シャンティ・フーラのブログ

[スタッフ日誌] 第275回 パータの庭便り13

皆様、こんにちは。
今年は気温の低い日が多く、昨年は全く必要なかったマフラーや手袋のお世話になる日々です。
それでも、お日様の光が強くなってきて、暖かい日には、スズメの歌声も求愛めいたものが聞こえ、あともう少しで春かなと感じることもあります。
暖かくなるにつれて、暮らしやすい世の中になるといいなと思います。

【花を愛する】

私の庭の話題ではありませんが、先日、「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見て、東信さんという方を知りました。
命ある花に対して慈しむ感覚を持たれており、花束にし上げる様子を見て、才能のある方だと、夫と共に感心しました。

お花は人を喜ばすのが好きなのだと思います。

【2代目】

いじわるヒヨドリさん2代目です。
元気にメジロを追いかけまわすので、みかんの設置場所を工夫しないといけません。
ヒヨドリは小さく旋回するのが不得意そうなので、建物の間隔が2メートルくらいの場所にみかんを置いたら、すぐにメジロが寄って来ました。どこからか、私のことをちゃんと見てる!
夫婦のメジロらしく、時には、2羽が玄関のテラスの下に潜んでいて、“おおここに!”と驚くこともあります。人との距離が近くて、可愛い鳥だと思います。
ヒヨドリも、私が好物のバナナを庭のテラスに投げると、「キ~~~!」と甲高い大声で鳴いてくれます。可愛いと言えば可愛い。

【セキセイインコ】

鳥つながりのお話です。

息子とフィルムの箱をめぐって争奪戦になる一歩手前の瞬間!
この鳥は、私たちが福岡に暮らしていた時に飼っていたセキセイインコ・ピッピちゃんです。
福岡の百貨店の屋上の店で、売れ残り状態で少し弱々しかった鳥を選んで飼い始め、かごに入れることなく、アパートの中を自由に飛び回らせていました。
私にとっては、息子を育てる予行練習をさせてくれたような鳥でした。

飼って5年目にピッピちゃんの卵巣嚢腫がひどく大きくなっており、獣医さんには、老年期だし、手の施しようがないと言われました。余命も少ないだろうし、50㎝くらいしか飛べないので大丈夫と思って、あちこちの風景を見せたいと思って、カブトムシを飼うような透明部分があるケースに入れて、息子のベビーカーに乗せて、家族3人と1羽でよく散歩に行っていたのです。
治療もできないので、溶いたマコモを卵巣嚢腫に塗り、餌にも混ぜていたら、不思議なことに少しずつ小さくなったかなと思ったある日、散歩の帰り際に、ベビーカーに息子を載せた時、身体がぶつかってケースが落ちて開き、ピッピちゃんがびっくりして大きく飛び出し、高い位置の木の枝に止まってしまいました。こんなに飛べるとは! 慌てて名前を呼びますが、手に戻って来ません。焦る私…、そして、「ピッピちゃん!」と一声鳴いて大きく飛び立って、梢の中にピッピちゃんが消えて行ってしまいました。
パータ、泣きました…、失うのは一瞬かと。あちこち探しましたが、見つかるはずもなく。
自立して飛び立ったと解釈できるような瞬間にも思えましたが、多分、カラスなどにすぐやられたことと思います。

私たちが、一生懸命息子を育てていた時期でした。ピッピちゃんにとっては、息子もライバルで、自分に注がれる愛情が減ったと感じていたと思うのです。私は一人息子を大切に育てることができましたが、2人以上のお子さんを育てる場合、大変だろうなといつも思うのです。
セキセイインコは、頭が良い。人と同レベルの扱いが必要だったのかも知れません。

このインコさんの合いの手が絶妙過ぎるので、ご紹介します。

【今日の情報】

この方の“般若心経”の動画は、聴いて気持ちが良いのです。SNSでいろいろ発信されているようで、中身を確認しているわけではないのですが、私も、般若心経の教えには助けられた口ですので、ご紹介しています。

夫の講義でも、般若心経の回がありますので、興味のある方はご覧になってください。

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パータ こと 泰子

6件のコメント

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  1. 匿名希望 on

    ピッピちゃんは言葉もしゃべれるインコだったのですね。私は自分のミスからほんの数センチ空いていた窓からインコを逃がしてしまいました。物が落ちた時の音にビックリして二階まで飛んできて、スーッと空に舞って行きました。白いからだにコバルトブルーの羽が、青い空に調和していて、不謹慎ながら、美しいと感じました。ペットショップで売れ残りの成鳥だったので、手のりで育てたもう一羽とは違い、なかなか打ち解けることが難しいインコでした。手のりで育てたインコが大きな声で呼んでも、戻ってくることはありませんでした。この経験でも、子育てもインコ育ても根っこは同じと感じました。

  2. わたしの両親も10年前、
    わたしが広島へ行ったとき戻らないと感じたようです。
    いま、パータさまは、
    きっとそのときの両親の気持ちと
    同じなのかな、、、
    いまは、ネットという形でも
    つながることを嬉しくも感じます。

    この間のパータさまの日誌も
    今回の日誌もつらい思いを感じて、
    少しびっくりして、
    共に思いを受け取っています。
    コロナウイルスが落ち着いたら、
    いつかまた、バータさまにも
    お会いできるかな。
    その日がくると嬉しいです。

  3. ピッピちゃん可愛いですね~ 
    近所の駅前を通るとき地面を飛び跳ねる白黒の野鳥(名前が分からない!)に遭遇する時があり、鳥っていいな~と癒されます。街だけど野鳥もいるってシアワセ。

    般若心経は私も若い頃思うことがあり覚えたことがあります。アンテナが立つ性質の人には魔除けみたいな? ガヤトリーマントラに出会えてからはとても心強くなりました。このお坊さま「上げちゃう」スタイルが今時ですね()

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