シャンティ・フーラのブログ

アーカイブ: ログハウス建築

Vol.25 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~ログ積み 2段目以降(1)~

ログハウス

連載休憩中でしたが今日から復活です!Vol.24からの続きです。

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急遽、職人のご兄弟おふたりに参加してもらってのログ積みが始まり、夫婦ふたりでのセルフビルドとは言えなくなりました。
ただ、職人さんに委託するのではなく、”応援(すべての責任は私たちにある)”として入ってもらいました。

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職人さんを迎えた初日の朝、ログ積みの手順や注意点をお伝えしました。

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・ログ材に貼ってある番号に従って、木と木が交互になるように積み上げていく。

・ログ材には、ダボ穴と電気穴、通しボルト用の穴があいている。

・ログ材を積み上げるごとに、ダボを入れて欲しい。

・ログ材の上にシーリングテープを貼る etc...

器用で大工仕事も詳しいおふたりなので、少しの説明だけでご理解され、すぐに作業がスタートしました。

◆ダボ

ログ材を1本積み上げるごとに、職人さんにはダボを忘れないように入れてもらいました。

引用:ログハウスマガジン 2016年9月号

引用:ログハウスマガジン 2016年9月号

ダボとは、横に積んでいるログ材同士を一体化させ、横ずれを防ぐためのものです。

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ダボの木材を、慣れない丸のこを使って決まった長さにカットするだけでも時間がかかりました。

◆役割分担

ログ材は見た目以上に重たくて、運ぶだけでも重労働です。重たいものは、40〜50Kgほどあると思われます。
私たち夫婦はふたりで1本の木材を運ぶことが多かったのですが、職人さんは長いものでも、ヒョイとひとりで肩に乗せて運ばれます。
素人の私たちと比べて、体力、筋力、体の使い方がまったく違いました。

1226x_10 ログ材の両端にあるノッチを、息の合ったご兄弟がかけや(大きな木製のかなづち)で叩いていきます。
叩くときの音がずしっと重たく、叩く回数が少ないのにログとログがどんどん噛み合っていきます。
職人さんがおられる間、何度「すごい!」と言ったか分かりません。

作業が進んでいくうちに、自然と役割分担が決まっていきました。

・職人さんは、ログ材を積み上げていく。ダボを打ちつけていく。
・夫は全体を眺めながら、ダボを切ったり、職人さんが必要なものを揃えていく。
・私は次に積み上げるログ材を探し、軽量なものは積み上げる近くへ並べる。
 ログ材にシーリングテープを貼る。

これまでの作業が嘘のように、すごいスピードでログが積み上がり始めました!

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

Vol.24 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~ログ積み 1段目(2)~

ログハウス

Vol.23からの続きです。

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ログ材は当て木をあてながら、”かけや”(木製の大きいかなづちみたいなもの)で叩いて、ログ材同士をしっかりはめ込んでいきます。

直接ログ材を叩くと木材がへこんでしまうので、専用の当て木の上を叩きます。当て木がポーンと浮いてしまわないように足で押さえながら叩くのがコツみたいです。

楽しみだったログ積み!でも、積み始めてすぐに「これをあと何本繰り返すのか…」とくらっとしました。
私たち夫婦が、全力でログ材を叩いても ぜんぜん木が入っていかないのです。
(ノッチの形状によって、入りやすいログ材もあるようです)

◆試行錯誤

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聞く人がいない初心者セルフビルダーは、ちょっとのことでも迷ったり試行錯誤を繰り返しました。

はじめはどのくらいの力で叩いていいのか分からなかったのもそのひとつ。
小さな歪みがあって、きつく叩いても入らないときに ”荷締めベルト”をつかってログ材を引っ張りながら叩いてみました。これは、なんとか成功しました。

でも、遠慮せずにしっかり叩かないと入らないことがだんだん分かってきて、この荷締めベルトの出番は1度限りでした。

どうしても入らないログ材があり「人から借りている”かけや”が軽すぎるのか?」と考えて、近所で少し重たいかけやを購入しました。

でも、ログ材が入っていきません。重たいかけやは体力の消耗も早いです。
そのうち、ログ材の一部が欠けてきたりしました。

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ちょうどその日は、造成の追加作業をお願いしていて、土木屋さん兄弟が現場におられました。 このご兄弟が、あまりに長時間 同じ木を叩き続けている私たちを見て、

「どうしても入らない場合は、大きめのバールで少し広げながら叩くといいですよ」と手伝ってくださったり、「テコの原理を利用して、こうやって叩くといいんですよ」とかけやの使い方を見せてくださいました。

