シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: ヨーガ・アーサナ

【2015夏・後編】 おじゃ福丸のヨガ談義
~夏だ。アーサナ!だ~

ヨガ談義

スーパーおばあちゃん先生誕生!

初めてインドを訪れたという60歳の日本人女性と現地で出会い、ナンディ家で共に食事をする機会がありました。

先生の奥様アンジェラさんの伝統的なインド家庭料理は、全く辛くないことも驚きですが、素材の鮮度を生かし調理し過ぎず(熱を加える時間が短く)美味なことこの上ないものです。

その美味しさを充分堪能したところまでは良かったのですが、彼女は夜になってから熱は出る、強烈な下痢にもなるで大変な事態に・・・。

医師でもあるナンディ先生の診断は「強度の消化不良状態」。
昼食後、暑い中を何時間も歩き廻ったことによるオーバー・ヒートが原因とのことで、アルダ・クールマ・アーサナというポーズを
1日数回、1回に10~15分するように告げられました。

正座(可能ならば両足を外にした英雄座)でうつ伏せになる、日本女性には行い易いポーズなので、彼女はフラフラのまま、1日数回 飲まず食わずで続けていました。

2日目の夕方くらいからひどい下痢はおさまり、熱も下がり気分も楽になったようでした。3、4日するとすっかり回復していました。 「もっとひどい病気を疑っていたから、病院に行かなくてよいのか不安だった」というのが正直な心境だったそうですが、それも忘れたように食欲も戻り始めていました。

余談ですが彼女はそのまま数ヶ月の滞在期間中、旅行の継続を中止して、私と机を並べ、ヨーガの勉強を始めました。そして帰国後本業の英語塾を続けながら、数カ所でヨーガを教え始めたのです。

その後10年間くらいは毎年2ヶ月ヨーガを学びにインドヘ行かれ、80才を超えた今でもヨーガを指導されています。

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アルダ・クールマ・アーサナ(半分のカメのポーズ)

彼女が行ったアルダ・クールマ・アーサナは、下痢を始め、食べ過ぎや飲み過ぎによる胃もたれ等の消化不良に効果があります。

ただし便秘には効果がありませんし、腰痛のある方には不向きなアーサナです。

「アルダ」というのは、半分という意味です。

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■ ワンポイトアドバイス ■

静止時間が最低でも5分は欲しいアーサナです。
額が下につきにくい人や正坐が長くできない人、慣れていない人は、
「額には枕、足には座布団」などを工夫すればポーズが取りやすいです。

ポーズをとり5~10分の静止姿勢を終え、ゆっくりと体を起こして坐ったまま暫く整えます。
この間 腹部臓器の血流が急速に活性化し
(前かがみの姿勢により、それまで圧迫され流れが妨げられていたので)、消化酵素分泌促進のスイッチが入ります。 「オーバー・ヒート」でコントロール不能気味の自律神経の働きを補助した訳です。

体熱ということで説明しますと、エネルギーが腹部に集中し、消化酵素が働きやすい42度という体内環境を整えたことになるのです。下腹部に手を当ててみると、かなりの熱が放出されていることが確認できます。

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アルダ・クールマ・アーサナ(半分のカメ)のポーズを終えた後、消化酵素に話しを聞くことができたら、きっとこんな返事が返ってくるでしょう!

消化酵素さん:「半分のカメさん」ありがとう。やっと私たちが活躍できます。だって働こうとしても私たちのご主人様は暑い中を動き続け、消化どころか全身の活動でエネルギーを消耗させていたのですから。外は暑くてもお腹を42度にしてくれないと、だめなのです。

今こうして私たちに意識を向けて頂いたお陰で、消化のお仕事を済ませることができました。今から余剰の熱を出しま~す。

Information

竹下雅敏先生の東洋医学講座初級第12回ヨーガ・アーサナに基づいたレッスンを行います。東洋医学セミナー未受講者も参加可能です。お申込みをお待ちしています。

● チャクラ&アーサナ ヨーガレッスン ●

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・日時:7月19日(日)10:00ー14:30
・会場:大竹市栗谷町 マロンの里交流館
・講師:中條正夫・原田しげみ
・レッスン料:3000円
・申込み・お問い合わせ:こちらから。

レッスンの詳細は、ヨガ教室 Chandraサイトをご覧ください。

【2015夏・前編】 おじゃ福丸のヨガ談義
~夏だ。アーサナ!だ~

前回 好評だった短編連載「おじゃ福丸先生のヨガ談義」の第2弾です!
おじゃ福丸先生のヨガ談義、どうぞお楽しみください!

