シャンティ・フーラのブログ

[スタッフ日誌] 第350回 パータの庭便り88

皆様、こんにちは。
自公が負けた参議院選挙も終わり、トランプ関税が15%になるのはいいがスゴイお金をアメリカに貢ぐことになるらしい日本は大丈夫なのか?
また今年は雨が降らないカラカラの陽気が続き、特に日本海側での雨不足が深刻とのことで、秋にお米が十分に採れるのか、と心配の種は尽きません。
先行き不透明な日々ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私は、蓄電池設置のおかげで電気代をあまり気にせずエアコンを使えるので、28℃くらいの室温の中で夏バテせずに過ごしています。また、7月の初めに草刈り作業をして一度しっかり汗をかいて、汗を出せる身体になったのも良かったようです。

さて、1か月ぶりの投稿でして、大変にご無沙汰しておりました。この1か月間は多くの出来事があり、忙しくしていました。前回の庭便りに書いたように、7月は私にとってはターニングポイントとなりました。

まず、例の7月5日は、我が家にとってはガラモン事変の始まりの日でした。
詳しくはおいおい書いてまいりますが、寝たきりで体調の悪かった実母も先日死去しまして、その対応にも気ぜわしくしていました。

何かと気が休まらない毎日が続いていたのですが、今はやっと日常に戻れたかな、というところです。人生色々ですが、明るく前を向いて過ごしたいところです。

【月下美人か?】

7月12日、満月の翌朝、ガラモン家の植木鉢に水をやっていると、サボテンの様な植物に白い花が咲いていました! 綺麗と思って撮影。
調べてみると、月下美人に似た孔雀サボテンの白花らしい。

翌日には赤い孔雀サボテンも咲きました。
紅白の花を見ることができ、先行きの明るさも感じたのでした。

【補色のカマキリちゃん】

今年は、あまりカマキリの姿を見ません。
この子は、うちで順調に大きくなった1匹のカマキリちゃんです。
赤色の愛車に佇んでいて、カメラを取りに戻る間、待っていてくれました。

【赤カブの花】

冷蔵庫の野菜室に、見過ごして食べる時期を失い、硬くなって本来なら捨てられる運命だった赤カブがあるのを発見しました。葉っぱが出ていたので、試しにと植木鉢に植え日陰で育てたところ、あっという間に株を伸ばして、現在も花をつけ続けています。
お味噌汁の具材に使っています。

【ガラモンさんの肋骨骨折の顛末】

ガラモンは強かった。

94年生きてなお、自分の足で歩き、介助なしで食事を摂り、トイレに行き、布団を整え、洗濯物を畳み、お風呂にも入ることができ、1人暮らしを謳歌しているガラモンなのであった。

目の前には幼少期の風景が克明に浮かび、部屋の中にいるという誰かと大きな声で会話している。
昔の記憶は鮮明に蘇り、物語の様に話すことができるのだ。
だが、5分前のことは忘れてしまう。
今日が何月何日の何時かはおかまいない。
自分の目が醒めた時、調子が良い時に、ベッド上で新聞を読むのが楽しみだ。
冷蔵庫の中にある好物のお菓子を食べ、夜には食事も運ばれてくる。掃除・洗濯からも解放されて、生活に心配なく、自分の建てた家でのんびりと過ごしている。

元気な時は、遠くないところで気の向いたところに赴き、これまで何度もこけてあちこち打つも軽傷で済んできた幸運なガラモンさん。
傷が治って身体が軽くなれば、若い時の自分の気分でそこら辺を歩きまわっていたのだ。

しかし、使い続けたガラモンさんのお尻に異変が生じているのをパータが発見したのが、かの有名な7月5日だった! 便もれとそれによる肛門周囲の皮膚の発赤やただれによる痛みで苦しんでいた。
パータは毎日お尻を洗って薬を塗り、酪酸菌の錠剤を飲ませる等の諸対策を施し、お尻周辺の症状が落ち着いてほっとしていた13日の夜、ガラモンさんが転倒したのだった。

夕食を持って行った時、珍しく薬を持参し忘れ、ログハウスに取りに戻り、もう一度ガラモン家を訪れると、ガラモンさんの姿がない。
耳を澄ますと、「うん、うん」と唸り声が聞こえ、隣の部屋の縁側で仰向けに倒れて動けなくなっているガラモンさんを発見。
「こけたんじゃ、ここが痛い」と左脇腹を示すガラモンさん。

