シャンティ・フーラのブログ

2016年1月8日 の記事

Vol.5 夫婦で挑戦!ログハウス、建ててみます ~土地探し(2)~

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Vol.4からの続きです。


土地を見た不動産屋さんは「見てみたらよい土地だった!」「意外と造成にはお金がかからないかも」との見解でした。

私はすぐに気に入りました。翌週末にも見に行き、それから数日 夫は考えていましたが「希望エリアではないけど、それが気にならないほど気に入った!」とのこと!!

これまで数年間 ネットの不動産情報(主に中古物件。たまに土地情報)をチェックしていたので、うちの予算で、これほど気に入る土地はなかなかないことも理解していました。

また、これまで10回ほどの引越し経験で「二人がパッと気に入った物件は、問題がない!!」という思い込み(?)も、土地決定の安心材料となりました。

不動産屋さんが価格交渉をしてくださり、予算より少しオーバーでしたが、この土地に決めました。

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<土地を見に行って確認したポイント>

◆土地の形状、起伏、地盤の硬さは?
→木の伐採と土を削っての造成が必要。土木に詳しいご近所さんによると地盤はしっかりしている山とのこと。(山林の造成費用と、起伏のある土地の造成が必要)

◆環境・気候
→近隣に住んでいる人たちから情報を得て、判断。
県が出している土砂災害警告マップはしっかりチェック!

◆近隣のお店や交通の便は?
→だいたいの食品が近所で購入できそう
車は必須!歩ける範囲にバス停あり。

◆ご近所さん
→土地を見に行った際、山がつながっているお隣の方と偶然 お会いする。
笑顔がすこぶるステキな80歳の紳士!土地選びの最中にご近所の方とお話しできてよかった!

◆ライフライン
→ガスはプロパンガス。
 上下水道が整備されていないため、井戸掘りと合併浄化槽の設置が必要
(結果的に、多くのお金がかかることに!)

※まずは役場で上下水道が通る計画の有無を確認してから、井戸・浄化槽工事をするのがよいようです。

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購入した土地は、日当たり、地盤、騒音など建築・生活面の問題はありませんでしたが、コスト面では想定外なことがありました。

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購入後に町の土地が隣接していて、想定していたより大きな造成が必要だと分かりました。他にも地下水が出にくい地域だとあとから知りました。

結果的には、やや多めの造成費やボーリング代がかかりました。
「安い土地には理由があるから、造成やインフラ整備でプラス数百万はかかりますよ」というログメーカーの営業さんの言葉は当たってしまいました。

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私の場合は、数年間 中古物件を探している間に、生活したい環境や暮らしが具体的になりました。この期間があったからこそ、自分達の生き方にあう土地が見つかり、ログ建築につながったと感じます。

3年前、経済崩壊を気にしている私に対して「こういうものは時期があるから焦らないようにね」とパータさんが声をかけてくれました。

家族と意見が合わないとか、妥協点がいっぱいあるとか……スムースにものごとが進まないときにムリに動かなくて良かったと思っています。
これから不動産取得を考えられている方も、ご家族皆さまにとって、最善の時期に、最良の場所が見つかりますように!

土地が決まったあとは、ログ設計と土地の造成を平行して考えていくことになりました。

◆ お願い ◆

ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。

ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。