シャンティ・フーラのブログ

2017年1月10日 の記事

Vol.26 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~ログ積み 2段目以降(2)~

ログハウス

Vol.25からの続きです。

◆2回目の木材搬入

現場で木材を置くスペースが確保できないため、木材加工会社に注文した木材の搬入は2回に分けていました。1回目に送ってもらったのは、ほぼログ材だけでした。

職人さんたちが次の現場に行く前にログ積みが終わってしまいそうだったので、屋根も手伝ってもらうことにしました。
ログ積みが終わる前に、屋根材を搬入しておくよう 残りの木材を届けてもらうための手配に入りました。

前回、トラックから木材を降ろすためのクレーンの予約が大変だったのですが、今回は職人さんが予約をしてくださいました。(クレーン会社と付き合いがある職人さんだと予約が取れやすい!)

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また、道路使用許可証は、前回の申請時に「1ヶ月以内に2回 道路を使用する」と申請していたため、再申請は不要でした。

2回目の木材搬入時、ログがある程度 組みあがっていたので、木材を置く場所を確保しやすく、仕上げ材は雨に濡れにくい軒の下に入れるなどの工夫もできました。クレーン代金は2回分必要でしたが、作業効率や木材の保管場所などを考えると、私たちの現場では分納のメリットは大きかったです。

◆足場

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職人さんから室内に足場を組むために “根太(床板を支えるため、床の下に渡す横木)”を入れて欲しいと言われ、夫と私はその作業に入り、ログ積みは職人さんにすべて任せました。

慣れない大工仕事で、私は1本の根太をつけるだけで時間がかかりました。長い釘がなかなかまっすぐ打てず、結局 職人さんにも手伝ってもらう始末でした_| ̄|○

根太ができたところから、その上に合板を敷き、仮の床を作りました。

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ログ材が積み上がっていくと足場が必要になりますが、足場にお金がかけられないので2本の脚立を移動させながらやっていこうと考えていました。

しかし、職人さんがたくさんの脚立や足場板などを持ってきてくれました。知り合いの方達からも借りてきてくれたそうです。ログ建築中、その他にもたくさんの道具類を貸してくださいました。

職人さんは効率良く安全に動けるように、足場をきちんと整備してから作業に入るようにされていて、足場の大切さを教えてもらいました。

◆職人さんに感謝!

職人さんがこられてから、自分たちのペースとはまったく違うスピードで動くようになったので、毎日クタクタでした。夫婦ともに夜は眠いのに、体が痛すぎて何度も目を覚ますという経験をしました。朝起きても、疲労が抜けていなくて体中が痛かったです。
(ふたりとも手の薬指が「カクカクする」というよく分からない現象も起こりました。)

普段、体を動かしていない私たちだけと思いきや、職人さんも朝起きると体がバキバキで痛いとのことでした。重たいログ材を抱え、かけやで打ち込むというハードな仕事をやってくださっているからこそ。

仲の良いご兄弟は、言葉少ないのに阿吽の呼吸でログ材を積んでくださいました。日頃から一緒に仕事をしているおふたりだからこそ、スムーズに進んでいったように思います。
ログ積みは二人以上での作業が効率的ですが、もしも職人さんひとりだけに応援を頼んだら、素人の私たちとは体が違いすぎて、お互いに負担が大きかっただろうと思います。

さまざまな場面で、職人さんが臨機応変に、かつ協力的に対応をしてくださったことに大変感謝しています。

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。