なお、ヨガに興味がある方は、東洋医学セミナー初級の第12回のヨガ・アーサナがオススメです!

(シャンティ・フーラ)


ヨガ談義

◆ 夏だ。アーサナ!だ

22才の春から4年間、旧ソ連時代の極東地域へ商社の仕事で行き来していました。
一回に数日から数カ月の滞在で、仕事以外では外国人は立ち入りできない地域がほとんどでした。

1年目の6月アムール川中流域のマゴというところでしたが、意外と暑く30度を越えて大きな蚊も出て驚いていると、1週間後には2度まで下がってこれまたびっくり。上半身裸で働いていた人たちが真冬の服装になっているのですから。

四季が当たり前の日本人には分かりにくいのですが、インドにしても大陸の環境は気候も極端で、よく体が付いて行くものだと感心してしまいます。

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ヨーガ・アーサナの効果! 気温・体調・体温との調和

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実は全てのアーサナが気温や体温との調和にも深く関係していることは、普通は余り話題になっていないと思います。38年前、第一回目のインドでの個人講義中(3か月間)、ナンディ師の口からは「オーバー・ヒート」という言葉が何度も出てきました。

体内で生じる熱の半分は皮膚から気体になって出て行くそうですが、暑い季節は特に気温や体調、活動の程度などにより排熱が不十分になりがちです。今年のように5月に夏日が多かったり、ましてインドのように連日40度以上、場所により50度越えもあれば、1,000人以上の死者も出る訳です。

私のインドでの体験では3か月間連日35度から時には40度、雲を見ることもなく快晴続きでした。これでは肌も髪も乾き切って来ます。女性たちは髪を膝くらいまで伸ばしているので、手入れには相当苦渋していました。
水浴する前に(家の中で日常的に)ココナッツ・オイルを全身に塗れ、という意味が今は納得できます。

ココナッツ・オイルは余り気乗りせずできませんでしたが、アーサナや呼吸法で日によっても様々な部分にジワっと汗をかく、あるいは頭や顔の発汗が収まる等、体熱が調整されることを実感できました。不快でイライラした感じから爽やかな気分に変化するのです。

アーサナを行なうことで、内臓 特に胃や腸などの消化器系の排熱を促したり、全身の血行を良くして、疲労部分の熱を調整(排熱だけでなく、必要なら温めることも)できるのです。

理屈っぽいことを書きましたが、「南国と昼寝」という話で納得して頂けると思います。

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エッ? 食後すぐ昼寝をするな~?

初日から師は「昼食後すぐ昼寝をするな」と言っていました。見ていると普通隣近所が皆寝入っていて人声がすっかりしないのに(窓が開けっ放しあるいは大きな隙間のある建築様式ですから、夫婦げんかも筒抜けなのです)、師の家では何故か長い時は2時間くらい手近のものを片付けたり、書類整理をしたりしているのです。それからおもむろに横になり、「お昼寝タイム」。

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体温よりも気温が高いことが多いインドでは、外気温が高い日中、食後の代謝熱を出したい時に寝入ってしまうと充分排熱できません。これが、「オーバー・ヒート」です。

寝汗を書いて何とか排熱しようとしても、最小限活動をしていないと熱の出て行きようがないので、休んだことにならないのです。
このようなことをインドのような南国で1年中習慣化していると、様々な慢性病の原因になると、師は医師としても実感していたのです。

日本の場合は、エアコンがあるため外気温と室温の差が激しくなり、体の温度調整が難しくなります。そのため下半身を冷やさないように注意すると良いでしょう。

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体温調整になる!シャバ・アーサナ(くつろぎのポーズ)

