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《内容の一部紹介》
《内容の一部紹介》
「インドの「一元論哲学」を読む」シャンカラ「ウパデーシャサーハスリー」散文篇(宮元啓一著、春秋社)を題材にシャンカラの不二一元論を説明しています。これが1章と2章に分かれていて、前回までで第1章の「弟子を目覚めさせる方法」の説明を終わりました。今回は第2章の「気づき」で、ここがちょっと難しい部分があるのです。言葉の使い方がやっかいで丁寧に読まないといけません。けれども、シャンカラが言葉をどういう意味合いで使っているかを理解すれば比較的容易に理解できます。今回の講座でこの本の一番大事な部分を一通り全部説明して、不二一元論を終わろうと思っています。
シャンカラがなにを目的としたかというと、仏教によってアートマンは無いとインドの中で否定されてきましたが、そうではなくて、アートマンこそ真の実在であるということを宣言して、古来からのインドの伝統を復帰させる哲学を作ったということなのです。
(講演内容を元に編集:文責ユニティ・デザイン)