アーカイブ: 農業

大阪府泉大津市の南出市長の新たな取り組み 〜 農村のある自治体と農業連携協定を結び、安全で美味しい農産物を給食に / 消費地と農産地をともに生かす「共存共栄のサプライチェーン」

 今日は、たった一つのツイートを取り上げました。
大阪府泉大津市の南出賢一市長のメッセージです。要約できないほど、どの部分も大事で考え抜かれた政策だとホレボレしました。南出市長は、新型コロナ対策、新型コロナワクチン後遺症対策で誠実な市政をされていることは有名ですが、今回は「食と農」がテーマです。真に泉大津市のことを大事にすれば、いつしか日本全国も大事にされるという、有りそうで無かった政策でした。
 泉大津市は長野県箕輪村と「農業連携協定」を締結されたそうです。箕輪村でできた特別栽培米「風の村米だより」というお米を仕入れ、それを「金芽米」加工をして白米よりも美味しく栄養価も高くして、学校給食にするのだそうです。泉大津の子供たち、よかったねー!
 泉大津市は、農地面積が3%だそうです。食糧問題が深刻化する中、豊かな農村のある自治体と手を結び「共存共栄のサプライチェーン(流通の仕組み)」を作ることで、泉大津市にとっては、安定した価格で定量の農産品を継続購入して市の食糧安全保障と市民の健康増進を目指し、農村のある自治体にとっては農業生産の維持になると同時に、消費地と農家さんの「顔が見える」信頼のある取引が生まれます。「あの子たちには良いものを作ってあげたい」と農家さんが心をこめた農産物が届くところを想像しただけで、日本らしい暖かな気持ちになります。
「農業従事者の高齢化、担い手が定着しにくいこと、資材価格の高騰等が重なり、『あと5年続けられるかどうか』という(中略)全国の農山村が抱える共通課題」は、都市部の消費地にとっても死活問題となります。泉大津市との協定で農家さんが蘇るとなれば、これは日本全体にも大きな可能性となります。
 南出市長の「日本の農業を守ることは、日本人の命を守ること。 自然環境により優しい食べ物をいただくことで、日本人の健康を守る。 国家の安全保障と健康な生活の大前提であり基盤です。」というメッセージは、どの自治体にも、そしてすべての国民にも響くものがあると思います。
(まのじ)
————————————————————————
配信元)

まみむのメモ(58)〈田植え〉


 先日、借りた田んぼのある地域の氏神様にお参りしてきました。何となく体調不良や田植えもなかなか進まず、そんな中、母もわたしもピヨちゃんマーラーが切れてしまい、直ぐに新しいのを注文して送ってもらいました。それを首にかけて田んぼへ行った日に、ここの氏神様にお参りしていない事に気がつきました。昔、引越ししたらその地域の氏神様にお参りしてご挨拶するものだと教えてもらっていましたが、田んぼを作らせてもらう場合もその地域の氏神様にお参りした方が良いのだと思いました。お塩、お水、お米、お神酒をお供えして、田んぼでもお祈りをしました。花田植えで、神主さんがお祈りされ、神楽を奉納されるのも、稲作のためのご神事だったことを思い出しました。
(まみむ)
————————————————————————
まみむのメモ(58)〈田植え〉
6月もあと1週間、未だ田植えが終わっていません。見かねて知り合いが手伝ってくれました。5種体癖の彼女は、なかなか終わりそうにないのを見ていたら我慢できない様子。

田植えの助っ人


不耕起なので、水を張った状態で、草取りしながらの手植えという、時間のかかる作業です。とにかく水の確保が一番と思い、水を先に張ってしまいました。水を張れば草も育ちにくいはずでした。どっこい水性の草は元気良く生えています。

水性の草で覆われた田


そのために草取りしながらの田植えになりました。陸稲でも水田でも草のなかでは稲が負けて育ちにくいのを経験しています。こんな鈍臭い田植え、誰にも頼めない、私にしかできないと思っていたのですが・・・。

2月頃、水路に少しずつ流れていた水がいつの間にか流れなくなっていました。そこで知り合いと一緒に水路を調べると谷川からの長い水路には落ち葉がいっぱい溜まっていて、二人で鍬で掻き揚げ、閉まっていた取水口の蓋を開けて勢いよく水が流れ始めて一安心。

