大盛況だったふたりのドクターの講演会!
遅くなりましたが、レポートします!
ぴょんぴょん先生 講演会
別府イベントは、ぴょんぴょん先生の講演会から始まりました!
今年2月「病院嫌い」の医師 ぴょんぴょん先生が、インドのアーユルヴェーダ病院に21日間入院し受けられたパンチャカルマの貴重な体験談をお話しくださいました!
印象的だったお話しの一部分、手ぶれブレブレですが動画を撮影しました。熱いピッタ的講演!ぜひご覧ください。
[ 折りたたむ ]
◇動画文字起こし◇
最初の診察の時に脈診をするんですよ。まず、主訴を聞きます。あなたのどこが悪いのか。私の場合は、旅行会社のマキさんという方が通訳をしてくれました。インドの英語はすごく分かりづらいのね。
私は特に病気はないのだけど、鼻血に困っていたんですよ。血の気が少ないのに、出すのがものすごく多くて、だんだん鼻血が出るようになった。それが10年くらい、ついこの間までずっと。なにかある度に鼻血が出て。白血病じゃないから、3分以内にはちゃんと止るんだけど。
でも、患者さんのおなかを診ようと思うと、おなかに血を落としそうになる。ティッシュを鼻にとめて診察をしていましたよ、本当。
そのぐらい、血が出やすかったの。長く顔を洗えないの。洗顔石鹸をやると長く下を向いておかないといけないでしょう。洗面器が赤くなっちゃうからね。
あと、竹下先生がオススメする鼻洗いも血が出るのよ。だから鼻洗いもできないし、どうしようと思ったの。
だけど、そこで先生に「鼻血」と言って、脈を診てもらって。私の体質、いわゆるドーシャ、気の性質を「ピッタ」と(言われた)。
「ピッタ」「カファ」「ヴァータ」とあって、ご存知だと思うんですけど。
「ピッタ」というのは、地、水、火、風、空の中の”火”が強いんですね。
それで、”火”の要素はやっぱり赤い、血と関係があるの。
だから、出血とか貧血はすごく関係がある。
それを脈で、一発でピッタと言ったんですよ。
あと、「何時ごろおなかがすきますか?」と言われて「11時」と言ったんですね。それもピッタだと言われました。
「ピッタはおなかが空いたら我慢をしないで食べないといけません」と言われました。ピッタが増えるんだと思うのね。
私は修行好きだから、若い頃 断食ばかりしていたんですよね。あんなのも悪かったかもしれない。断食をして青あざができたりしていたから、内出血をしていたから、ピッタが増悪していたんだと思うのね。
その日 さらさらっと先生が処方箋を書いて、どの薬、どういうトリートメントを何日やるかを全部決めてくれたんですね。
それでその日からトリートメントをはじめた。
受けたトリートメントは、7日目までがオイルマッサージ。
オイルマッサージだけじゃないんですね。薬液をかけるマッサージなんですよ。あとで写真を見せますけど、解剖台みたいなのに寝かせられるんですね。「まるで解剖台じゃん!」みたいなね。液体が下にながれるようになっているわけですよ。
木の一刀彫りです。木の上だから痩せている人は痛いかもしれないけど、私は肉があるから全然大丈夫だったんだけど(笑)
1人に対して、セラピストが2人つくんですよ。だからふたりで片側ずつマッサージするの。だからすごく早いの。それから2人で漏斗を持って、温かい薬液を入れて、サーサーッと流していくの。表裏、表裏って。
最高に気持ちがいい!
で、あれは痩せるのよ。なんで痩せるのかというと、むくみが取れる。だから体重ってほとんどむくみなんだよね。(会場笑い)
まだね、パンチャカルマまでいっていないんだよ。これは準備段階。
準備段階で、こんなに効果があるの。
それより大事な鼻血の話しをしないといけないんだけど、(インドに)着いて1日目のトリートメントを受けて、薬を飲んだその次のから、もう1回もない!
だって、その前の晩、ものすごく疲れて着いて、その疲れた話しもあるんだけどね。夜中に着いて、汗びっしょりだからシャワーを浴びて、頭に真っ白いタオルを巻いたまま、ドダンと寝て、朝気がついたら真っ白いタオルに鼻血が付いていたの。「しまった~!」と思って、一生懸命洗ったんだけど。
その日まで(鼻血が)出て、その後は入院中、1回も出なかった。
すっごい楽だった。「鼻血がでないってこんなに楽なんだ!」と、思い切って鼻を洗っても大丈夫だった。
だから飲ましてもらった薬が良かったんだと思う。あとトリートメントがよかった。それで、鼻血は最後まで1回も出なかった!
気持ちがよいオイルマッサージやあこがれのシロダーラ、体内のアーマ(未消化物が毒素となったもの)が排出された話しなど、笑いを含みながら興味深い話しが続きました。
このパンチャカルマ経験は『南インドでアーユルヴェーダ ~医師のパンチャカルマ体験~』と題して、今夏から3ヶ月間の連載開始予定です!どうぞお楽しみに♪
後半は、病気や体に関する質疑応答でした。
司会進行は、医療現場をよく知るKM様にお願いしました!
体のケアや病気について、ぴょんぴょん先生のこれまでの経験を元に、すぱっと分かりやすい説明でお話しくださいました。
「体が懸命に治癒しようとして、治ったら『ありがとう』。それでもダメならそのときはそれまで!」と、なんとも潔いお話しが明るく語られます!
「自分の体を信じる!」「自然治癒力の働きを妨げる”いらないこと”は極力しない」
『ねじれの医学』の続編のようなお話しで、とても参考になる内容でした。
たそがれ金ちゃん先生 講演会
イベント2日目。
たそがれ金ちゃん先生は「癒やし」の講演でした!
金ちゃん先生の様々な動きやお話しに、何度も何度も会場は笑いで包まれました!
はじめに、『たそがれ金ちゃん先生流 太陽礼拝(ヨガ)』を紹介され、参加者の人も一緒に行いました。
休憩をはさみ、200人以上の患者さんを看取ってきた金ちゃん先生が、生と死について30分ほど講演。
淡々とした語り口でしたが、患者さんとそのご家族にどのように向き合って来られたのか、ところどころで金ちゃん先生の熱い想いにジーンとしながら拝聴しました。
最後は、ゆる体操!!!
金ちゃん先生がピヨちゃんTシャツを着て、体を緩める体操を教えてくださいました♪
金ちゃん先生の動きが、それはも~楽しくって「先生、かわいい!」という声が飛ぶ中で、会場は大盛り上がり!
参加者の方も立ち上がって、体をユルユル!体操を楽しまれていました♪
◇
参加者の方にいただいたアンケートの結果を見ると驚がくの高評価!!!
お客様にご満足頂けて、講師陣とともにシャンティ・フーラも安心いたしました。
素晴しい講演者、そして講演を盛り上げてくださった参加者の皆さまに感謝申し上げます。
◇
次回のブログで、物販や交流会の様子をレポートいたします!