熊本県・大分県で発生した地震により被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
朝晩は冷え込みますし、今晩の雨も心配です。
皆さまが安全を確保され、心平安に過ごされますように願っております。
Vol.11からの続きです。
山林の土地を買ったため、木の伐採後には造成工事となります。
実家がお世話になっていた土木屋さんに造成と基礎工事の見積もりに来てもらいました。
基礎工事の見積もりは、平屋を建てた人から聞いたことがある価格の半値!
全体的に、良心的な見積もりでした。
この職人さんは、私たちが買った土地のすぐ近くで長年暮らしていた方で、この地域の環境に詳しかったです。
夫も私も話しやすい方だったのでお願いすることにしました。
数ヶ月後、造成とは別のところで私たちを大いに助けてくださる人でありました!
知り合いの不動産屋さんから「土の処分にお金がかかるよ!」と聞いていましたが、我が家の造成の見積もり金額は驚がくでした。
ざっと見積もって、ダンプ100台分の土処分が必要で、それだけで数百万円!
土を掘ると空気を含んで体積が膨らむため、見た目以上に土が出るのだそうです。
土地を購入するときに、「うちの山に土の処分をしていいからね」と近所の方が言ってくださっていました。甘えるわけにはいかないと思い、職人さんとあれや、これやといろいろと考えていたのですが、結局 近所の方にお願いすることにしました。本当にありがたいことでした。
造成工事は、あっという間に山の形を変えていきました。
実際に工事をしながら、その時々でないと分からないことが多かったので、毎週末に確認にいき、どこまで土を削るか、土地の標準の高さをどこにするかを考えていきました。
山へ処分させてもらえる土の限界量や、造成を行わない部分との高低差、眺望などから、家を建てる高さを決定しました。
ここについては、何が正解だったのか、いまだに分かりません!
土の処分料を払ってでも、もう少し土を削っていれば、土地の利用面積は広がりました。
また、土地の高低差があるため、基礎工事にお金がかかりました。このお金を土の処分料に使っていたらどうなっているのか…。
道路より高いところに家があり、荷物の搬入に不便に感じたり、建築費もちょっと余分にお金がかかるところがありました。
よいところは、眺望がいいこと!道から人に覗かれることがないこと!風が気持ちよいこと!
山を買っての造成は、とても難しいことを実感しています。
造成していない部分が広くあるので、車を入れる場所やその他の場所など、これから住みだしてできる範囲で工夫していきたいと考えています。
我が家の造成は、まだ終わっていません。でも、完璧にできているよりおもしろいかも!?
依頼した職人さんの経験値からのさまざまなアドバイスは大変助かりました。
もっともありがたかった職人さんからの提案は、排水のためのU字溝の設置です。
住みだしてからゆっくり設置する予定だったのですが、職人さんが「造成のついでに、ユニックで設置しておきましょう」と言ってくださったのでお願いしました。
U字溝の設置…、うちのような 建築後には機械が入らない土地では、最初にやっておかないといけないことでした!
(人力で運び入れ、設置するのは大変すぎる!)
ここの土地は赤土で、水はけが悪く、雨の後は靴がドロドロです。もし雨どいの水を流すところがなかったら、建築中の今頃、苦労しているはずです。
U字溝とU字溝の間もきれいにつながっていて、素人にはとてもできない出来上がり!
お願いしてよかったです!
この後、同じ職人さんに基礎工事をしていただきました。
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