シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: シャンティ・フーラカレンダー2019

シャンティ・フーラカレンダー2019は こうしてできました!
~5.文章の選定・推敲と配置 ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

10.文章の選定、推敲と配置

デザイン作業と並行して、文章の選定を行いました。

今年はるぱぱさんが時事ブログから竹下氏の言葉を抜き出しました。

最初に抜き出した案を見た竹下氏から
『硬い説明文(役所から来る通知書がその典型)ではなく、柔らかく女性が好むと思われる文章が必要なのです。』
時事ブログは、相手に着実に伝わるような確定的な言い方になっているが、カレンダーはもっと含みを持たせたような詩的な表現が必要だ。』 と意見がありました。

パータさんからは
夫のカレンダー文章をよく読んでみてくださいな。
2部構成になっている様に思うのです。
語調、文体、構成の感覚をつかんで文章を選択すると、作業方法が変わってくるかな、と私的には思います。』 など、竹下氏の意見の補足とアドバイスがありました。

これを元に、るぱぱさんは、追加の抜き出しと、文章の組み合わせの試行錯誤を行いました。
アドバイスをしっかり理解し、その後 この1回の修正だけでOKが出たのでした!

この文章案をもとに、竹下氏がカレンダーに最適な文章に推敲し、改行位置まで指定します。

文章をデザインに貼り合わせます。
文章の配置も竹下氏の直観を元に、1/100ミリ単位で調整しています!
これも、昨年に引き続きるぱぱさんが担当です。

デザインと組み合わせたあと、竹下氏が文字数の調整のために文章を若干変更することもあります。

文字の配置調整が終わると、美しさに磨きがかかります!

なお、背景色の選定と同じようにして、日付と文章の文字色も選びました。

12ヶ月分のカレンダーができた後は、表紙のデザインです!

次回へ続く→

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シャンティ・フーラカレンダー2019は こうしてできました!
~4.お花の加工と装飾 ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

7.スタッフによるお花の配置とサイズ

背景色が決まったら、次はお花のサイズと配置を考え、竹下氏に意見をもらいます。

12月のカレンダーのお花は、3つの案を作り、

案2が採用になりました。

8.竹下氏によるお花の調整

次に、竹下氏にお花のサイズや位置の詳細データを送付します。

すると、竹下氏が直観で値を割り出したデータが帰ってきます。
(以下の画像の青字部分が竹下氏が割り出した値です)

どのように変わるか……
スタッフこじかが配置したお花(Before)と、
竹下氏の直観をもとに配置したお花(After)を見比べてみてください。

わっ、同じお花なのにぐっと綺麗に見えます!
竹下氏が調整を行うと、絶妙な位置やサイズに仕上がって驚きます。

9.装飾

その後で装飾を付け足します。

お花のサイズ・配置と同じように案を作り、竹下氏の直観を元に、詳細データを調整します。

竹下氏の直観を元にした確認は、画像ソフトで調整できる最小単位(1/100ミリ)まで、色はCMYKを1%まで調整が行われます。

「いつかは竹下氏のように、1/100ミリまでの精度で配置したい!」と思っていたのですが、なんと今年は装飾の位置・色が竹下氏の修正なしで「OK!」となったものがありました!

これまで、膨大な時間をかけても装飾が決まらず、位置も色合わせもできなかった私が成長できたのは、竹下氏が毎年 アドバイスをくれたおかげです。

そして、もう1つ!
カレンダー制作が始まる数ヶ月前から、東洋医学セミナーを実践したことが少し影響しているかもしれません!

毎朝 仕事の前に、東洋医学セミナーで最初に習う 色紙を使って、気の感覚を養う練習を行っていました。目をつむって色紙をシャッフルして、相生か相克かを当てるのです。
(不正解のときは悔しいので、正解するまで何度もやりましたっ!)

◆ デザイン以外にも応用できます!

竹下氏が講演の中で『花壇にお花を植える場合でも、ここだと呼吸が楽になるという位置がある。1つ1つ自分の体が要求している位置に配置していくと、美しい花壇になる(※)』と話していました。

呼吸で自分の気持ちがよいと感じる位置、色、サイズ等を決める方法は、デザインだけでなく他の仕事や日常生活でもとても役立つと思います!

福岡講演録 智恵のヨーガ(質疑)より

ただ、その後のカレンダー制作中「修正なしで合格!」は何度も起こることはなく、私はまだまだ気の感覚を得られていないのですが……、
東洋医学セミナーは、感受性を育み 才能の開花につながる講座だと改めて感じています!

次回は、文章選びです。

次回へ続く→

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シャンティ・フーラカレンダー2019は こうしてできました!
~3.スタッフによる背景色選び ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

6.スタッフによるお花の加工と配置

背景色が決まったら、次はお花の加工です。

お花の明るさを調整したり、影をつけたり、後ろからふんわりと光を当てたような加工をします。お花の位置やサイズも調整します。

下の案は、お花を四隅に並べたものです。すべて同じお花の向きだと面白くないかな…と考えて、反転&回転させてみました。

この案を見た竹下氏のアドバイスは参考になります!

