています。
[1] チャクラ・カードを使った波動の測定
(1)両面が白い紙を用意します。形は正方形でも長方形でもかまいません。
この紙に、調べたい人・物を特定できる名称を縦書きで記入します。
黒のボールペン あるいはサインペンがよいでしょう。
・調べたいものの名称の後に丸かっこをつけて日時を記入すれば、その日時の波動を調べることができます。
(2)体表のチャクラ・カード(ムーラーダーラからサハスラーラの7枚)を用意します。チャクラ・カードをダウンロードし、両面が白いコピー用紙にプリントアウトしてください。それを枠線に沿って、ハサミでカットします。
■ 体表のチャクラ・カード 無料ダウンロード ■
(A4サイズ・2ページ)
(ご案内)
・東洋医学セミナー初級(第9~11回)には、各身体に対応したチャクラ・カードが付属しています。
(ご注意)
・必ず裏も表も白い紙を使います。
・枠線が残らないようにカットしてください。
・カードには両面とも書き込みなどをしないでください。
・体表のチャクラ・カードを使って調べる場合は、測定対象の体表の波動しか調べることができません。
(3)任意にチャクラ・カードを選び両手の親指でカードに触れます。そのまま対応するチャクラの位置(1.[3]チャクラの位置参照)に意識を合わせリラックスします。意識の位置がチャクラに合い、呼吸が深くなった状態にします。仏像のように目の焦点を合わせず、意識を開いた状態にして体を感じます。
(4)次に、そのチャクラ・カードの上に(1)のカードを乗せます。カードを乗せる作業中も、視線を動かさず意識が開いた状態を維持するようにします。
意識をその場所に合わせたまま、両手の親指でチャクラ・カードとその上の紙に軽く触れます。
(5)(3)と(4)で、感覚的に相違がないか確認します。
●感覚的に一致した場合
測定対象は、チャクラ・カードのチャクラに対応しています。
サハスラーラ・チャクラのチャクラ・カードを使って調べていた場合、その測定対象はサハスラーラ・チャクラの波動ということになります。
●感覚的に相違がある場合
測定対象は、別のチャクラに対応しています。チャクラカードを持ち替えて、(3)~(5)を繰り返し、感覚が一致するものを探します。
なお、7つのチャクラのうち、対応するのは必ず1つだけです。
[2] ムドラーがオススメ!日常生活で使える波動検知
習得しておくと日常生活で応用ができる波動測定は、東洋医学セミナーで解説しているムドラー(印)です。
たとえば、スーパーでの買い物中はチャクラ・カードを使って調べることはできません。しかし、ムドラーは手で印を組むことですぐに調べることができます。
ムドラーである程度の見当をつけてから、チャクラ・カードなどの別の方法で確認を取るようにするとよいでしょう。
東洋医学セミナーでは、チャクラカードやムドラー以外の波動測定方法も解説しています。
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5.写真で見る、波動の違い
[1] 波動の違い
シャンティ・フーラブログ「意識を合わせるチャクラと写真の波動」
(2013/1/15)より一部抜粋
次の2枚の写真は息子の知宏が撮ったものです。
サボテンの方は、すべてのチャクラがアージュナー・チャクラ(第6チャクラ)に合っているために非常に瞑想的・神秘的なものになっています。
コスモスは、体表がアージュナー・チャクラ(第6チャクラ)ですが、神経叢・脊髄のチャクラがヴィシュダ・チャクラ(第5チャクラ)なので、内面の美しさがより強調される感じになります。
この写真は私が撮ったもので、すべてがサハスラーラ・チャクラ(第7チャクラ)に合っているので、神聖な感じになります。
このように意識的にチャクラの焦点を固定して写真を撮る、絵を描くなどで、様々なこれまでに存在しなかったレベルのアートを生み出すことが出来るのです。参考になれば幸いです。
(竹下 雅敏)
[2] さらに詳しい波動の違い
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