シャンティ・フーラのブログ

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シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
~9.神々のイラストのカード制作 ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

15.神々のイラスト ポストカード作成!

中西征子さんに許可をいただき、カレンダーの印刷と同時に、神々のイラストのポストカードを制作することになりました。

複数の案の中から、ハルカナウチュウノヒカリノミコト様と
ミサキタカクノボルヒメミコ様のイラストに決まりました。

ハルカナウチュウノヒカリノミコト様の幽体と原因体のどちらのイラストを印刷するか迷っている時、女性スタッフの好みは、
原因体:2票(パータさん&こじか)
幽体:1票(ミルキーユさん)と分かれました。

結局、幽体と原因体の2つのイラストを入れることに決定!!

これは、以前 パータさんが自宅プリントしていたのを真似したレイアウトなんです!

ミサキタカクノボルヒメミコ様に関する時事ブログの掲載情報は多くの方に知っていただきたく、ポストカードに加えミニカードも作りました!
小さいので、ポケット、お財布、スマホケースなどに入れて持ち歩けます!

どちらのポストカードも、美しいイラストです!

2種類のカードは非売品ですので、来年1月15日までのプレゼント期間中に、ぜひとも入手してくださいね。

この後、スタッフ3人でミスがないか確認をし、印刷会社に入稿しました。

あとは商品案内の紙面を準備しながら、印刷を待つのみ……だったのですが、この後ちょっとしたトラブル発生で販売は延期となるのでした!

次回へ続く→

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シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
~8.表紙デザイン ~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

前回からの続きです。

14.表紙の作成

12ヶ月分のカレンダーができたところで、表紙作成です。
お花のサイズと位置を調整した後、タイトルやロゴのデザイン案を竹下氏へ送付しました。

案を確認した竹下氏からアドバイス。
『花の部分の存在感に比べて、右側のデザイン部分が小さくまとまりすぎていて、バランスが取れていないので、上手くまとまらないのです。大胆に文字を大きめに使って見てください。』

そこには、Wordファイルにマウスで描いたヒントが添付されていました。

確かに!
最初の案を見なおすと、文字が小さくて寂しい印象です。

アドバイスを元に、文字を大きくしフォントや色を考えて、竹下氏へ送付しました。
ここからは細かく変化しますので、並べて掲載します。

<竹下氏よりアドバイス>

  • 花から受けるイメージからは、シャンティー・フーラのロゴは、周りをぼかさない方が良い。
  • 文字、数字の色も、もっとビビットな色のほうが映えるかもしれない。
  • ↓アドバイスを元に修正

    <竹下氏よりアドバイス>

  • かなりバランスが、良くなった。
  • シャンティー・フーラのロゴの色の一文字一文字を、よりハッキリとしたものに変えた方が良い。
  • ↓アドバイスを元に修正

    <竹下氏よりアドバイス>

  • 「Calendar2018」の色を、花の花弁の色にもう少し近づけて、花と同様に光彩を入れたらよい。
  • シャンティー・フーラのロゴの境界の色を、それぞれの文字の補色にするとどうなるか?かなりのインパクトになるか、チンドン屋になるか、やってみると面白いのでは?
  • ↓アドバイスを元に修正

    <竹下氏よりアドバイス>

  • 「Calendar2018」の後ろの光彩は、はっきりとあった方が良い。
  • 表紙の背景色には、K(黒色)は使われていないので、シャンティー・フーラのロゴをKを使わない色味で作り直すとよい。その際、CMYのどれか一つはゼロになる。境界線の色は、作り直したロゴの色の補色と反対色を2つを試してみたらどうか。
  • ↓アドバイスを元に修正(以下の画像:ロゴの境界線は反対色)

    <竹下氏よりアドバイス>

  • ロゴの境界線の反転色がおもしろい。
  • これで微調整に入る。
  • ↓竹下氏の割り出した値を元に修正

    <竹下氏よる直感での調整>

  • ロゴの文字色、ロゴの境界線の色指定。
  • 文字の位置、サイズ、色、光彩の調整。
  • ↓ロゴの境界線の色の全体のバランスを取るため、竹下氏による再調整

    <竹下氏の最終確認>

  • OK!
  • ロゴはディズニーを高級にした感じで上手くいっていると思う。
  • 完成です!

    これで、カレンダー作りはほぼ終了!
    表紙の制作だけで、なんと7日間かかりました!

    細部までこだわった、シャンティ・フーラのロゴの一文字一文字も見ていただけると嬉しいです!

    最後は、神々のイラストのポストカード作りです!

    次回へ続く→

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    シャンティ・フーラカレンダー2018は こうしてできました!
    ~7.文章の選定・推敲と配置 ~

    竹下雅敏氏が監修した、
    美術品と言える 優美なカレンダー
    ができました!

    前回からの続きです。

    13.文章の選定、推敲と配置

    デザイン作業と並行して、文章の選定を行いました。

    今年はミルキーユさんが時事ブログから竹下氏の言葉を抜き出しました。
    竹下氏を除く4人で、16個の文章まで絞り込み、竹下氏へデータを送ります!

    その文章案を竹下氏がカレンダーに最適な文章に推敲しました。
    加筆した文章もありますよ!

    その後、文章案をデザインに貼り合わせます。
    文章の位置や文字サイズの竹下氏との調整は、昨年も作業をお願いした るパパさんが担当です。

    文章の配置も竹下氏の直観を元に、1/100ミリ単位で調整しています!