35㎏の身体は軽い方とはいえ、私1人では動かせない。夫を呼びに戻り、2人でガラモンさんの体を起こし立ち上がらせベッドまで10歩程歩いて横になってもらうが、痛みが酷くてベッドの上で脇腹をさすって痛がり続けていた。

これは、肋骨の骨折かヒビか、良ければひどい打ち身。
日曜日の夜でもあり、22時に訪問看護師さんに連絡を取り、翌朝来てもらうことにして様子を見ることにした。気になって眠れぬ夜を過ごしたパータ。
夜中に2度ガラモンさんの様子を確認し、補水ゼリーを飲ませて脱水の予防にも努めた。驚愕したのは、夜中の3時に行った時、ガラモンさんが自力でトイレに行っていて、電気を消し、開けていたドアも閉めていたこと。あの痛みでどうやって動いたの?
ともあれ、無事朝を迎えることが出来たのだった。

翌朝、訪れた訪問看護師さんと相談して、訪問診察医のいるホの口病院を受診することになり、痛がるガラモンさんを何とか立たせて、夫の介助の元私の車の助手席まで歩いてもらい、無事に乗り込ませることが出来て、まずは関門突破。

念のため入院の支度もして、車で25分のホの口病院をめざす間、何事もなかったかのごとくゴキゲンのガラモンさん。肋骨骨折は座っているとあまり痛くないのは、私も経験済み。

病院について、まずまずスムーズに車椅子に移動でき、毎月1回ガラモン家を訪れて下さる訪問診察医師にすぐ診てもらい、コルセットを巻いてもらったらかなり楽になった様子。
そして、レントゲン、CT、心電図検査など受けてわかったことは、左肋骨10番骨折と心臓機能のかなりの低下だった。寄る年波に勝てずということか。
そして、肋骨骨折は「時間が薬」とのことで、帰宅OKになり、もう一度車に乗ってもらって無事帰宅したのだった。

車を降りたガラモンさんに、「お疲れ様」と言うと…
返った言葉は、「楽しかった!」だった。

竹下家の血筋は、逞しいのかも知れない。

検閲マーク-小

パータ こと 泰子

2件のコメント

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  1. にこちゃん on

    パータ様、いつも庭便りの御福分けや学びを本当に、ありがとうございます。
    お母様の今生の御卒業、そしてガラモン様の日々の生活の御手伝いや御身体のケアなど、短い御言葉の中には、沢山の沢山の日々の大きなガンバルダや、
    言葉ならない想いも含めて、、、、ほんとうに、本当に、おつかれ様でございました!!
    そして、シャンティ・フーラさんの日々の御仕事も、感謝いっぱい申し上げます!!
    毎回お花ちゃん達が美し過ぎて、、、、花嫁さんのように観えてくるのです♡一番かがやいている幸せな姿のように感じられて、観せていただける事が、とっても有り難いです♪
    真っ赤なお車に佇むカマキリちゃんの黄緑♪可愛いらしい薔薇さんのようですね♡
    様々な御仕事に、おいそがしい日々の中に、お花ちゃん達に癒されて元氣を頂いて♪心地良い風さんにほっこりされて♪美味しいお茶やおやつやお食事で、パータ様が御健やかで幸せな一時に沢山出逢えて、心地良い日々をお過ごしになられますように^^
    いつも、いつも、たくさんの感謝と御礼の気持ちを込めて「ありがとう」ございます♡

  2. 匿名希望 on

    パータ様こんにちは。
    先ずは、お母様のご逝去 お悔やみ申し上げます。
    庭だよりを読みながら、とてつもなくお忙しい日々を送られた様子が伝わってきます。
    私は、昨年9月に父が帰天しました。
    父の死亡連絡があった時には、不謹慎と思われるかもしれませんが、安堵しました。
    緊急入院して意識もぼんやりしている中、母は、ここにはかけない言葉を父に言ったとお見舞いの時に私に言うのです。いつも、気をおとすことを平然と私にはしてくる母。さすがに、絶句しました。今年は4回母に会いましたが、どうしても身構えてしまいます。スゥエーデンボルグの宗教講座の映像配信を何度もみて、気持ちの立て直しをしました。また、一問一答の映像配信の中の先祖供養の回答も、私の中のモヤモヤを一掃してくれました。
    庭だよりを読みながら、孔雀サボテンきれいだな。ガラモンおばぁちゃまは、お花がお好きなんだな。今は、夢うつつがいりまじってるけど、幸せでいいなと思います。
    サポートする家族は、大変ということもわかっています。お体、大切に。

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