シャンティ・フーラのブログ

天界の秩序8 
存在次元と霊的進化の具体例(2) 
ラーマリンガとエドガー・ケイシー

竹下雅敏氏からの情報です。

『今回はラーマリンガ・スワーミハルとエドガー・ケイシーの2人の人物を取り上げてみようと思います。

 

ラーマリンガ・スワミーハル (1823-1874)

ラーマリンガ・スワーミハル
(1823-1874)

エドガー・ケイシー (1877-1945)

エドガー・ケイシー
(1877-1945)

 

対照的とも言えるこの2人のジーヴァ(個我)と幽体・霊体の位置を調べてみると次のようになります。上の2つの表が2人のジーヴァ(個我)の位置を、下の2つの表は幽体・霊体の位置を示します。しかし、エドガー・ケイシーの場合、生涯を通じて平均的地球人と変わらないので、下の2つの表はラーマリンガ・スワーミハルの幽体・霊体の位置の変化のみを記入しています。

 

ジーヴァ(個我)の位置

010_jiva-location-2nd-system-ramalinga

020_jiva-location-1st-system-ramalinga-and-edgar-cayce

 

幽体・霊体の位置

030_body-location-2nd-system-ramalinga

040_body-location-1st-system-ramalinga

 

ラーマリンガ・スワーミハルの生涯のジーヴァ(個我)と幽体・霊体の位置の変化を記述すると、次のようです。

050_ramalinga-history-and-spiritual-transition

 

ラーマリンガは、シリウスシステムの国津神第3レベル(6次元)の存在で欲界の楽変化天にいた神霊です。転生に入った後も彼の幽体は同じ界層にいたことがわかります。ラーマリンガが他の聖者と異なるのは、生涯に3度大きな霊的な進化を達成していることです。
なんと3回目には、シリウスシステムからスバルシステムへとジーヴァ(個我)の位置も幽体の位置も上昇し、第2システム国津神第5レベル(9次元)の存在へと解脱しました。ラーマリンガ・スワーミハルのような聖者の例を私は他に一人も知りません。霊的な達成という意味ではガウタマ・シッダールタ(仏陀)、クリシュナ、ラーマクリシュナ、ラマナ・マハリシ、サティヤ・サイババ等のよく知られた聖者たちを遥かに上回っています。これまで歴史上に知られた聖者でスバルシステムへと解脱した人をラーマリンガ以外に知りません。

 さて、ラーマリンガはその著作「恩寵の聖歌」において、生涯にわたって体験した変容の諸段階を記述しています。くわしくはマーシャル・ゴーヴィンダン著「ババジと18人のシッダ」(ネオデルフィ)を見てもらうとわかりますが、ラーマリンガの記述する高次の身体「愛の体」、さらに高い「恩寵と光の体」、そして最後の「至高の神の体」の3つの身体は上記の表の「色界の贍部州の幽体」「大梵天の幽体」「スバルシステムの勝身州の幽体」に相当するということがわかるでしょう。ラーマリンガは、1874年1月30日に ”突然、紫色の閃光がラーマリンガの部屋から輝いた。後に扉が開けられたとき、室内は空であった。ラーマリンガは何の痕跡も残さずに姿を消した” と言われています。これが事実なら、ラーマリンガは仙道で言う白日昇天を成し遂げたということになります。彼には影ができなかったと言われていますので、十分に考えられることです。

