シャンティ・フーラのブログ

2017年11月27日 の記事

シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
~5.お花の加工と装飾 ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

9.スタッフによるお花の加工と配置

背景色が決まったら、次はお花の加工です!

お花の明るさを調整したり、影をつけたり、後ろからふんわりと光を当てたような加工をします。お花の位置やサイズも調整します。

全然ダメ!な場合は、ここでやり直します。

お花の位置やサイズのOKが出たら、それらの情報を記載したWordファイルを作成し、
竹下氏へ送付します。

10.竹下氏によるお花の調整

竹下氏はWordに書かれている情報を元に、直観でお花の加工やサイズ・位置を調整されます。

青字が竹下氏が出した値

昨年まで指示はFAXでしたが、今年はスタッフの作業やミス軽減のことを考えてくださり、竹下氏が指1本打法でWordに入力をしてくださいました。(パータさんも協力してくださった模様!)

電子データで値が届くと、管理データへの入力&確認作業が減り、大量にある調整作業が随分と楽になり、助かりました。

竹下氏が出した値に基づきお花の修正を行い、再度確認してもらいます。
これで、お花の処理は終了です!

竹下氏が微調整を行うと、絶妙な位置やサイズに仕上がって驚きます。

11.装飾

次に装飾をつけていきます。

お花と背景にあう装飾を考えるのは、実に難しい…。トータルで何十時間費やしたかわかりません!いくつかの案を出して、竹下氏に見てもらいます。

OKが出た案があれば、位置やサイズ、色などのデータを竹下氏へ送付し、
お花の加工と同様に、竹下氏の指示のもと 調整を行います。

位置やサイズは画像ソフトで調整できる最小単位(1/100ミリ)まで、色はCMYKを1%まで調整が行われます。それも、あっという間に値が割り出されるのです!
直観を磨くと、こんなにも仕事が早く 美しくなるのかぁー!と実感します。

お花の加工や装飾について、竹下氏のアドバイスはこちら!

◆ お花の加工や装飾について

  • まずはお花が綺麗に見えるように考える。
  • 少し寂しいとかんじたら、そこに装飾を加える。
  • 影や光彩などの効果は、人間が何かを加えるという意識でするものではない。元の写真を撮った時に、そこに元々あるものを再現するように行う。
  • デザイン等に困ったら、元のお花の写真を見直すとよい。

最初から竹下氏が直観を用いて位置やサイズを考えるとすぐにカレンダーができあがりますが、それではスタッフの勉強にならないので、できるところまでやれるように見守ってもらいました。

最初に私が考えたデザイン案は装飾が多かったのですが、作業を進めるうちに「お花が主役」「装飾は必要なら加える」ということに気づくこともできました。

美しいものは、とてもシンプルだと実感します。
徹底的にこだわり抜いたカレンダー!ぜひお手元でじっくりご確認ください!!

次は、カレンダーの日付と文章の文字色選定です!

次回へ続く→

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