また1本のログ材に対して、だいたい2箇所のノッチがあるのですが、1箇所を先に入れ込んでしまうと傾いて反対側が入りにくくなるので、ふたりで2箇所を同時に叩きいれると良いことも教えてもらいました。

職人さんの体の使い方を目の前で見せてもらい、夫もかけやの使い方のコツをつかんでいました。
インターネットや本では分からないことも多く、職人さんの貴重なアドバイスはとてもありがたかったです。

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それでも果てしないログ積み作業ははじまったばかりです。
ログ積みは、腰の高さまではまだ簡単だと言います。どんどん高くなっていくうちに、ログを持ち上げるのも、高いところでかけやを叩くのも大変になるといいます。

私はあまりに時間がかかる作業に「ログハウスを建てている工務店に応援をお願いしてはどうか?」と夫に話しました。
以前聞いていた ログメーカーさんへ依頼した場合の人件費は、よく聞く大工さんの日当の倍近くでした。お金もかかるし、ログハウス造りの醍醐味の部分をすべて人任せにしたくない…。夫は「自分でやる」と言っていました。

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ログ材の1段目の加工が半分くらい終わり、一部が2段目に入りかけたところで、職人さんの造成工事が終わりかけでした。
職人さんは「もう、そっちの作業(ログ積み)が気になって仕方がないっ!」「ログハウスを建てるのは面白そう!」と休憩時におっしゃっていました。

そうして最後に「次の仕事まで少し時間を調整できるかもしれないので、その場合はよかったら僕たちを雇ってもらえませんか?」と言ってくださいました!
初めて行う仕事が大好きだと話す職人さんで、ログ建築はやったことがないのでやってみたいというお話しでした。

私はそこから祈りました!
「どうか職人さんの仕事の調整がつきますように!ログ積みの最後まで手伝っていただけますように」と!!

大工仕事やとび職の経験があるご兄弟で黙々と仕事をしてくださるお二人が助っ人に入ってくださるのは、スーパーマンの登場のようでした。

このご兄弟のおかげで、私たちのログ積みはこの後 驚異のスピードで進んでいきました。大変感謝しています。

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Vol.23 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~ログ積み 1段目(1)~

ログハウス

Vol.22からの続きです。

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◆ログ積み 1段目の加工

土台がほぼできて、ようやくログ積みです!!

1段目のログには、基礎から出ているアンカーボルトを固定するため、土台の時と同じように、ログ材にアンカーボルトを通す穴を開けます。
これは、電気ドリル/インパクトドライバーで開けました。

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穴を開けた後、その位置を確認するためにログ材を土台の上に仮置きします。

問題がなければ、次にボルトを固定するためのワッシャー(平座金)をいれるために座彫りをします。
これには電気ドリルの先端に「座ぐりドリル」をつけて行いました。あっという間に穴があきます!

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アンカーボルトと1段目のログ材を、ワッシャーとナットで固定します。

座ぐりドリルで丸型の穴ができるので、丸型ワッシャーを使ったところもありますが、家の四隅や重要な数カ所は「角ワッシャー」という四角形のものにしました。
丸型ワッシャーと比べて面が広いので安定して固定できるのと、角がひっかかりになって振動などで緩むことが少ないためです。

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座ぐりドリルで丸く座彫りしておき、それから四角型のワッシャーのサイズに合わせて、”のみ”で削っていきました。

夫がやっているのを一通り見て、私も挑戦です!
初めて”のみ”を使いましたが、上出来とはとても言えないけど、問題ないくらいにできたつもりです。

◆シーリングテープで雨の侵入を防ぐ!

ログハウスは、ログ材を互い違いに積み上げて壁を作っていきます。

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ログ壁の交差部分の刻みを”ノッチ”といいます。
このノッチは、各ログメーカーがこだわっている部分だと思います。

我が家が頼んだ木材会社のノッチも、さまざまなことが考慮された形状で、複雑にプレカットされていました。

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うちのノッチの特徴の1つは、ノッチ部分に進入した雨水が穴から落ちるように、導水溝と水抜き穴があることです。
この水抜き穴は、木材会社が行った実験結果で有効性が証明されているそうです。
開けるかどうかの選択ができたので、我が家は開けてもらいました。

その穴へ向かって水が流れ、室内に雨水が入り込まないように、黒い防水テープを貼りつけます。
向きが分からなくなり、何度も間違えて説明してもらっていましたが、最後はあきらめた夫が静かに直していました…。

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外壁になるすべての面にも別の種類のシーリングテープを貼ります。
これは台風などの横から吹き込む雨が室内に進入することを防ぐためのもので、ログ材とログ材の間に貼りつけます。ノッチ用のものと比べると、少し細めのグレー色のものです。
(最後の最後にテープが足りなくなり、軒に近くて雨漏りの心配がない部分はつけませんでした)

ログハウスでもっとも多いトラブルは雨漏りと聞いたことがありますが、我が家はまだ外壁の塗装がしっかりしているおかげもありますが、現時点で壁面からの雨漏りはありません。ログ材の水抜き穴やシーリングテープのお陰かもしれません。

このテープを貼る作業は、意外と手間がかかり忘れやすいところです。 そして、女性やお子様が積極的に手伝えるところでもあります!

