上杉 鷹山 うえすぎ ようざん(全1冊) 童門 冬二 集英社文庫
九州の小藩からわずか17歳で名門・上杉家の養子に入り、出羽・米沢の藩主となった治憲(後の鷹山)は、破滅の危機にあった藩政を立て直すべく、直ちに改革に乗り出す。
高い理想に燃え、すぐれた実践能力と人を思いやる心で、家臣や領民の信頼を集めていく。(本文より抜粋)
竹下先生は何度も講演の中で、上杉鷹山を読むことを勧めています。是非、読んでいただきたいです。
本当の国を治めるとはこういうことか!と納得します。
※竹下先生による上杉鷹山の紹介。家族の絆 夫婦(87)サーカーの思想:経済民主主義 より
55:57〜56:50
上杉 鷹山の経営学 危機を乗り切るリーダーの条件 童門 冬二 PHP文庫
人材登用は誰でもやることだが、鷹山は特に「職場の問題児」を登用した。「トラブルメーカーのほうが、イエスマンよりもよほどパワーを持っている」と判断したためであった。
要約すれば、鷹山は
「経営改革の目的は、領民を富ませるためである」と明言し、
その方法展開は、「愛と信頼」でおこなおうとしたのだ。
江戸時代の幕府や各藩の改革をみていて、それが必ずしも成功しないのは、この2つが欠けているからだ、と鷹山は思っていた。
(本文より抜粋)
感動で涙なしでは読めませんでした。
こちらはページ数が少ないので忙しい方にもオススメです。