田んぼの取水


次に田んぼの周囲をスコップで掘ったり、鍬で土手を作ったりしてモグラの穴を塞いで保水できるようにしなければ・・・と思うのですが身体が、体力が、追いつきません。

そこで手押しの耕運機を借りて周囲を2〜3回耕すと、水が溜まり始めました。その後2箇所水が抜けているのを見つけて、泥を詰めて塞ぎました。

幸い苗は良く育ってくれました。


» 続きはこちらから

[鈴木宣弘教授] 日本は食糧自給率を上げるどころか農業・酪農・畜産を潰し、コオロギ、培養肉・人工肉・人工卵へ、そして全国で強制的にサツマイモを作らせる法律 / 命を守る未来に変えよう

 鈴木宣弘教授のお話は、日本の農業や食糧が絶望的な状況だと理解できると同時に、いつも希望を与えられます。諦めたらそこで日本は終わる、そうはさせないぞ、と思えてきます。今回のお話にも衝撃的な内容がありましたが、最後に「正義は勝つ、、、こともある。」とユーモラスなお励ましがありました。
 日本の食糧自給率が低いことはよく分かっていたつもりですが、野菜の例は震えました。表向き80%と言われる野菜の自給率ですが、9割が海外の畑で種取りしたものですから輸入が止まれば8%になります。さらに化学肥料のほとんど全てが輸入ですから、これも止まれば収量は半減します。つまり自給率は4%になります。
 まともな国であれば食糧自給率を高めようという議論になるはずですが、日本はすごい。「食糧自給率はゼロでもいい。いざという時の自給力があれば良い。いざとなれば日本中の学校やゴルフ場や、道路に盛り土をして、さつまいもを植えて一日三食、芋で数年しのげばなんとかなる。」という対策がまじめに議論されていると知って驚愕しました。「これは本当に、戦時中ですか。」こんな議論をするよりも「まず私たちは、今ある農業、酪農、畜産をしっかりと支えることではないか。それが自分の命を守ること」。
 しかし現実に起きているのは、SGDs絡みで温室効果ガスを排出した主犯が水田のメタンガスと牛にゲップだという暴論でした。農業・酪農を悪者にし、その代わりに出てきたのがコオロギ食、培養肉、人工肉、人工卵です。さらに有事の際には、農家さんに強制的にさつまいもを作らせる命令をして増産させる法律を整備しようとしているそうです。鈴木先生は「命令しようにも、どんどん農家は潰れて残っていない」と、こんな法律を先行させる異常さに驚いておられました。
日本の食糧自給率は、わざと下げさせられていることが分かります。農家さんの問題では済まない。
 "今、私たちが考えなければならないことは、国内で農家さんが頑張っておられるからこそ国民の命が守られている。これこそが希望の光、未来を作るものだということ。自分も一体となって生産に関わり、耕作放棄地をみんなで耕し、できたものはみんなで食べて支え合う。安心安全な食料をみんなで目で確かめながら自分でも作る、そして食べる。生産者、消費者の区別をなくして一体化して、ローカル自給圏と言えるような地域のコミュニティを作る。市民レベル、農家レベル、自治体の政治レベルで大きなうねりとなって国の政治レベルの行政を動かし予算を組み替え、自分達を守れる国に変えていくこと。"
 今はギリギリのタイミングだそうです。"今こそみんなの力を結集して、私たちは必ず未来を変えられるという信念を持って行動を開始しようじゃありませんか。がんばりましょう。"
(まのじ)
————————————————————————
6月14日政策連合(オールジャパン平和と共生)大集会鈴木宣弘講演
配信元)

「エレクトロカルチャー」という驚きの栽培方法 〜 棒に銅線を巻き付けたアンテナで大気のエネルギーを集める / 偉大な科学者ヴィクトル・シャウベルガーの理論に基づく

読者の方からの情報です。
 読者の方から届いた「エレクトロカルチャー」という栽培方法に驚きました。棒などに銅線か真鍮のワイヤーを巻き付けたアンテナを畑の土に差し込むだけ。これによって大気中のエネルギーを集め「作物の収穫量を増やす古代の栽培方法」なのだそうです。それだけで「農薬や肥料を必要とせず、悪条件の環境下にも強く、大きく、味がよく、栄養価が高い作物が出来ます。」とあり、ブログ記事には人の2倍以上の背丈に育ったひまわりの画像がありました。記事ではツイートや動画を使って、設置の要領を分かりやすく伝えておられました。「アンテナは長ければ長いほど良い」とありますが、わざわざホームセンターなどで買ったものよりも、その辺に落ちている木の枝の方が良いというのもおもしろい。驚くのは、このアンテナを立てると上空のケムトレイルが薄くなる、消えるなどの体験談があることです。ブログを書かれたユー子さんは判断を保留されていますが、ご自身も真上のケムトレイルが薄くなっている動画を上げておられました。やってみたくてウズウズします。
 夢のようなエレクトロカルチャーですが、ブログの中には「シャウベルガー」という言葉があります。あの「自然は脈動する」のシャウベルガーさん? だとすると、螺旋を描くことで水の生命力が蘇るように、大気のエネルギーも活性化するのでしょうか。
 竹下氏から、とても参考になるコメントが届きました。
(まのじ)
「エレクトリックカルチャー」は正しいのではないかと思います。
ヴィクトル・シャウベルガー は、1950年の実験結果基づいて、「銅合金の農具は土壌を改善し、農作物の品質を高める」 と言っているようです。

