Vol.66からの続きです。
玄関土間
玄関土間は、小さめの天然石を貼りました。
敷地内の赤土の色に合わせて、玄関前の階段をオレンジ・赤系のタイルを貼る予定だったので、玄関の中も赤系の石を選びました。
最初に、石の厚みを考慮しながらバサモル(バサバサのモルタル)を塗ります。
バサモルが乾いてから、石を並べます。
購入した石は、水を吸うタイプの石でした。
そのため石を敷く前に、水の入ったバケツに石を入れ、水分をしっかり吸わせておきます。
そうしなければ、石がモルタルの水分を吸ってしまい、固まる前にモルタルがボロボロになって、石を固定できなくなるためです。
木の板を使って、石の前後左右の幅を均一にします。
ゴム製のカナヅチで、タイルの上からしっかり叩いて固定します。
石を並べただけではちょっと暗い感じですが……
白い目地が入ると、一気に雰囲気が変わります!
石のヒビにも目地材が入るので、アンティークっぽくなりました!
側面にも縦に1段ずつ貼り付けて完成です!
◆ ちょっと失敗!
我が家の敷地は、赤土です。
粒子がものすごく細かいのが特徴です。
粒子が細かいので土の中に水が浸透しにくく、強度面からするととてもいい土だそうです。
しかし、いわゆる”水はけが悪い土”なので、雨が降ると、土はドロドロになります!
建築中、雨上がりにはよくすべって転びましたが、洋服についた土は繊維の中に入り込んで、洗濯をしても赤い色が取れませんでした。
玄関土間の白い目地は、よく歩くところが少し赤っぽくなりました。 雑巾でこすっても取れません。
かわいらしさを優先して選んだ目地材ですが、汚れや掃除の大変さを考えておかなければいけませんでした。(……といっても、また選ぶとしたら白にするなっ!)
靴箱
玄関のサイズに合わせて、靴箱も手作りしました。
ここでも、建築中に残った木材を使っています。
中の棚板は、ホームセンターで買った集成材です。
室内の扉と同じ白い塗料を塗って、取っ手をつけたらできあがり!
玄関の一部はまだ完成していないのですが、当分はこの状態で暮らしていくことになりそうです!
◆ ちょっと失敗!
天井高を生かして、靴箱は高めに作りました。玄関周りのものも収納できるので、良かったのですが…。
靴箱の扉を開くと、天井からぶら下がっている照明に当たってしまいました!
低い位置にぶら下がっている電球がかわいらしかったのですが、扉が当たらない位置まで引き上げました。
他にも、玄関ドアのU字ロック(昔のチェーン)をかけると、靴箱の扉の一部が開かないのも、取り付けてから気がつきました。ただ、自分たちで作るとこういう失敗もほとんど気になりません!(強がりじゃぁない!)
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