シャンティ・フーラのブログ

【製作秘話】シャンティ・フーラカレンダー2026 〜2. カレンダーの制作にどっぷり浸かってみた!(2)

シャンティ・フーラカレンダーの
たくさんのご注文をありがとうございます。

前回の製作秘話からの続きです。

私の担当は、パータさんと一緒に色見本から色を選び、竹下氏の指示を受けてデザインソフトでカレンダー用の紙面に仕上げていく作業です。

3段階に分かれている色選び

色選びは、
1)お花の背景色、2)暦の色、3)文章の文字色、合計3段階に分かれています。

色見本は全部で500色程あります。また1回選んだ色を使うことはできません。
すべての色を調和させながら色を選んでいきますので、順を追うごとに色見本に残る色は減っていきます。
残り少なくなった色見本の中からの色選びは、だんだんハードルが上がっていくことになるわけです。

1)お花の背景色
調和させるのはお花と背景

↓↓↓
2)暦の日付の色(平日と休日)
調和させるのは、お花、背景、暦(平日と休日の2色)

↓↓↓
3)文章の文字の色
調和させるのは、お花、背景、暦(平日と休日の2色)、文章の文字色

後になるほど難しい!

色選びの工程 第1段階

1)お花の背景色を選ぶ

色選びをする前には、
竹下家に、カレンダー12ヶ月のうち2ヶ月分の“基準色”を選んでもらいました。

基準色とは、いわゆるお手本のことで、色選びの道しるべとなります。
雪山の登山で、まだ誰も通ったことのない雪道を進むのと、正しい足跡や標識があるのとでは、たどり着き方が違ってきますよね。

見た瞬間にため息の出るような美しさで、完全な調和がとれている基準色のお手本!
実際に手で触れることで、完全な調和の感覚をつかみ取ることができます。

竹下家には、2月と3月の花に調和する基準色を選んでもらいました。

社屋にて、パータさんに色選びのアドバイスをいただきながら、机の上に、お手本である基準色と、色見本をずらりと並べて、お花に調和する背景色を一緒に選んでいきます。

【お手本になる基準色:2月のお花と背景色】

色を選ぶ際には、これまでお客様から頂いていた貴重なご意見の「カレンダーの文字が見えにくいです」をかなり意識しました。

お花に合う色を選ぶだけでなく、
次に選ぶ、暦や文章の文字が見えやすい色となるよう
更に、額入りポストカードと額入りカレンダーとして並べた時もイメージして選んでいきました。

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ミルキーユ

これまでの色選びは、協力者の方にお願いをしたり、数人がかりで取り組んでいたわ。
心のどこかで、誰かに頼る気持ちがあったことに気がついたの。
これではいけない。全力で前に進むのぢゃ

結果は…
一度で完全な背景色を選ぶことはできず、数回にわたってやり直しがありました。💦

次回は「暦の文字色の選定」について紹介します。

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ご案内

● 印刷物とパソコンやスマホの画面では、色の表現が異なります。このカレンダーは印刷したときに調和する色の組み合わせになっております。色の調和についてはカレンダーそのものでご確認ください。

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