皆様、こんにちは。
今年はまだ1度も霜が降らず、まだトマトが収穫できる少し不思議な秋です。皆様はいかがお過ごしでしょうか?
我が家の笑い話を一つ。
11月16日に地震があるかも知れないと予言されておりました。予言された日に地震が起こることは少ないのですが、それでも少し気にかけていたその日、ロフトで横になって休んでいたら、ゴー!という音がしてグラグラ!と家が揺れました。「地震だ、結構揺れたけど震源地は大丈夫かしら?」と緊張して梯子を降りてテレビをつけました。なかなか地震情報が出ない…地震じゃなかったのかな…としばらく待っていると、地震情報が表示され、東広島市が震源で福富町も含めて最大震度1の地震だったとわかりました。ああ、小さな地震で良かった!とひと安心しましたが、結構心配して十分揺らされたのが私の心。ある意味、地震の予言が当たったと言える我が家でした。
【カヤネズミの巣】
小豆を収穫中、畑の中のカヤ(ススキ)が生えている場所にカヤネズミの丸い巣を見つけました。カヤネズミは絶滅の危機に直面しているそうです。なるべく刺激しないように小豆の収穫をしました。
うちの敷地にはカヤがたくさん生えており、茎が太くて草刈り作業が大変です。しかし、カヤを厄介者扱いせず、穂をつける直前まで成育させて刈り取って、地面を覆う農業資材として活用することを思いつきました。カヤネズミさんの住処にもなり、一石二鳥です。
【サフラン】
ガラモンおばあちゃんが大切に育ててきたサフラン。以前はシャンティ・フーラで売れるほどたくさん花が咲いてメシベが採れました。しかし今は手入れが行き届かず、セイタカアワダチソウなどの雑草に負けてしまって、ほとんど花を見かけなくなりました。
セイタカアワダチソウに関しては苦慮しています。セイタカアワダチソウの根からは他の植物の成長を阻害するために毒を放出するので、放置すればあっという間にセイタカアワダチソウだらけの土地になってしまいます。そのため、見つけたら根こそぎ抜いています。抜くには結構な力が要るので、だんだんに腕っぷしが強くなっております。
【ナスタチウム】
3つ並んだナスタチウムの花が太陽の光を反射して光っていました。5月に種を蒔いたら約7割が発芽し、十数個のナスタチウムの鉢を育てました。初夏の庭に色を添えてくれましたが、暑さに弱いため大部分が枯れました。しかし、生き残ったナスタチウムの花が今でも咲いています。
【今日の話題】
外出する機会のほとんどない私ですが、今年の1月から先日まで歯医者さん(歯科診療所)に通い、世間の風を感じる貴重な機会、新しい車でドライブする楽しみな時間になっていました。
18歳の時にすでに3分の1の歯が虫歯で治療済み。当時は、朝起きた時しか歯磨きせず、砂糖入りの紅茶を飲んで学校に出かけ、夜に歯を磨く習慣もなく、虫歯が多いのも当たり前。歯に対する意識の低さを後で後悔しても、時すでに遅し…。
夫と結婚後は、就寝前に電動歯ブラシを用いて丁寧に歯を磨き、食事の前には簡単に歯磨きするようになりました。夫と息子はその方法でうまく行きましたが、私は虫歯が多すぎて、何度か歯医者さんのお世話になりました。健康保険に加入していなかったため、10割負担。私の負担する費用が大きくならないように何かと腐心してくださったり、息子が学校の歯科検診で要治療と言われても、治療するより様子を見た方が後々いいので治療しませんと帰して下さったりと、とても良心的な歯医者さんで、感心しておりました。
さて、今から5年前に、歳を取るとはこういうことかとショックを受けたのが、右下の犬歯が折れたこと。丁度ガラモンさんが入院していて、ストレスが溜まっていた時期でした。痛みがないので、忙しさを理由に放置していたら、新型コロナが流行。歯医者に行けぬまま、夜も眠れないほどの他の虫歯の痛みにも耐え、その痛みを何とか乗り越えほっとしたところで、今年の初めにもう1本歯が欠け、固い物が噛めない事態になりました。
新型コロナより食事が食べられない方がよほど恐ろしい。電話した翌日の予約が取れて、9年ぶりにその歯医者さんの元を訪ねました。数年の間にかなり悪化した歯の状態。根管治療、詰め物、被せ物が必要な歯がたくさんあって、治療に時間がかかるだろうことは最初からわかって歯医者に向かった私。カルテは残っていないがパソコンには記録があるとかで、歯医者さんは私の事はよく覚えておられました。
予約診療なので待合室で他の患者さんと同席する時間も少なく、感染予防対策もしっかりされていてひと安心。すべての治療をお願いし、めでたく歯医者通いが始まりました。ちなみに、2年前よりシャンティ・フーラの社会保険に加入しております。
さて、金属アレルギーのない素材で治療して欲しいとお願いしました。歯医者さんは、金の価格は高騰しているし、金銀パラジウム合金は保険適応の優れた素材であり、そこまで金属アレルギーを心配しなくてもいいと説明してくださいましたが、私の希望に沿って、結果的に、金の詰め物、CAD/CAM冠、ジルコニア冠、チタン冠という色んな手法で私の歯を修復してくださいました。各材料の特徴については、こちらをご覧ください。
親知らずさえコツコツと根管治療していただいて、最近保険適応になったチタンの被せ物が付けられて全ての歯が揃った今では、若い時のように食事をかみ砕くことが出来るようになり、元気に過ごせております。(次回に続く)
パータ こと 泰子