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連載休憩中でしたが今日から復活です!Vol.24からの続きです。
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急遽、職人のご兄弟おふたりに参加してもらってのログ積みが始まり、夫婦ふたりでのセルフビルドとは言えなくなりました。
ただ、職人さんに委託するのではなく、”応援(すべての責任は私たちにある)”として入ってもらいました。
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職人さんを迎えた初日の朝、ログ積みの手順や注意点をお伝えしました。
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・ログ材に貼ってある番号に従って、木と木が交互になるように積み上げていく。
・ログ材には、ダボ穴と電気穴、通しボルト用の穴があいている。
・ログ材を積み上げるごとに、ダボを入れて欲しい。
・ログ材の上にシーリングテープを貼る etc...
器用で大工仕事も詳しいおふたりなので、少しの説明だけでご理解され、すぐに作業がスタートしました。
◆ダボ
ログ材を1本積み上げるごとに、職人さんにはダボを忘れないように入れてもらいました。
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引用:ログハウスマガジン 2016年9月号
ダボとは、横に積んでいるログ材同士を一体化させ、横ずれを防ぐためのものです。
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ダボの木材を、慣れない丸のこを使って決まった長さにカットするだけでも時間がかかりました。
◆役割分担
ログ材は見た目以上に重たくて、運ぶだけでも重労働です。重たいものは、40〜50Kgほどあると思われます。
私たち夫婦はふたりで1本の木材を運ぶことが多かったのですが、職人さんは長いものでも、ヒョイとひとりで肩に乗せて運ばれます。
素人の私たちと比べて、体力、筋力、体の使い方がまったく違いました。
ログ材の両端にあるノッチを、息の合ったご兄弟がかけや(大きな木製のかなづち)で叩いていきます。
叩くときの音がずしっと重たく、叩く回数が少ないのにログとログがどんどん噛み合っていきます。
職人さんがおられる間、何度「すごい!」と言ったか分かりません。
作業が進んでいくうちに、自然と役割分担が決まっていきました。
・職人さんは、ログ材を積み上げていく。ダボを打ちつけていく。
・夫は全体を眺めながら、ダボを切ったり、職人さんが必要なものを揃えていく。
・私は次に積み上げるログ材を探し、軽量なものは積み上げる近くへ並べる。
ログ材にシーリングテープを貼る。
これまでの作業が嘘のように、すごいスピードでログが積み上がり始めました!
◆ お願い ◆
ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。