「何世紀にも亘って古代中国社会では、土地を耕す道具として鉄器を使うことなく青銅器を好んで用いていました。
この概念は1950年オーストリアの生物工学者ビクトル・シャウベルガーによって再び取り上げられました。
彼の指導により数年に亘る大規模な栽培実験が実施され、銅合金で土壌を耕すことにより、作物の質と収穫量が大きく向上することが正式に文書として記録されました。」(Toolboxより)

ヴィクトル・シャウベルガーの息子が始めた銅製のガーデニングの道具を作る会社でPKSというのが海外にあるらしく、そちらで作られている秀逸な銅製の鍬や鋤、シャベルなどを日本で輸入販売している会社があるとのことです。
「エレクトリックカルチャー」はヴィクトル・シャウベルガーの理論に基づいている のかも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
銅線のアンテナで収穫量アップ!エレクトロカルチャーのやり方
引用元)
エレクトロカルチャー(electroculture)という植物の栽培方法をご存知ですか?

エレクトロカルチャーとは、銅線を使ったアンテナにより大気エネルギーを集め、作物の収穫量を増やす古代の栽培方法です。
農薬や肥料を必要とせず、悪条件の環境下にも強く、大きく、味がよく、栄養価が高い作物が出来ます


食糧危機が問題視される現在、自分で安全な食料をたくさん生産できることはお金には変えられない価値があります。

私自身はエレクトロカルチャーの経験が浅いのですが、自分なりに調べたことをこの記事にまとめ、これから家庭菜園で色々試してみたいと思っています。

この記事では、エレクトロカルチャーの利点、アンテナの作り方、設置のし方などについて説明しています。


» 続きはこちらから

2016年以降、ロシア国内から遺伝子組み換え食物を追い出したプーチン大統領 / 今や非GMOの安全な食品を輸出できる貴重な国になったロシア

 日本の食と言うと、そもそも自給率がない上に、凄まじい添加物、残留農薬、遺伝子組み換え、ゲノム編集、海洋汚染、水質汚染などなど安心して食べられるものを探すのが大変です。政府が意図的に国民を病気にさせる気なので、私たちはそれを知った上で防衛しなければ健康に生きられない戦時下です。
 対照的にロシアでは、プーチン大統領が2016年、連邦法第358号に署名をし、ロシアの農地から農薬と遺伝子組み変え食品を違法にしました。「アグエコ堂・松代店」さんの元記事によると、エリツィン時代には「メイド・イン・アメリカ」の劣悪な工場式の食品が安いからと言う理由で多く出回っていたそうです。「スーパーの棚にならぶすべてが輸入品でネッスル、クラフト、ダノンといった多国籍企業の商品もあふれていた。ほとんどのロシア国民は、自国の豊かな食べ物の味を忘れていた」とあります。
「自由に自然に歩き回わり、優れた味の鶏を自国内で生産する代わりに、味が悪い工場式に大量生産された家禽類を米国から輸入していた。また、多肉質の美味の自家製の有機トマトのかわりに、人工着色された味気のないトマトをスペインやオランダから輸入していた」とは、今の日本を見るようではないですか。
 それが、プーチン大統領が就任した2000年から、ロシアは農業生産を転換しました。「プーチン大統領は、ロシアは環境に優しく、無公害で高品質の有機食品の世界最大の供給国になるだろうと語った。彼は、ロシアが食料生産において完全に自給自足することを求めた。」しかもこの方針によって、今、ロシアの食物は世界から求められるブランドになりました。アグリビジネスの生み出す農産物は著しく質が劣化しているからです。
 農薬使用世界No.1の日本から見ると、なんと羨ましい政府か。遺伝子組み換え食品やゲノム編集をロシア国内から追い出したプーチン大統領は、西側の多国籍企業には恨まれるでしょうが、国民には信頼されます。日本も早く植民地から抜け出して、美味しい安全な食べ物を手にしたい。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
配信元)

» 続きはこちらから
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 16