これまでに寄せられた質問と回答をまとめています。
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宗教学
「意識の展開図」と意識-心-物質の相互の関連
質問
現在の私の中では、意識とは見るもの・認識するもの・照らすもの、心(精神)や身体(物質)とは見られるもの・認識されるもの・照らされるもの、そして身体が存在すれば、心と意識の3つが必ず存在する(三位一体のような感じ?)と理解しています。
個我から無意識~顕在意識が生まれてくる「意識の展開図」の説明の中で「コーザル体意識」~「肉体意識」が存在するのと同じく「コーザル体の心」~「肉体の心」、「コーザル体の身体」~「肉体(物質的身体?)」も同じように展開しているというお話があったかと思います。
「高邁の精神」「大丈夫」「良知」・・・などが「意識」というよりは「心」の働きのような気がしています。東西の様々な思想家・哲学者が到達した段階を「意識の展開図」を使ってご説明される場面が沢山の動画の中で出てきますが、私の中で「意識」と「心」の区別が混乱してきました。
回答
意識の展開図は、その中に五唯や五大がありますが、これらすべてを意識として説明しています。通常の理解では、五唯や五大は身体(物質)と理解されますが、宗教学講座では、すべてこれらの用語は、意識であると説明しています。
従って、様々な思想家の到達段階も、意識のレベルとして表現しています。ですが、この意識としての到達段階は、同時に、心や身体(物質)のレベルでの到達段階としても表現できます。これら、意識-心-物質の相互の関連と界層の違いは、上級講座で学びます。
イニシエーションに関係する霊的身体とその界層
質問
宗教学講座 初級コース 第277回 神智学(進化段階と光線構造) では、光線構造とイニシエーションの関係について、
「第五イニシエーションが“魂”(上位メンタル体)の、第四イニシエーションが“パーソナリティ”(低次メンタル体)のコントロールを意味している」(39:00辺りから)ということですが、
ここで言う上位メンタル体は、メンタル界を7つに分けたときの上位の4つ、 低次メンタル体は下位の4つに対応しているとすると、 第三イニシエーションと関係している“メンタル体”はどこの界層と対応しているのでしょうか?
“パーソナリティ”はメンタル体以下のすべての身体の複合体なので、下位メンタル界以下のすべての界層と対応しているような錯覚に陥っています。
回答
第五イニシエーションの魂は “アンタカラーナ(内的心理器官)” のことで、上位メンタル体ではありません。第四イニシエーションのパーソナリティ(低我)はメンタル体・アストラル体・肉体(神智学では肉体と表現しますが、正確には粗大体です。)の複合体で低次メンタル体ではありません。パーソナリティは、下位メンタル界以下のすべての界層に対応します。第三イニシエーションのメンタル体は、メンタル界の下位(第4〜7亜界)に対応します。
ナーガルジュナの支離滅裂な論理と大乗仏教徒達の目的
質問
ナーガルジュナの中論は「でない」(等しくない)を「がない」(存在がない)と混同したため、二重も勘違いを犯してしまった大乗仏教。説一切有部は、過ちはあれど理解していたのだから、もったいない。ここに以前から指摘されている、宗教のレベルの後退が見て取れるわけですね。
レベルを継承できなかった原因の一つに、言葉の混同があった訳ですが、そこに、当事者たちの到達している意識の違いもあり、元のレベルに回復できなかったということでしょうか。
回答
講座の中で触れることが出来なかったので、ここでコメントします。「でない」と「がない」の混同はナーガルジュナの場合、意図的なものだったと思います。八千頌般若経の思想を宗教哲学としてまとめ上げる意図だったと思うのですが、八千頌般若経の思想自体が支離滅裂で矛盾に満ちており、意味をなしません。ナーガルジュナの中論も同様で、論敵の言葉とナーガルジュナの反論はほぼ同じで、言葉の意味づけ次第で肯定にも否定にもなるいいかげんなものです。哲学と言える論理性はもちろんありません。
