皆様、こんにちは。
ご無沙汰しておりますが、皆様は、いかがお過ごしでしょうか?
最近、最低気温が2℃まで下がった日がありました。前日の昼間にとても大きな無傷のカマキリちゃんに出会ったものですから、夜になって保護して一晩家の中で過ごしてもらい、朝、元に戻しました。ちょっとだけ延命出来たのではないかと思います。
と思ったら、ちゃんと生き延びている別のカマキリが!
そんな感じで私は過していますが、庭便りを書くのがずいぶん久しぶりに感じています。前回の記事を書いた後、実家終いのために忙しくしていました。先月末、無事に母の知人に家を譲り、過去も清算された感じでスッキリしています。ただ、少し疲れが出たのも事実で、オフトゥンの国の帰化申請が認められ、入国して、横になる時間を多めに過ごしておりました。
さて、昔の人は寝具、衣類を大量保存するのが常のよう。実家の収納場所全部を占めるたくさんの物品の処遇をどうすべきか?と思っておりました。ネットで検索しても、遺品が溢れる昨今、引き取り先を見つけるのは至難で、ゴミになる運命かと思っていました。
しかし、自治会活動などして豊富な人的つながりを持っていた母のすごい一面を知ることに!
母の友人だった方が、衣類や靴、多趣味だった母の洋裁用の布や毛糸類、書道、木彫り道具、祖母から譲り受けた着物など、ほぼ一切合切を、周囲の知人・親戚に配って処分してくださったのです。持つべきは、親切で行動力のある人とのつながりだなあ、と民生委員など多くの役をこなした母の周囲の人材の豊かさにも感動したところです。
家族には辛辣でしたが、外面的にはいい人だった母。
外面、内面が一致している方がいいと思う私は、本音で生き、正直を貫きたいと思うのでした。それにしても、元気なおばちゃん(70代)のパワーはすごい。
【家の前で死んでいたハチ~謝りに?】
昨今クマに襲われる話もあり、夫と散歩中に、この田舎道でイノシシでも出てくると嫌だな、と思って上を見上げた先に、スズメバチの巣がありました。
頭上2メートルくらいの巣の門番ハチと目が合った瞬間、一直線に飛んでくるのが見え、逃げる暇なく、頭を2,3か所刺されました。
ハチの巣があることをすっかり忘れて、ドシドシと大きな音を立て、黒っぽい服を着て、夫と話しながら通りがかかったものだから、近くに来るなり襲ったという感じ。11月のハチは狂暴化すると言いますが、まさにその通り。あんなにハチを愛でる私なのに…!
ズキズキするひどい頭痛なのに気分は悪くない、という感じの状態で一晩を過ごし、次の日の朝には痛みは取れていました。頭だと傷口を洗うのも難しく、マコモ風呂の湯を頭にかけ、マコモの粉をまぶしましたが、対処が難しい。
解毒のために、肝臓を暖め、横になる時間を増やして対処しました。
実家終いを終了した翌日でもあり、邪気が多かったのかも。ガヤトリー・マントラを唱えながら散歩していればよかったと後悔でした。
不思議なことに、ハチに刺された後、YouTubeの2倍速が聞き取れるようになっていました。
ハチ毒には抗がん作用があるとのことで、私の健康を維持するために刺してくれたのかな。
【シクラメン】
昨年末に手に入れたシクラメンが、この夏の酷い暑さを無事に乗り越え、多くの花をつけてくれました。西向きの雨のかかりにくいテラスの棚に置き、水やりだけは気を付けていたのが良かったようです。
今年の春からとても忙しくて、荒れ放題の庭・畑。そんな中、神様はちゃんとプレゼントを用意してくださるのだ、と思うのでした。
【サフラン】
今年はサフランが豊作です。草を刈っていない場所で、延びた草の中で逞しく大きな花をつけています。
砂漠の様な乾燥地帯でなくても、無事に育つ丈夫な風景に、元気をもらえるのでした。
【今日の情報~額入りカレンダー撮影秘話】
皆様、今年も無事に、カレンダーを販売することができました。
既にお手元に届いた方も多くおられると思います。
今回のカレンダーは、以前よりパワーアップしているわけですが、その製作の裏側についてはおいおい、カレンダー制作秘話でもお伝えしようと思います。
さて、私がいつも心がけているのは、写真の撮影に我を入れないということです。
花に感謝し、花の美しさを愛で、今この瞬間を切り取らせてもらうのです。そのためには、出来るだけ自然体で撮影することが重要です。
そして、私の撮ったカレンダーの花の写真は、補正をしていない撮影したままのものです。
撮影には、花の時期、時間、光の具合、私の精神状態、カメラの構える角度など、色んな要因が絡んできます。まさに今よ!という感じで、お花の美しさを切り取らせてもらいます。そして何枚かの写真から最上のものを選んでいますが、1枚目に撮ったものが一番良いことが多いのです。何も考えず、ふっと感動しながらシャッターを押しているのが良いよう。まあ、無心で臨んでる。
そして、額入りポストカード/カレンダーの撮影についても同様で、商品の良さ、美しさ、波動の高さを、カメラの枠内いっぱいに切り取って、補正なしでお客様にお伝えしたいと思ったのです。
補正すると、元々のカレンダーの色合いや情報が曇ってしまいます。皆様に額入りポストカード/カレンダーの実際を最大限にお伝えしたい、そのためにも自然な状態で撮った美しい写真でお届け出来たら、という、目的を持ちつつ自分を持たない境地で行う作業! その撮影には、何度かの試行錯誤を必要としました。
曇天の日に、写真に他のものが映り込まないように布を使ったりして工夫して、る代表、ミルキーユ、パータの3人で挑んだ写真撮影でした。
自然光下で撮影して、未補正で、ホームページに載せた商品写真たち。
少し暗く感じるかもしれません。
この世には、補正、加工された、真実を覆い隠すフェイクの映像、情報が多すぎます。
素のまま、それでも美しい状態を目指したいと思うパータなのでした。
パータ こと 泰子

