Vol.30からの続きです。
ルーフィング、飛ぶ!
職人さんの応援が終った翌日は雨が降り、ログ作業はお休みです。
現場の雨対策をしてから帰宅したのですが、その後 低気圧が発達して爆弾低気圧になってしまいました!
とはいえ、屋根にルーフィング(防水シート)を貼ったあとだったので「ルーフィングを貼り終わっててよかったね〜」と自宅でのんきに話していました。
ですが……その後、現場に到着してビックリ!
職人さんが貼ってくれたはずのルーフィングが敷地内の桜の木にプラーンと引っかかっているではありませんか!(あまりに驚いて写真なし!)
小高いところに登って屋根を見ると、ルーフィングが剥がれたり、めくれ上がったりしていました。
屋根の下から吹き込んだ強風がルーフィングをはがしていました。
ルーフィングに穴が空いていたら雨漏りの原因になってしまうので慎重に破れを確認し、使えそうなルーフィングは補修し、一部は新しいルーフィングを追加注文して貼り直しました。
屋根のルーフィングがめくれ上がった姿はショッキングな光景でしたが、思ったよりも損傷はすくなかったです。
屋根材の決定
屋根材は、瓦にするか、価格を抑えた材にするか悩みましたが、瓦にすると予算オーバーするので「ストーンチップ(鋼板)」というものを選びました。
我が家は、3寸勾配というゆるい勾配で、瓦だと選べる種類が少なく高額でした。
(瓦に適切なのは、4寸勾配以上のようです)
瓦はあきらめ、アスファルトシングルにする予定でいたのですが、夫が「野地板に直接 釘を打つのが気になる」と別の材を考え始めました。アスファルトシングルは、15年くらいでやり直さなければいけないと聞いたので、剥がす時に屋根の下地も痛めてしまうかもしれないと気になったそうです。
ストーンチップという聞きなれない屋根材は、ガルバリウム鋼板に天然石(石の粒)を吹き付けたものです。メンテナンスが少なくて済み、耐久性が20年〜30年あるとのこと。
瓦をつけるときに使う瓦桟(かわらさんぎ)を使って施工できるので、野地板に直接 屋根材を貼り付けなくてもよくなります。
また、1枚の重量が軽いので、施工も楽。
瓦のように凹凸があるので、空気層があり断熱効果も期待できます。
価格は瓦の1/4くらいと安価です!(アスファルトシングルと比べるとやや高め)
屋根材の下に敷いたアスファルトルーフィングの耐久年数が20年くらいだったので、ルーフィングをやりかえる時に(資金を貯めておき)瓦に変えることにしました。
※竹下家のログハウスは最初にアスファルトシングルにして、その後 瓦に変更したと映像配信の中でありました!この方法を採用したのです!
瓦桟と水切り
瓦桟を屋根へ上げる作業が、なかなか大変でした!!
私が下にある木材を数本まとめて持ち上げ、夫が屋根の上から受け取ります。 何回この作業を繰り返したかな…。二人ともヘロヘロになりました。
瓦桟を釘で垂木に打ち込みます。 ルーフィングや野地板で覆われていて垂木の位置が分からないので、あらかじめ墨つぼで垂木の位置に墨出しをしておきました。瓦桟の本数が多いので、作業に時間がかかっていました。
また、屋根の端には水切りをつけました。
ホームセンターに売っている水切りを使いました。
◆ お願い ◆
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