 さて、次にエドガー・ケイシーについて言及しましょう。彼は非常に高名な予言者で心霊診断家です。とくに医療方面のリーディングに力を発揮したようです。しかし、未来の予知等に関してはその評価は分かれるようです。
彼はジーヴァ(個我)と幽体・霊体の位置という霊的な視点から見れば平均的地球人とほとんど変わりません。例えて言うと、スポーツや武芸、音楽等の才能に秀でた人が世界的な名声を獲得したとして、その人のジーヴァ(個我)の位置や幽体の位置が変化上昇するだろうかということですが、まず関係ないでしょう。予言とかチャネリングとかリーディングというのも1つの才能なのであって、霊性の進化とは無関係なのです。ニューエイジ系の人たちは、私のこうした主張を認めたがらないのですが、例えば麻薬の常習者になれば、普通の人に見えないものが見えるようになり聞こえるようになりますが、そのことでジーヴァ(個我)の位置や幽体の位置が上昇したり、何らかの霊性が向上するでしょうか? 何の関係もありません。霊性の向上につながらないチャネリングやリーディングの能力に特別な価値を見い出す人々は、ある意味で非常に危険な位置にいる人々だと言えるでしょう。事実、このタイプの人々の99%以上が闇に取り込まれてしまうという事実からもそれがわかります。霊性の初心者は近づかない方がよい世界なのです。

さて、エドガー・ケイシーですが、霊性のレベルでは彼は平均的地球人とさほど変わりがなかったのですが、実は彼には特筆すべき美点があり、本当に心の美しい人だったのです。

2007年から始まった天界の改革で、これまで何十回となく天から光が降り注がれました。内面の規準に合格している人の場合は、光を受け取ることで霊性の進化が遂げられることを緊急連絡の中で言及しました。エドガー・ケイシーは天界の改革以降急激な霊性の進化を遂げ、現在は第12システムの国津神第5レベル(59次元)の人となっています。

ラーマリンガ・スワーミハルが現在でも第2システムの国津神第5レベル(9次元)の神霊であるのと非常に対照的です。2人は大変にすぐれた人たちですが、天界の改革以降非常に大きな差が生まれてしまいました。このことはこれまで宗教で求められてきたものが本当のところ何なのかという疑問を提起します。人は殊更霊性の進化や解脱など求めなくとも、愛の故に心の美しい人の方が、遅いように見えてかえってすみやかな霊性の進化と解脱をもたらすのではないか。そのようなことを考えさせられる結果となりました。

竹下雅敏

10件のコメント

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  1. わらうりうまうみ on

    ただただ、日々正しく生きることを教え続けられている意味と、霊性の進化と解脱やパワーを求めることの無意味さがよくわかりました。
    求めるものではなく、正しく生きていれば自然に与えられるものなのですね。
    ありがとうございます。

  2. ぴょんぴょん on

    すごーい! 思いもよらない結末でした。
    心を清らかにしたい!と切に思いました。

  3. 大変わかり易い例をあげて頂きました。
    このような事が起こるのですね。
    精進あるのみです。
    ありがとうございました。

  4. タナピー on

    竹下先生が常に言われていることが、このような結果の違いで表われてくるのですね。凄いです。常日頃から、自分の心と向き合い、心の浄化をし続け愛を育む。正しく生き抜く。誠実に生き抜く。普段の生活でヤマ・ニヤマヲを実践し、精進し続ける。竹下先生、いつも貴重なご教示、ありがとうございます。

  5. えっ! 私の大好きなあのエドガー・ケイシーさんですかぁーーーーーーーーーーーーー? え、どうしよう、どうしよう、どうしようぉ~~~~~~~~~! でもまだ読んでないんですよぉ~~~~~~。これからです。うれしかったので、とにかくコメントしにきました! 読んで、落ち着いてから、またコメントしたいと思います。フェイスブックはまだ始めたばかりで、操作や設定がまだよく分かっておらず、一部の人にしか公開してないんです。今はまだ様子見です。でも自分のフェイスブック上で既に2つ投稿しました! 竹下雅敏さんなら大歓迎です。いつでもいらしてください!

  6.  今読み終わりました! 2007年から始まった天界の改革のことや緊急連絡のことも、その当時に私も知っていればよかったぁ~・・と思いました。私はチャンスを逃しっぱなしです。あぁ~あ・・・。

     99パーセント以上が闇に取り込まれてしまうというお話もすごくよく分かりました。エドガー・ケイシーさんは現在59次元の世界にいるのですね。それはスゴイ!! ケイシーファンが聞いたら、泣いて喜ぶと思いますよ。やっぱりエドガー・ケイシーさんは今でも別の世界で生きていたのですね。それが分かってうれしかったです! 