写真の反転と90度回転は、使わないでください。
まちがいなく、違和感と緊張感が出るからです。

なので、元の写真を縮小しただけのものを、四隅に使うか、二つを両端に使うなどして、工夫してみてください。』

アドバイスを元に、修正したのがこちら!

上の案と見比べてください。
確かに、元の案は違和感があります……!

東洋医学セミナーで習う ”体が緩む”という感覚に的を絞ってデザイン案を考える! ということを再認識しました。

次回へ続く→

シャンティ・フーラカレンダー2019は こうしてできました!
~2.背景色選び~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

4.協力者さんによるお花に調和した背景色選び

お花に調和した背景色は、昨年から協力いただいている協力者さんに色選びをお願いし、それを参考にして、竹下氏がCMYKの色の割合を調整します。

色を選びはテーブルに色見本カードを1枚1枚置き、背景を切り取ったお花を上に乗せて、調和する色を選んでいきます。

1つのお花に対し、2色の背景色候補を選んでもらい、CMYKの値を書き出します。

この候補を竹下氏が確認し、直観を元にCMYKの値を微調整します。

協力者さんが時間オーバーで候補を出せなかったものやあとから追加したお花の背景色は、竹下氏自らが色見本から色を取り出し、CMYKの値を割り出していきました。

5.竹下氏による背景色の決定

お花の背景色が決まった際、竹下氏にパソコン画面で途中経過を確認してもらいました。

全体のバランスをチェックしたあと、竹下氏が背景色を選びなおす場面がありました。

色見本をわずかな隙間で並べ、お花の切り抜きを手に持ち、調和する色をスルスル〜と選んでいきます。
色選びがあまりに早く、神業的な動きに見えました。

いくつかの候補をピックアップしたあと、選んだ色を1つ1つゆっくりと確認し、他の月とのバランスから1色が決まっていきます。

東洋医学セミナーを極めていくと、こういうことができるようになっていくのでしょう!
このような感受性が開花すると楽しいだろうなと思います!

なお、昨年の制作秘話で紹介したのですが、竹下氏から教えてもらった色選び、デザインのポイントを再掲載します。

ポイントは、目で見て判断するのではなく、体で感じること…!

調和したものを選ぶポイント

  • 体が緩むものは、花が輝く。花がフワっとなる。3Dのように浮き上がっているように見える。
  • 調和していると、いつ見ても調和している。反対に、見直したときに「あっていない」と感じる色の組み合わせは、そのときに一時的に脳のどこかが反応しただけで不調和のもの。
  • 目が外回りする感覚。動物を見て笑顔になる時の目の感覚。
  • 手がひっつくとか、他とは違う感覚になるものを探す。
  • 「この中にありますか?」と身体に質問を投げかけ、体が緩むものが「Yes」。霊能者だったら「それ!」「この辺!」などと声が聞こえるかもしれないが、それ以外の人は体が緩む感覚を使う。
  • ピヨちゃんマーラー(金色・放出)をつけて行うと、チャクラが開いた状態となるのでよいだろう。

次回へ続く→

シャンティ・フーラカレンダー2019は こうしてできました!
~1.写真撮影・写真選定・写真加工~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

本日より販売開始です!

カレンダー制作中、竹下氏からのスタッフへのアドバイスは、
貴重な情報がたくさんありました。

昨年までに続き、
竹下氏の”直観”を使った仕事の仕方も紹介できる機会ですので、
制作の舞台裏を紹介してまいります!

なお、昨年に比べ、竹下氏の指導は少なくなり、
昨年の製作の舞台裏の方が具体的です。
まだお読みになっていない方は、
2018年バージョンもぜひご覧ください!

1.パータさんによる写真撮影

今年もパータさんが1年に渡ってお庭のお花を撮影しています!

お花の撮影について、パータのスタッフ日誌の中に次の記述がありました!

『花が一番美しいのは“一番花!” その植物が最初に咲かせた花が最も光を放っている様に思います。 庭に出ると、花が「私を撮って」って光って言ってくれます。それをパチっと撮ったのが、今回採用になっている花の大部分の様に思います。』

[スタッフ日誌]第219回「幸せをきづく会さん 上映会ご案内とご報告」より

「私を撮って!」と語りかけてくるお花がなんともかわいいです!

今年は11月のイベントでの販売に向け、カレンダー製作は6月から開始!
昨年より1、2ヶ月前倒しでのスタートです。

そのため夏に咲くお花の写真が少なく、選定作業や写真の加工作業中も、さらに追加で撮影してもらいました。

朝顔の撮影は、早起きしての撮影だったそうです!

2.竹下氏による写真の選定

パータさん撮影のたくさんの写真の中から、今年も竹下氏が選定を行いました。

選定後に送られてきた写真の合計は24枚でした!

3.素材の準備

竹下氏が選定した写真を、画像編集ソフトを使って編集します。

お花の後ろの背景を、ソフトの機能を使ってざっと取り除きます。
その後 お花と背景の境界線を綺麗に整えていきます。

花弁に小さなシミがあったり、小さな虫くんがいたりしますが、人為的な編集はしない方がよいと竹下氏のアドバイスで、最小限の加工です。

お花と背景の境の微妙な色を処理し、ガタガタしたところが減ると、綺麗なお花が浮かび上がります!

次は、お花の背景色選びです!

次回へ続く→