    ◆ 竹下氏の仕事の仕方

    絵を描いたり、文章を書いたり、デザインをしたり…、何かを制作したあとに見直すといろいろなところが気になり、何度もやり直しをしたことはありませんか?
    私の経験では、手直しをし始めるとエンドレスで作業を行い、時間がかかってしまいます。

    竹下氏の仕事のすごいところは、手直しがほとんどないことです。
    お花や装飾のサイズ・位置や加工、色選びなど、1度 確定したら修正をすることはほとんどありません。

    これが一流の仕事なのだろうと思います。

    竹下氏から聞いた仕事を行うコツはこちら。
    『どんな仕事も最初は時間がかかるけれど、きちんと行うことで、次第に早く仕事ができるようになる。そのためには、仕事で手を抜かないこと』

    竹下氏はどんな仕事も妥協せず、常に最善を尽くしています。だからこそ、様々な才能があって仕事が早いのだ、とカレンダーを作りながら実感したのでした。

    12ヶ月分のカレンダーができた後は、表紙のデザインです!

    次回へ続く→

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    ~6.カレンダー日付と文章の文字色 ~

    竹下雅敏氏が監修した、
    美術品と言える 優美なカレンダー
    ができました!

    前回からの続きです。

    12.日付と文章の文字色選定

    次に、日付部分と文章の文字色を決定します。

    このときも、絵描きの協力者さん(救世主スータさん)に協力いただきました。

    協力者さんには、お花と背景色、装飾がついた印刷物をお渡しし、色見本の中から調和すると感じる色を選んでいただきました。

    その後、画像編集ソフトに色見本のCMYK値を入力し、協力者さんと一緒に画面を見ながら、微調整しました。

    さらに、CMYのいずれかの値がゼロになっていない場合は、近い色を探し出し、
    12ヶ月分の日付の文字色が揃ったら、竹下氏へ送付します。

    竹下氏は時事ブログや収録準備の合間を縫って、直観ですべての文字色を割り出します。
    背景色と組み合わせたものをチェックし、見えにくい文字色は再調整します。

    同様の作業を行なって、文章の文字色も選びました。

    お花や装飾、日付の文字色など、複数の色が組み合わされていくと、色選びはどんどん難しくなりますが、協力者さんが才能を発揮されました!
    なお、竹下氏は目安になる色があることで、直観で選ぶ作業が楽になるとのことでした。

    カレンダーの文字色も、お花や背景色と調和したものになっています!
    2018年が終わっても、カレンダー部分を含めてお部屋に飾るのもオススメですよ!

    わたくしこじかは、11月の黄緑+ピンク+柔らかい白色の、可愛いけど甘すぎない色の組み合わせが大好きです!

    みなさん、好みの色の組み合わせはありましたか?!

    次は、文章の選定・推敲と配置です!

    次回へ続く→

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    ~5.お花の加工と装飾 ~

    竹下雅敏氏が監修した、
    美術品と言える 優美なカレンダー
    ができました!

    前回からの続きです。

    9.スタッフによるお花の加工と配置

    背景色が決まったら、次はお花の加工です!

    お花の明るさを調整したり、影をつけたり、後ろからふんわりと光を当てたような加工をします。お花の位置やサイズも調整します。

    全然ダメ!な場合は、ここでやり直します。

    お花の位置やサイズのOKが出たら、それらの情報を記載したWordファイルを作成し、
    竹下氏へ送付します。

    10.竹下氏によるお花の調整

    竹下氏はWordに書かれている情報を元に、直観でお花の加工やサイズ・位置を調整されます。

    青字が竹下氏が出した値

    昨年まで指示はFAXでしたが、今年はスタッフの作業やミス軽減のことを考えてくださり、竹下氏が指1本打法でWordに入力をしてくださいました。(パータさんも協力してくださった模様!)

    電子データで値が届くと、管理データへの入力&確認作業が減り、大量にある調整作業が随分と楽になり、助かりました。

    竹下氏が出した値に基づきお花の修正を行い、再度確認してもらいます。
    これで、お花の処理は終了です!

    竹下氏が微調整を行うと、絶妙な位置やサイズに仕上がって驚きます。

    11.装飾

    次に装飾をつけていきます。

    お花と背景にあう装飾を考えるのは、実に難しい…。トータルで何十時間費やしたかわかりません!いくつかの案を出して、竹下氏に見てもらいます。

    OKが出た案があれば、位置やサイズ、色などのデータを竹下氏へ送付し、
    お花の加工と同様に、竹下氏の指示のもと 調整を行います。

    位置やサイズは画像ソフトで調整できる最小単位(1/100ミリ)まで、色はCMYKを1%まで調整が行われます。それも、あっという間に値が割り出されるのです!
    直観を磨くと、こんなにも仕事が早く 美しくなるのかぁー!と実感します。

    お花の加工や装飾について、竹下氏のアドバイスはこちら!

    ◆ お花の加工や装飾について

    • まずはお花が綺麗に見えるように考える。
    • 少し寂しいとかんじたら、そこに装飾を加える。
    • 影や光彩などの効果は、人間が何かを加えるという意識でするものではない。元の写真を撮った時に、そこに元々あるものを再現するように行う。
    • デザイン等に困ったら、元のお花の写真を見直すとよい。

    最初から竹下氏が直観を用いて位置やサイズを考えるとすぐにカレンダーができあがりますが、それではスタッフの勉強にならないので、できるところまでやれるように見守ってもらいました。

    最初に私が考えたデザイン案は装飾が多かったのですが、作業を進めるうちに「お花が主役」「装飾は必要なら加える」ということに気づくこともできました。

    美しいものは、とてもシンプルだと実感します。
    徹底的にこだわり抜いたカレンダー!ぜひお手元でじっくりご確認ください!!

    次は、カレンダーの日付と文章の文字色選定です!

    次回へ続く→

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