シャンティ・フーラのブログ

[スタッフ日誌] 第342回 パータの庭便り80

皆様、こんにちは。
雪の降る日が多く、朝の最低気温がとても低く、氷点下6℃の朝に雪かきや畑仕事をしたこともある寒さに耐えた2月でした。

3月に入ってようやく暖かくなりましたが、皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
この記事を書いている3月10日に、ケムトレイルらしい雲、地震雲を見ました。平穏な日々が続くといいのですが。

昨年9月に自家採取した種を撒いたパンジーが、やっとここまで成長しました。
これからが春本番。暖かくなると、庭の手入れ、畑の手入れの時間が増えてまいります。
今年は、新たな気持ちで作業に臨みたいと思っています。

【雪の日も明るいスズメ】

雪が降り、枝には数センチの雪が積もっていて、スズメさん大丈夫かな? 飛ぶのも枝に止まるのも大変だろうと思って、「ナニワノイバラさん、ちょっと揺らしますよ!」と声掛けして、棒でナニワノイバラの枝を揺すって雪を落としました。

その後に家の中から外を覗くと、スズメがナニワノイバラの枝に並んで止まって、チヨチヨと鳴いていました。
雪が降ると餌が見つけられず、スズメにとっては大変になるわけですが、我が家には来れば玄米がある! 雪の降った日でも、スズメが心明るく過ごしているように見えました。

【クロッカス】

春一番に花壇で咲く太陽の光の様な黄色のクロッカス。枯れた土地に、一条の光が差し込んだような気がしました。

【オオイヌノフグリ】

今年も咲いてくれました! 春を告げる花!
オオイヌノフグリが咲くのは、いいことらしい。

【今日の情報~畑作り】

「予言者2」

預言者パーミトラは言った。
「何かありそうな気がする…。早めに片付けておかなくては!」

パーミトラは、それからの1週間。忙しく動き回った。
苦手な警察署に行ってゴールド運転免許証を更新。車検と保険継続の相談をしにVW東広島へ。確定申告と酒の買い込みのために夫ヘコムスタファと出かけた。

そして、今取り組んでいるのが、巷で話題の菌ちゃん農法の「畝たて」なのである。
これまで敷地の管理に一人で悪戦苦闘していたのだが、神の配材か、毎週4時間ほど手伝ってくれる救世主ド・ジョー氏が現れたのだった。

パーミトラとド・ジョー氏による土壌古墳

近くの道路わきに落ちている朽ち木と、側溝の排水を困難にしている詰まった落ち葉を拾い集めた。落ち葉が、側溝の中ですでに腐葉土となっている! なんという山の恵みであろう。
しかし濡れ落ち葉は重くて、ド・ジョー氏と畑に運び込むのは、重労働だった。

全てをやり終え、ほっと安心して夫ヘコムスタファのためにお昼ご飯を作りに家に戻った時、パーミトラはヘロヘロだった。ろくに朝ご飯を食べていなかったのだ。

しかし、他にもやらねばならぬことが! 豆乳ヨーグルトを作るのだ!
お湯を沸かして容器に熱湯を注いで5分間消毒した。

そして、それはついに起こった。
「キャ~、熱い!」
とどろくパーミトラの叫び声。

お湯を捨てようと布にくるんで両手で容器を持ち上げたつもりが、掴み損ねて容器が手前に倒れ、右手に熱いお湯が150㏄位かかってしまったのだ!

手の甲の痛みに耐えながら、パーミトラは自分が預言者であることを痛感していた。

事件が起きた時にビックリしてはいけないのだが、パーミトラは不覚にもビックリしてしまった。
すぐさま右手に水をかけ、20℃くらいのマコモ水をボウルに作って手首から下を漬けた。
夫ヘコムスタファが豆乳ヨーグルトと昼食の仕上げをしてくれている間、20分以上漬けた後、手の甲、手のひら、指にマコモの粉をふりかけ、ヒマシ油をベタベタ塗ってガーゼを巻いた。

食事を左手で食べ、少し落ち着くと、パーミトラは手が早く治るようにと祈った。
その後安心したのか、2時間爆睡した。
目が醒めると、驚いたことによくなっていた!

まだ触れると痛いが、綿手袋、ゴム手袋を重ねてはめれば家事もこなせた。

菌ちゃん農法を勉強していた過程で、今橋伸也さんという方を知った。 全ての環境に感謝し、「ありがとう」と言うことが大事なのだ。

パーミトラは、感謝のマントラを唱えながら思った。

「お腹が空いている時に、危険な作業をしてはいけない」

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パータ こと 泰子

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