暑い夏の日中には特に、体温調節機能の低下を防ぐために、また疲労の蓄積を減らす上でも、思わぬ力を発揮するアーサナです。

くつろぎのポーズ Aj

■ ワンポイトアドバイス ■

両手は手のひらを上に向け5本の指を自然に開いた状態で、指の関節は少し曲がったままです。
両足は少し開く程度で、足の付け根・膝・足首・つま先を緩めます。

タイマーを使い5~15分くらいを目安に、日常的に実行してみられることをお勧めします。

大変有名なアーサナであり、説明する必要がないくらい簡単に見えます。ところが仰向けになり全身の余分な緊張を緩めてただじっとしている、ということが現代人には結構難しいのです。

疲れていれば寝てしまいそうですが、勿論構いません。ただしそれは「シャバ・アーサナ」ではなく、ただの休息・睡眠です。
実行してみればその違いは歴然としていることが分ります。後の爽快感が全く違うのです。

試しに5分間タイマーをかけて「指一本動かさずに」いてみて下さい。2分もしない内に動きたくなります。そして「まだ3分もあるの?」と時間が実に長く感じられることに驚いてしまうのです。つまり習熟するには一定の日数が必要なのです。

後編へ続きます。

Information

竹下雅敏先生の東洋医学講座初級第12回ヨーガ・アーサナに基づいたレッスンを行います。東洋医学セミナー未受講者も参加可能です。お申込みをお待ちしています。

● チャクラ&アーサナ ヨーガレッスン ●

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・日時:7月19日(日)10:00ー14:30
・会場:大竹市栗谷町 マロンの里交流館
・講師:中條正夫・原田しげみ
・レッスン料:3000円
・申込み・お問い合わせ:こちらから。

レッスンの詳細は、ヨガ教室 Chandraサイトをご覧ください。

【第3話】 おじゃ福丸のヨガ談義 ~アーサナで生命を感じる~

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おじゃ福丸のヨガ談義 第3話です。(1話目はこちら

~ つわ者おばあちゃんパワー!! ~

68才、68kg。
片膝が曲げられず正坐もできない。
ヨーガを始めるに際して「私は羊羹なら一本を一度に食べてしまうくらいなので、食事制限は致しません。」と宣言。

ヨーガ教師泣かせのおばあちゃんが、生徒のひとりになったときのお話しです。

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決して休みませんので、お願いします。」との言葉に励まされ、椅子や座蒲団五枚重ねなどの工夫をしてのアーサナ指導を続けました。

3ヶ月過ぎた頃、杖をつき足を引きずっていた片膝が曲がるようになり、少しの間ですが正坐ができるようになったのです。これには周りの若い人たちも驚いて共に喜んでくれました。私としてはその後の更なる変化に驚嘆しました。

 体重が54kgになったのです。しかも「コブラのポーズ」は並み居る若い女性達よりも綺麗に反り、ベスト3に入る柔軟さ。考えてもいなかったという、長年の便秘も解消されていました。

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さらにアルダ・マッツェーンドラ・アーサナ=「背骨をねじるポーズ」を手で直接足を持てる人が殆どいない中で、持ってできるようになってしまったのです。
数年間休まず通った結果、正坐も完璧に出来るようになり、杖もいつの間にかなくなっていたのです。

hineri yogaicon◆ 熱意が一番!

アーサナの効果としての便通促進、そこから全身の状態への好影響。結果、充分食べていても、静かな運動で無理なく痩せることが可能になることを学びました。
(まだ若かった私は、おばあちゃんへ食事のことで言いたいことは、沢山ありましたが・・・。)

私もおばあちゃんと同じ年齢にあと1年と近付いて、人の運動能力(内臓の働きも含め)は年相応に低下すること、日々実感しています。

 色々なことを柔軟に行うことはできません。同じようなことを毎日繰り返している訳です。それでも20年、30年と続けていることは以前より要領良く出来ます。朝の便通から始まり、立ったり座ったりの足腰の動き具合、アーサナや呼吸法での体の感覚や理解が、一歩一歩ですが深まっています。

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 日頃の師の口癖にあります。

「アーサナはスティラ=静かに・長く、シュカーム=快適に」

 言葉は簡単ですが、あばあちゃんの笑顔の中に「実践者の底力」その緊張なく余分な力の抜けた集中力を見たのです。

先ず3ヶ月、半年と決めたらコツコツ一つのことを実行してみる。
結果は神様に委せて、理屈抜きに進んでみる。
体癖6・8種の私にはない形を具体的に示してくれた「強者(つわもの)おばあちゃん」でした。

