第3回:趣味のペン回しを極めると…
こんにちは、牛サマディーです。
私はなかなか珍しい趣味『ペン回し』を約5年続けてきました。そのことについて、書き連ねてみようと思います。
さて皆さん、ペン回しについて、どれ程の事をご存じでしょうか??恐らく全く知らない方が大半なんじゃないかと思います。
そもそも、「ペンを回すなんてことを趣味にしている人がいるのかよっ!!!」っていう感じなのではないでしょうか(笑)
世界で最初にペン回しのwebサイトを設立したのは日本の中学校理科教師なので、ぺんまわし界の発祥の地は日本であると言ってもいいと思います。
実際日本は、ペン回しが世界で最も盛んで、レベルもとても高いです。他には、韓国やドイツ、フランス、タイ、アメリカで比較的盛んだと思います。国によって、回し方のスタイルが結構違います。
日本や韓国は小技を得意とする人が多く、洗練された美しさが特徴であるように思いますが、一方欧米では大技を好む人が多く、ダイナミック・奇抜さが特徴であるように思います。
ペン回しをする人は、「ペンスピナー」あるいは「スピナー」と呼ばれています。
スピナーの平均年齢は比較的若く、おそらく10代の中高大生辺りだと思います。ちなみに自分は中学のときに回しはじめました。
ペン回し界の歴史は、とても浅く、長く見積もってもここ10年来の話なのでまだまだ発展途上の世界です。ペン回しのワールドカップ、ワールドトーナメントも始まってまだ10年経っていないと思います。
ペン回しは初級の技だと普通のペンでもできるのですが、難易度が上がってくるとぺん回し専用の“改造ペン”というものを使って回します。
これは複数の通常のペンのパーツを組み合わせて回しやすいように改造されたもので、改造ペンごとに回し心地や向き不向きな技が大きく異なります。また、グリップ・キャップ・軸などの配色も楽しめて、カメラで撮影したときの見栄えも大きく左右されます。
ペン回しの醍醐味は、“フリースタイル”です。
色々な技を組み合わせ、ときには自分で作り出し、10~30秒くらいの作品を作り出します。もっとも自分はちゃんとフリースタイルを組んだことがほとんどないのですが、アドリブでいくつか撮りつなげた約1分の動画をよかったらご覧ください。
トップレベルのペン回しが見てみたい!という方は是非YouTubeでJapEnと検索してみてください~(*^_^*)
ペン回しを今までやってきて感じることは、直観とか暗黙知がとても大事だな~ということです。
ある技の動画を見てもまったくやり方がわからず、練習のしようもないのでその技を放棄していると、しばらく何日も時間がたって何気なくフッと回してみるといきなり一発でできてしまってびっくりすることがありました。
これは勉強でも同じで、ある概念が全くつかめず、授業でさっぱりというところも、しばらく経ってある瞬間、一瞬で理解できたこともありました。一瞬で理解できたときってものすごい喜びを感じるんですよね!
そういった直観のようなものを、これからもっと育てていけたらなと思っています。
華麗な動きの動画、ご覧頂けましたか?ペンがクルクルと楽しそうに踊っているようですね。
「女の子のお部屋デスカ?」というような机の上や「あれ?なんか知っているものがたくさんある!」という動画に笑ってしまいました!
牛サマディー様、3回に渡ってブログにご登場いただき、ありがとうございました!また、牛サマディー様への温かいコメントも誠にありがとうございました。(シャンティ・フーラ)