     エドガー・ケイシーさんはご自分が亡くなる前に、自分は1998年か、2100年にまた地球に生まれ変わると、あるリーディングの中でそう言ったそうです。2100年じゃ、私はもうとっくに死んじゃってるだろうし、かといって59次元の世界じゃ、死後私がエドガー・ケイシーさんにお会いできることはないな・・・。ちょっとがっかりです。

     デイヴィット・ウィルコックさんがエドガー・ケイシーさんの生まれ変わりで、ユリ・ゲラーさんもそれを認めたと言われていますが、実際はどうなんだろう・・・とずっとそう思っていました。どうやら彼らの言っていることは、あてにはならいと今日分かりました。それも分かってよかったです。

     今、寺子屋通いをしているのですが、そこのお尚さんが、亡くなって直ぐに成仏できる人は(生きているときに)行いのキレイな人と仰っておりました。ここでの成仏とは、仏に成るという意味ではなく、あくまでも自分の魂に合った戻るべき自分の光の世界という意味です。だから、心の美しい人の方がすみやかな霊性の進化をもたらすというお話、すごく、すごくよく分かりました。私もそれを心がけます、今、この瞬間から。

     今後の天界の秩序等、楽しみにしております。ありがとうございました。

  7.  度々すみません。これで3度目の投稿になります。エドガー・ケイシーさんが現在59次元の世界にいるというお話ですが、それがどうやって分かったのですか?

     今回のことを大喜びしながら主人に言ったら、主人は、「それは竹下さんの持論でしょ?」と言われてしまったんです。

     日本エドガー・ケイシーセンターの会長の光田さんとか、それから、ケイシーグッズを売っている横浜のお店のスタッフにも、今回のことを知らせてあげたいんですよ。我が家はそのお店を通じて、これまでにずっとケイシー療法を行ってきました。私の場合、特にひまし油温湿布が好きで、結構をそれを行っています。ひまし油は「キリストの御手」と言われているだけあって、なかなかいいですよ。

     今のエドガー・ケイシーさんを知る1つの方法として、例えばね、深い意識の層で祈った時に、エドガー・ケイシーさんのエネルギー体が竹下さんの中に入ってくるから、今度はその状態で、ホツマの神々にアクセスして、それで解読できるんだ・・・とかね、それこそ子供に話すように分かるように教えてほしいんです。

     何らかのご回答が得られることを心の底から、それこそ海よりも深~く、切に切に思っています。

  8. Shanti Phula on

    Michiyo様

    竹下雅敏氏からの回答です。
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    答えるのが難しい質問です。
    とても簡単に分かるので逆に説明が難しいのです。
    東洋医学セミナーでは、こうしたことを自分で調べることが出来るようになるための基本となる技法を教えているので、上級までの技術を身につけた人なら基本的なことは皆わかるようになります。
    ただ各人の意識の届いていない領域の事は、技法がわかっても調べられないのですが、私の場合、元々ホツマの神で天津神第一レベル(68次元)から降りて転生に入っている者なので、ケイシーのいる59次元はそれより低い次元なので、もとより意識は届いているので簡単にわかることなのです。
    また注意深く私の情報を見ていれば、例えばシリウス星系のヒメミコ様は、皆私の教え子のような存在ですが、この中でニジノヒカリキワムルヒメミコ様(シリウス)は、現在でも私の天界の学校の生徒で私が先生です。
    彼女の存在次元は244次元ですが、もちろん私はそれよりずっと上です。ですからケイシーの事はわかるのがあたりまえなのです。

    (竹下雅敏)

  9. ご回答をいただき、ありがとうございました。
    その後の詳細については、数日前に個別にメールを差し上げましたので、
    そちらをご覧下さい。本当に、本当にありがとうございました。

  10. お話の内容が凄すぎです。前はこの手のお話大好きだったのですが、何故かすごく疲れるのです。自分に起こってる変化に追い付いてない感じがしてます。とにかく、そうじです。心の。もちろん、お部屋も!

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