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3回に渡ってお読み頂きありがとうございました。
またの機会に、ヨガ談義をご披露できたらと思っています。

(完)

Information

竹下雅敏先生の東洋医学講座初級第12回ヨーガ・アーサナに基づいたレッスンを行います。東洋医学セミナー未受講者も参加可能です。お申込みをお待ちしています。

● チャクラ&アーサナ ヨーガレッスン ●

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・日時:4月4日(土曜日)10:00~14:30
・会場:福富町久芳地域センター(東広島市福富支所2階)
・講師:中條正夫・原田しげみ
・申込み・お問い合わせ:こちらから。
  (現在、30名近くの方が参加予定です!)

レッスンの詳細は、ヨガ教室 Chandraサイトをご覧ください。

【第2話】 おじゃ福丸のヨガ談義 ~アーサナで生命を感じる~

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前回からの続きです。

~ アーサナで生命を感じる~

前回、「前屈のポーズ」のアーサナは副交感神経系で、「コブラのポーズ」はその反対、つまり交感神経系のアーサナであることを説明しました。大腸・小腸の働きを活性化し、便通促進・消化力増強になる訳です。

「コブラのポーズ」は腰痛にも大きな威力を発揮します。

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「バッタのポーズ」と共に腰の調整・強化になります。
腰痛時でも、ギックリ腰のように殆ど動かせない状況以外は、工夫して行うことが出来ます。

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■ ワンポイトアドバイス ■

「バッタのポーズ」は、上級者以外は右足・左足を片足ずつ行います。

腰痛が1週間、10日と続けば腰だけでなく、内臓自体も疲労し、固く重たくなるとイライラやストレスに対して抵抗力も低下。そのことがまた緊張感・ストレス状態を助長してしまうという悪循環です。全身の疲労感の継続です。

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腰痛・ギックリ腰だけでなく殆どのトラブルに対して、次のことが望まれます。

食事をはじめとする生活全般を、即時に点検し改めること。

インドの師が「便通は起床後15分以内にあるべき」と当たり前のように断言した時、私はその基準の高さに驚きました。自分は呼吸器系は子供時代からトラブル続きだが、胃腸は普通だと思っていました。

充分な便通は腰痛だけでなく、他のトラブルの改善と表裏一体であることを、今は体で知っています。
「コブラのポーズ」や「バッタのポーズ」の実践によって便通・消化力が遥かに高まりました。それまでの我が身の健康度が、胃腸も腎臓(二つのアーサナは腎臓の機能も高めます)も低かったことを痛いほど味わって来ました。

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そして、師が常に強調していました。

アーサナの実習と共にヤマ・ニヤマの実践が不可欠。
 アーサナはヨーガだが、ヨーガはアーサナだけではない。」

ヤマ・ニヤマがヨーガ実習の前提、あるいは並行して行うように云われている所以です。

ヤマ(禁戒)ニヤマ(勧戒)全10項目の中の禁欲・不貪、清浄・知足は食生活にも通じていますし、健全な食事をせずにアーサナを行なっても充分な効果は期待できません。骨格・筋肉レベルでのエクササイズに終わってしまうのでは「もったいない」のです。

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現行の医療の発展は目を見張るものがあります。複雑で専門別に分けられていて私達自身の生命力を自覚する余地など、殆どありません。むしろ自信を喪失し、自身の生命力でなく外の力(過剰な医療や宗教にまで)に依存してしまうのです。

病気をきっかけに生命に感謝することは出来ます。しかしそれを理解し自覚する感性を養うことはできません。自分自身で磨く必要があるのです。

ヨーガ・アーサナ、特に東洋医学セミナーで教えられている呼吸を意識してのチャクラを活性化するアーサナは、難しい特別な柔軟性を必要としなくても行えるものも多く、より効果的であることを体験しています。

チャクラを感じながら、私達の内なる生命力や自然治癒力を磨くことは、現代人にとって大変有意義であることを確信しています。

第3話へ続きます! →

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竹下雅敏先生の東洋医学講座初級第12回ヨーガ・アーサナに基づいたレッスンを行います。東洋医学セミナー未受講者も参加可能です。お申込みをお待ちしています。

● チャクラ&アーサナ ヨーガレッスン ●

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・日時:4月4日(土曜日)10:00~14:30
・会場:福富町久芳地域センター(東広島市福富支所2階)
・講師:中條正夫・原田しげみ
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  (現在、30名近くの方が参加予定です!)