◆ちょっと失敗!

1段目と2段目の間にシーリングテープを貼り忘れました。よりによって、もっとも雨にあたりやすいところです!慣れていないときだったので、ウッカリミス。

ノッチがガッツリかみ合ってログ材は抜くことができなかったので、外壁の塗装前に、ログ専用のコーキングで対策しておきました。

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Vol.22 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~水切りの設置~

ログハウス

Vol.21からの続きです。

◆水切りの設置

雨や雪が直接土台に当たらないように水切りを設置しました。
水切りは、土台を敷き終わった後、そしてログの1段目を入れる前に設置します。

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ログハウスは、在来工法と壁の仕様が異なるので、一般的に販売されている水切りは使いませんでした。

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板金加工のオーダーで良心的な価格のネットショップがあり、我が家の土台にピッタリの水切りを注文することができました。

水切りの角は、切り込みや折り曲げが必要なため、そこだけ自分達で板金加工しました。
直角を出す折り曲げ加工は、夫が前日にインターネットで調べていました。

水切りのカットは、実家にあった板金用のハサミを使いました。

水切りを釘で土台に留め、連結部分や角は黒色のコーキングを塗りました。

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これでやっと土台・大引き敷き、水切り設置という、ログを積む前の作業が終わりました。

◆ちょっと失敗!

塗装や天井張り、窓枠造りなど なんでも言えることだったのですが、最初の作業はきれいにできないことが多く、逆に 最後になればなるほど、慣れてきれいに仕上げられるようになります。

水切り設置の最初も、失敗してはいないけど、美しくはない…。
それをもっとも目立つ玄関付近から付けてしまいました!

この経験から「慣れないうちは、目立たない場所から!」を基本としました!

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Vol.21 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます
~土台敷き(2)~

ログハウス

Vol.20からの続きです。

◆土台と大引きの設置

ボルトの位置に穴が開いたら、かけや(木製の大きなトンカチ)で叩いて土台を入れていきます。

建築関係のテレビでは、職人さんはサクサク作業して、土台敷きは数人で半日!とか言っていましたが、素人ふたりでは歯が立ちません!

木材加工から短い期間であっても、木が少しゆがんでいるものがありました。また、他の土台がわずかでも歪みやズレがあると、別の箇所が入りにくくなります。
そのため、場所によっては強引にたたき込まないと入ってくれません。

木を叩くのは体力を消耗します。D.I.Y.すら経験のない私たちには至難の業でした。
おまけに、8月末の作業は暑かった・・・。1日数本しか入らず、「え?これだけしかできてないの?!」とガックリした日もありました。

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最後に、土台と基礎を固定する金具をインパクトドライバーで付けました。これは、少し力が必要でしたが、私でもできました。

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土台と大引きを入れるだけで、1週間近くかかってしまいました。

一番下の土台が曲がっていると、ログ材を積んでいく際に歪みが出て困りますが、土台敷きにずいぶんと時間をかけた分、土台の歪みが少なくて、ログ積みのときには助かりました。

最初にも書いたのですが、素人の私たちが土台をきっちりいれるためには、ミリ単位まで正確な、木材のプレカットがとてもありがたかったです。

◆ちょっと失敗!

クレーンレンタルのときに、基礎の中にログ材の梱包の一部をいれていました。

このとき土台や大引きを敷く予定のところには木材を置かないよう、みんなで注意していたのに、1箇所 誤っておいていました。

これでは土台が敷けない!!
だけど、ログ材の梱包は重量があるため、すぐには運び出せません。梱包をほどき、ログ材を1本ずつ移動するのも、かなり大変…。

”馬”を作って木材を持ち上げました

”馬”を使って木材を持ち上げる

そこで、近所の設備屋さんに大きなジャッキをお借りしたり、木材を持ち上げる”馬”(仮設の足)を作ったりして、なんとか木材の梱包を持ち上げ・移動しながら、土台を敷きました。

この対処に1日くらいかかり、このときはふたりのモチベーションがダウンしました。。。

基礎の中に木材は入れない方が無難でした。

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