シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: カレンダー2022制作秘話

【制作秘話】シャンティ・フーラカレンダー2022
~3.花の撮影について〜

シャンティ・フーラカレンダーの
たくさんのご注文をありがとうございます。

前回の制作秘話からの続きです。

花の撮影について

シャンティ・フーラカレンダーは、たくさんの工程を経て完成します。
その第一段階が、私の担当の花の写真撮影。
撮影に使っているのはコンデジ。対象は我が家の庭に咲く花。

性能の限られた機材と限られた花の種類。
鉢植えを購入したり、種まきして増やしたりを試みますが、何かと自然任せです。
今年も13枚の花の写真が無事採用となり、本当にほっとしています。

さて、これまでの経験で、美しい写真を撮るのに大事なのは、その花自身が美しい光を放っていることです。

3月の花:ラナンキュラス

その意味で、 “一番花”こそ、「ちゃんと咲いたわよ~、見て!」と大きな光を放っており、その写真が採用されることが多いです。

撮影するタイミングも花に呼ばれるという感じです。
花が、「私を撮って」と光って伝えてくれたような気がして、それをなるべく無心で、パチっと撮る。
影が出来ないよう、直射日光の当たらない時間帯、全面に曇が出ている天気の日に撮影することがほとんどです。
今の時代、何枚でも撮影できるので、いろんな角度から同じ花をたくさん撮影しますが、無造作に撮るとだめで、花を良く感じてきちんとシャッターを押す方がいい写真になるようです。

カレンダーに採用される花は、形がよく、なにより、写真の波動が高いことが条件です。
大体の候補を私が選んでおいて、花の色形、季節なども考慮して、夫が最終的に13枚を決定しました。

花は人を喜ばせるのが好き。
皆様に見ていただけて、嬉しく思っていることでしょう。

パータ こと 泰子

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【制作秘話】シャンティ・フーラカレンダー2022
~2.お花の紹介〜

シャンティ・フーラカレンダーの
たくさんのご注文をありがとうございます。

前回の制作秘話からの続きです。

お花の紹介

今年も無事にシャンティ・フーラカレンダーが発売出来て、ほっとしています。
表紙と各月に採用された花の名前と簡単な説明です。

表紙:ミニバラ
このバラ、観たことあるな?と思われたなら、それは庭便りの読者様かも。パータの庭便り5にて「花の端に少し痛みがあり、カレンダーに使えないかも」と記したのですが、別角度からの写真があり、めでたく採用になりました。
昨年通販で購入し、届いた時に咲いていた花がとても美しくて撮影。カレンダー作成に取り掛かるのが6月なので、昨年の後半以降に撮影した花を、2022年のカレンダーで使用することもあります。
無農薬で育てていると、虫に葉を食われて散々な様子になりますが、すぐに新芽や蕾を付けてくれます。バラはとても生命力が強いのではないかと思うようになりました。

1月 オステオスペルマム
とてもきりっとした印象の花です。花期が長いので1月の花として採用しています。
2月 水仙
我が家で春三番に咲くのが水仙の花。一番がクロッカス、二番がヒヤシンスという具合です。黄色の花を見ると元気になれます。
3月 ラナンキュラス
鉢植えで購入後、たくさんの花をつけてくれました。豪華で美しかったです。
4月 スプリングスターフラワー
子どもの頃、私の実家に咲いていたこの花が大好きでした。20年以上前に実家からもらった球根数個が、勝手に増えてあちこちで花をつけてくれます。「ハナニラ」とも呼ばれ、半日陰でも育ち、春を知らせてくれるありがたい花です。
5月 ナニワノイバラ
カレンダーに何度も登場していますね。とても強健で、枝をぐんぐん伸ばしてジャングル状態になりかけています。中国~台湾原産のツルバラで、江戸時代に日本に伝わり大阪の植木屋が広めたとのこと。棘が強くて、垣根にぴったりです。
6月 ダリア
ガラモンのダリアをいただいたので、私の庭で撮影しました。昔の品種なので、放任でも育ち、逞しいです。
7月 アサガオ
3兄弟みたいです。徒長して安く売られていたアサガオの苗を買ったところ、こぼれ種で毎年咲いてくれます。
8月 マンデビラ
メキシコ~アルゼンチンの熱帯原産とのこと。昨年通販で取り寄せ、最初に咲いた花でした。今年も夏中ツルを伸ばしてたくさんの花をつけてくれました。今は家の中に入れています。
9月 ペチュニア
ナイトスカイという名前通りの花。値下げされていた苗でしたが、我が家に来て、たくさんの花をつけてくれました。
10月 コスモス
20年くらい前に種を買って蒔いて後、毎年こぼれ種で咲く手のかからない花です。
11月 トレニア
私の大好きな花のひとつ。とても綺麗で、凛としています。
12月 パンジー
パンジーの中の模様が、何かの表情のようで、くっきりしていて面白いです。花びらはナメクジの大好物。パンジー好きの蝶の幼虫もいたりして、意外に写真撮影が難しいです。

多くの皆様に眺めていただいて、お花たちも喜ぶことと思います。

パータ こと 泰子

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【製作秘話】シャンティ・フーラカレンダー2022
~1. 3月のカレンダーができるまで

竹下氏監修の元、
スタッフが総力をあげて作成する
「シャンティ・フーラカレンダー」が今年も完成しました!

文章の一部を隠しています。カレンダーが届いてからのお楽しみ♪

今年もシャンティ・フーラカレンダー製作の裏側を、スタッフが紹介してまいります。
これまで製作秘話をご覧になったことのない方は、ぜひこれまでのブログをご覧ください。

まずは、スタッフこじかから、装飾デザインの変化を月ごとに紹介します。
竹下氏の直観から導き出した値によって、美しく変化する様子をご覧ください。

3月のカレンダー装飾(1)

3月は可憐なピンクのラナンキュラスに、元気いっぱいの黄緑色の背景色!
輝かしい春を予感するような装飾になるといいなと考えていました。

背景や文字の色えらびは、毎年お願いしている協力者さん、そして今年からパータさん(&竹下氏)が選んでいます!
パータさんの色選びの方法は、別途紹介する予定です。

提案したのは、次の2つ。
光が差してキラキラした感じにしたものと、お花に太陽の光が差し込んでいるものを考えました。

それだけだとちょっと寂しかったので、蝶々を添えました。

これを見た竹下氏の回答は「アゲハ蝶の色味に違和感がある」「アゲハ蝶の黒色が問題なので、別の蝶の方が良いかも知れない」とのことでした。

そのアドバイスをもとに、次の3つの案を作りました。

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