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【第1話】 おじゃ福丸のヨガ談義
~ヨーガ・アーサナの名前は「もじり?」~

「東洋医学セミナー ヨーガレッスン」イベント

昨年春、大好評だった「東洋医学セミナー ヨーガレッスン」イベント

そのときの講師のひとり 中條正夫先生は、日本のヨーガブームのずっと以前に、インドの地でヨギの医師から直接 ヨーガを学んできた人です。

奥深いヨーガ・アーサナを、長年指導・実践してこられた中條先生に、不定期でヨーガの極意を語って頂きたいと考えています。

最初の今回は、3話に分かれた記事になっています。

ナンディ先生の抜群のスタイルにもご注目ください!
なお、自宅でもできるアーサナ(ポーズ)が出てきますので、ぜひお試しくださいね!

(シャンティ・フーラ)


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~ ヨーガ・アーサナの名前は「もじり?」~

ヨーガのポーズに、コブラやバッタの形・動作を真似たと伝えられているものがあります。「蓮の花のポーズ」という花の名前などもあります。

宮崎アニメの映像表現のように、美しい森の中の空き地で、動物や虫たちそして植物がヨーガをしているところを想像してみて下さい。

インドの私のヨーガの師は次のように説明してくれました。

コブラは背骨が大変柔軟だから、大きな動物を丸呑みにして消化することができる。このブジョンガ(=コブラ)・アーサナ(=ポーズ)は便秘には特に効果があり、消化力を高めることができる。」

これを聞いた私はアーサナの名称は「もじり」のようなものなのだ、と勝手に納得していたものです。「風邪をひけども 女房動かず」ともじった現代の諺の元は「風は吹けども山は動かず」だそうですが・・・。


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■ ワンポイトアドバイス ■

コブラのポーズ」の上記の効果をより積極的に得るために、足のつま先をしっかり閉じること、ヘソを床から離さずに背骨を反らすことを勧めています。尚チャクラを考えて行うときは別な工夫が必要です。

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教え始めた36年前のことですが、今でも良く覚えていることがあります。十年来の「三叉神経痛」(顔に非常に強い痛みのでる病気)に苦しんでいた男性のことです。

ヨーガをはじめて約3ヶ月で痛みが出なくなり、モルヒネで止めていた激痛から解放されました。その後も10数年にわたって年賀状を頂いていましたが、再発していませんでした。

東京在住の方ですので、広島から東京のヨガ関係の友人にプログラムを郵送し、その友人がアーサナを中心にやり方を伝えた。つまり直接指導していないのです。私が驚いたのはインドの師が示してくれた理論の正しさでした。

軟便・下痢の傾向でしたから、副交感神経系の背骨を内側に曲げる「前屈のポーズ」など、「コブラのポーズ」とは正反対のアーサナを用いました。 徹底して消化力調整のプログラムでした。

前屈のポーズ

上記の経験は竹下先生に出会う6年前のことでした。今でしたら「東洋医学セミナー・初級第12回・ヨーガ・アーサナ」を応用し、チャクラを活性化する方向で行なっていたと思います。

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アーサナの真価について語ることは、生活全般についても触れるようになります。アーサナの効果と食生活との関連ひとつとっても、有り余る話題や例を挙げることが出来ます。

今回はヨーガ体系の一部「アーサナ」という断面から切り取った、「私たちの命」の不思議について少しでもお伝えできればと願っています。

第2話へ続きます! →

Information

竹下雅敏先生の東洋医学講座初級第12回ヨーガ・アーサナに基づいたレッスンを行います。東洋医学セミナー未受講者も参加可能です。お申込みをお待ちしています。

● チャクラ&アーサナ ヨーガレッスン ●

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・日時:4月4日(土曜日)10:00~14:30
・会場:福富町久芳地域センター(東広島市福富支所2階)
・講師:中條正夫・原田しげみ
・申込み・お問い合わせ:こちらから。
  (現在、30名近くの方が参加予定です!)

レッスンの詳細は、ヨガ教室 Chandraサイトをご覧ください。