シャンティ・フーラのブログ

2023年1月11日 の記事

[スタッフ日誌] 第311回 パータの庭便り49

皆様、こんにちは。
今年もどうぞよろしくお願いします。

新しい年が始まりましたが、皆様のお正月はいかがだったでしょうか?
我が家は、いつも通りに息子が帰省して、家族3人で水入らずの5日間を過ごしました。家族と過ごすのが大好きな私ですが、毎食の準備が大変に感じるこの頃です。また喉の痛い日が続き、体調管理にもエネルギーを割きました。

ビタミンCの摂取、足湯などで喉の痛みはなくなりましたが、息子の滞在最終日は頭痛が酷く、お腹も壊しており、ノロウイルスの再燃か…牡蠣食べていないのに、と思っていました。
気分がすぐれなかったのですが、息子を駅に送らなければならず、ガヤトリー・マントラを唱えながらなんとか運転して帰宅しました。
帰宅して、「ああ、頭が痛い」と言うと、夫が杏仁(杏子の種)を食べるよう勧めてくれました。口に入れて噛んで飲み込んだ瞬間、頭痛が半減したのには驚きました。いつもは毎日食べているのに、忙しくて食べていない日があったことを思い出しました。

普段は一緒に過ごしていない息子から、何かしら影響を受けたのは間違いないことと思っています。息子を迎えに行った時、酒屋で買い物をしたことも影響しているかも知れません。しかし、若い息子は元気でした。
60歳を超えた今、しばらく気を抜かず、健康に気を付けて過ごしたいと思っているところです。 皆様も、お気をつけてお過ごしくださいますように。

【盆栽の梅】

元旦に合わせて咲いてくれました。忙しくて満開時の写真を撮っていないのが残念です。

【黒大豆の脱穀】

息子に黒豆の脱穀を手伝ってもらいました。四方を簾(すだれ)やブルーシートで囲んで、その中でバンバンと大豆の枝を床に叩きつけるという原始的な方法が、自分達で出来る最も効率のいい脱穀方法だとわかりました。
この写真の黒大豆だけで、3.6kgあります。昨年は1㎏未満の収穫だったので、今年は豊作。
まめまめしいという言葉がありますが、穀類の収穫は、本当に手がかかって大変です。でも無農薬の大豆が手に入る喜びが一塩でした。

【自家製スミレ】

スミレの種を9月に蒔いたら、20個近い苗が出来ました。これはコスパがいいです!
あちこちに植えたので、来年の春に花盛りになることを楽しみにしています。

【今日の情報:カマキリ続報】

昨年末にお伝えした我が家のカマキリちゃん、スプレーでシュッシュして一日に何度も水やりしているだけなのですが、4~5匹生きており、身体も2倍の大きさになりました。

昨年末には3匹とお伝えしたのですが、元旦には、窓ガラスと鉢植えの上で合計6匹居るのを発見。狂喜して良い新年のスタートを切ることが出来ました。

カマキリちゃん誕生から2週間たったお正月が、第一回目の脱皮の時期でした。脱皮は命がけみたいです。元旦の朝、写真のカマキリが、1本の足から脱皮殻が外れず、足を振り回していました。しばらく待っても状況が変わっていなかったので、試しにピンセットでつまんでみたら、運よく足から脱皮殻が外れ、その子は無事。ほっとしました。この時期のカマキリの脱皮殻を見るのは珍しいと思うので、載せておきます。

他にも色々と出来事が起こりました。
我が家では、元旦のお昼にガラモン家でお正月の食事を囲むのが通例行事です。1時間ばかし時を過ごし、息子の後ろについてログハウスに戻ろうとして、息子の肩に一匹のカマキリちゃんを見つけました。

我が家は小さな一部屋のログハウス。息子が戻るとなると場所の確保に努力が必要となってきます。さらに、今年はカマキリちゃんやら植木鉢が占領していてなお狭い。そして、息子が帰省時に座る定位置がカマキリの生息場所の窓際です。今年息子の寒さ対策にベストを用意したのですがその色が深緑で、カマキリちゃんがなんかしら安心してピョンと息子の肩に飛び移ってしまったと思われます。

ガラモン家で時を過ごし、ガラモン家や戸外は危険と判断したのか息子の背中から離れずに、無事に我が家に戻ったカマキリちゃん。無事で良かった~と手を差し出すと、ピョンと私の手に飛び乗り、植木鉢の傍に手を持って行くと、ピョンと飛び降りて無事に帰還したカマキリって、頭がいいかもって思います。

しかし、その2日後に悲しいことが連続して起きました。
3日の朝に、脱皮殻から抜けきれていない小さいカマキリを見つけました。動きも少なくなっていたのですが、放っておけないので、夫が虫眼鏡とピンセットを用いて脱皮殻を外そうと試みました。ひどくくっついていて、人が力を加えてかえって身体が障害されたのもあるでしょう。脱皮殻は外せたもののお亡くなりになりました。救えない命もある…と、カマキリちゃんをしばらく手の上に載せてお別れをしながらお昼ご飯を作りました。

そして、食べていたお昼ご飯。息子の飲んでいた中華風スープに何かが落ちたと思ったら、息子の肩にまたもカマキリちゃんが載っていて、無謀にもスープにダイビング…。水洗いしても救えず、この日、2匹のカマキリを失ってしまいました。

それからは、カマキリの残数は4匹と思っていましたが、8日に数えると5匹に増えていました。 家のどこに居るのかはよくわかりませんが、明るい時は窓辺に集まってきます。窓ガラスで飛び回る小さな羽虫をよく見かけ、それを捕まえて食べる姿も目撃しています。植木鉢の植物にボカシ肥料を与えていますが、そこから虫が発生して餌の供給源になっているようです。

餌が十分かしらと心配して、時々、ヨーグルト、甘えび、塩抜きしたハム、動いているアブラムシを爪楊枝の先に載せ、カマキリちゃんの顔の前で虫の様な動きをすると食いつく子もいます。しかし、大概はそっぽを向かれるので、今のところ、食には困っていないようです。

というわけで、日に何度も様子を確認して忙しい私。かねがね何か飼いたいと思っていたのですが、まさか家の中でカマキリを飼うことになるとは思いませんでした。
というわけで、「おうちカマキリ」状態を継続できているのでした。

皆様の日々も、楽しく安寧であるようにと願っています。

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パータ こと 泰子