前回からの続きです。
4.写真の切り抜き
背景色選びを行うために、お花の写真を印刷して、周りを切り取ります。
切り絵に最適な、先端が尖った小さいハサミとデザイナーズナイフを使い、できるだけきれいにカットします。
背景色選びの作業を行う協力者さん用と、さらに竹下氏が必要な場合にも使えるよう、それぞれ2枚ずつ用意します。
この作業の途中、「今年もいよいよ始まるな!」と実感が湧いてきます。
5.お花に調和した背景色選び
お花に調和した背景色を選びます。
昨年同様、協力者さんに色選びをお願いしました。
さらに今年は、協力者さんの選定作業時、ミルキーユさんとこじかも一緒に参加しました。
テーブルに色見本カードを1枚1枚並べ、切り取ったお花を使って、調和すると思う色を探していきます。
色が決まったら、色見本カードに書かれた色の値(CMYKの参考値)を書き出します。
3人が選んだものは、似ている色があったり、ぜんぜん違う色があったり……、興味深く、面白かったです。
【再掲載】
2018年版のカレンダー制作秘話で紹介したのですが、竹下氏から教えてもらった色選び、デザインのポイントを再掲載します。
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ポイントは、目で見て判断するのではなく、体で感じること…!
調和したものを選ぶポイント
- 体が緩むものは、花が輝く。花がフワっとなる。3Dのように浮き上がっているように見える。
- 調和していると、いつ見ても調和している。反対に、見直したときに「あっていない」と感じる色の組み合わせは、そのときに一時的に脳のどこかが反応しただけで不調和のもの。
- 目が外回りする感覚。動物を見て笑顔になる時の目の感覚。
- 手がひっつくとか、他とは違う感覚になるものを探す。
- 「この中にありますか?」と身体に質問を投げかけ、体が緩むものが「Yes」。霊能者だったら「それ!」「この辺!」などと声が聞こえるかもしれないが、それ以外の人は体が緩む感覚を使う。
- ピヨちゃんマーラー(金色・放出)をつけて行うと、チャクラが開いた状態となるのでよいだろう。
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3年連続でお手伝いしてくださっている協力者さんは、スピーディーな色選びで見事でした! パータさんのアドバイス通り、ピヨちゃんTシャツを着て参加してくださいました。(感謝!)
もちろんスタッフは、ピヨちゃんマーラーを首からさげて作業しました!
6.竹下氏による背景色の決定
ここから竹下氏の作業です。
3人が選んだ背景色の中から1つを選び、直観を元にCMYKの値を調整します。
わずかな調整ですが、急にお花が輝く感じがすることが、とても不思議です!
【再掲載】
昨年竹下氏が背景色選びをしたときの情報を再掲載します。
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色見本をわずかな隙間で並べ、お花の切り抜きを手に持ち、調和する色をスルスル〜と選んでいきます。
色選びがあまりに早く、神業的な動きに見えました。
いくつかの候補をピックアップしたあと、選んだ色を1つ1つゆっくりと確認し、他の月とのバランスから1色が決まっていきます。
東洋医学セミナーを極めていくと、こういうことができるようになっていくのでしょう!
このような感受性が開花すると楽しいだろうなと思います!
先日のパータのスタッフ日誌にもカレンダー製作の裏話が載っています!
ぜひご覧ください。
このあとは、お花の配置やデザインを行います!
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ご案内
● 印刷物とパソコンやスマホの画面では、色の表現が異なります。このカレンダーは印刷したときに調和する色の組み合わせになっております。色の調和についてはカレンダーそのものでご確認ください。