問題は、大乗仏教徒が、これらの無意味な思想で何をしたかったのかです。恐らくあらゆる善悪を空文化することだと思います。要するに無我を悟った仏は善悪を超越した存在で、あらゆる法の上にいる存在だと考えていたのだと思います。クリシュナが“殺せ”と命じれば人殺しは善、逆らうことが悪です。しかし、神を絶対者として信じる場合には、いまだ善悪の観念から抜け出せてはいません。しかし、大乗仏教徒の場合、空を悟った賢者には善悪はありません。人を殺そうが、女性を犯そうがどんなことも平気で行なえます。善悪を越えた存在ですから…。実際のところ、マイトレーヤを中心とする賢者たちが、この地球上で行なってきたのは、まさにそれです。彼らは神を気にする必要も、命令に従う必要もなくなったので、まさにやりたい放題です。これが大乗仏教の意図だと思われます。
ところが、諸法無我で、カルマを超越しているはずの彼らには、しっかりとカルマが記録されていて、天界の裁きによって、ほぼ全員が滅び去ってしまったというわけです。
八千頌般若経に従えば、“善悪を超越した仏”という存在自体が存在しません。彼らの論理は一言で言えます。“私は全く正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから。” これが大乗仏教のすべてです。
初級コース「意識の進化と界層」の説明の矛盾(モナドとアートマンの位置)
質問
質問への回答、国津神第5レベルにモナドがある者のアートマンの位置ですが、初級コース「意識の進化と界層」の講義の一部で別の場所を指していることがあります。回答
回答「太陽系第3レベル(国津神第5レベル)にモナドがある人の場合のアートマンの位置は、欲界の他化自在天の第4層」−この記述が正しいと思います。ですが、この記述も含め、いずれ正確で完全な全体像を提示出来ると思います。実は、それが上級講座の主題です。ですので、初級には、ところどころに細かいミスがありますが、いずれ正確な情報が判明した時点で、訂正させてもらうことになると思います。上級講座では、太陽系第3レベルだけではなく、すべてのレベルでの正確な情報を提示する予定ですので、それまで申し訳ないがお待ちいただくことになると思います。地球人の太陽系への出現から物質体としての転生までの過程
質問
宗教学講座 初級コース 第281回において、現在のほとんどの地球人が約122.9億年前に太陽系に出現し39.6億年前から天王星連鎖に転生に入ったとしていますが、地球の成立が約50億年前として考えた場合、太陽から順に天王星に向かっていく際の惑星の成立年代が気になります。どういう意味かといいますと太陽は122億年ありますから期間としては無理がないと思いますが、惑星、地球の場合、50億から約40億を引くと10億年で太陽から天王星に向かう際に費やす時間が足りないように思います。
回答
私たちの太陽系が物質界に現われたのは、46.6億年前です。現在の地球人のほとんどの者が約122.9億年前に魂(ジーヴァ)として私たちの太陽系(原因界)に現われ、その後メンタル界、アストラル界をゆっくりと下降して、その下降に応じて内側の惑星から順に天王星へと移って行ったのです。進化のために天王星進化系に物質体として転生に入ったのが約39.6億年前になります。
大乗仏教と神智学はその混乱の様相において同じようなものか?
質問
宗教学講座 初級コース 第108回 大乗仏教(如来蔵思想) では大乗仏教を、”思想としては理解できない。政治としては理解できる”として様々な説を取り込んで、矛盾したものを一つにまとめようとした事が指摘されています。定まった見解が無い言われた神智学も、同様なのではないかと思いました。
回答
神智学は、まったく様相が異なるのです。実のところ地球上の人々で神智学を正しく理解している人は誰もいません。そこで宗教学講座で、その本来の意味を説明することにしたのです。シークレット・ドクトリンのスタンザ(詩節)は、サナカの作で、覚者も誰1人として意味を正しく理解していなかったからです。中級では、これを説明し、さらにはるかに越えて行きます。