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第1話からの続きです。
土日はフリーデーだったのでメンバーみんなで外出したのですが、特に印象深かったのはヴィクトリア湖に行ったときのことです。ヴィクトリア湖はケニア、ウガンダ、タンザニアに囲まれたアフリカ最大の湖で、その大きさはなんと琵琶湖の100倍だそうです。
空は晴れており、ボートでの周遊はとても気持ち良かったです。
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ここでは沢山の水鳥たち、そしてなんとカバたちにも出会えました!
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カバたちは、顔を水面にほんの数秒だけ出すとすぐに水中に引っこんでしまうので、写真を撮るのにはなかなか苦労しました。
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ケニア滞在の最終日、フライト時刻が夕方だったので、昼に空港の近くにあるナイロビ国立公園に行きました。広さは117平方キロメートルあり、多くの野生動物を見ることができるサファリパークです。他のメンバーはその頃マサイマラ国立公園で数泊のサファリを楽しんでいたのですが、自分は飛行機の日程的にそちらには行けず、一人で数時間のサファリを楽しむことにしました。
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走っている車は、デカくてゴツい車が多いです。
ドライブを始めるとすぐ、バッファローの群れが道を横切ってきました。
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二枚目の老いたバッファローのこの表情、なーんにも考えてないですね~。自分は頭に気が上がってあれこれ考え事をすることが多いので、この老バッファローを見習わないといけないな~と反省させられました。わたくし牛サマディーはこの度、この老バッファローを自分の人生の師として仰ぐことにしました。
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数時間のドライブで、沢山の動物たちに出会うことができました。
ドライバーによると、ライオンを見ることが出来たのは超ラッキーだったそうです。
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こうして大満足で、ケニアを去ることができました。
今回のケニアでは、美しい自然、ド田舎生活、子供達とのふれあいなどの素晴らしい体験をすることができ、とてもいい滞在だったと思います。
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最後に、書いておきたいエピソードを一つ書いて終わりにします。
ケニア人は甘い物が大好きなようで、チャイを飲むときやパンを食べるときは、みんなとにかく尋常じゃない量の砂糖をドバドバと使っていました。
そんな彼らにしもやま農産のお茶を飲ませてみたところ、「ただのホットウォーターじゃないか!!」と言われ、甘党の彼らの口には合わなかったようで全く理解されませんでした。
いつもの如く砂糖を投入したがっていましたが、そこは流石に死守しました。
自分は、久しぶりに日本の美味しいお茶が飲めて大満足でした。
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( 完 )