シャンティ・フーラのブログ

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シャンティ・フーラカレンダー2017は こうしてできました!
~7.書体の選定~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!

前回からの続きです。今回より、スタッフるぱぱが書いてまいります。

本題に入る前にタイムリーな話題をひとつお届けします。
先日、印刷されたカレンダーがシャンティ・フーラに到着しました。

実はその前に「簡易色校正」というものを受け取っていました。これは色味が実際の印刷物とほぼ同じという、最終チェックのための試作品です。この色校正まで出れば、ほぼ完成した状態を再現しているはずなので、実際の印刷物を見てもそう感動はないはずなのですが…?

しかし、カレンダーの包みを開けて思わず声を上げてしまいました。

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「ワォ!!」

何といいますか…簡易色校正とはまったく違う美しさが放たれていました。竹下氏は今回色の値であるCMYKを1%単位で指定したのですが、この値は本番の印刷機でないと再現されません。それがきちんと再現されたものと、そうでないものとの違いが歴然としていることを実感した次第です。

名前だけでも沢山ある色の世界。しかしたとえ同じ名前の色でも、東洋医学セミナーの色彩の調和の理論の通り「CMYKの1%が違うだけで色が放っている”気”は全く違う」わけですね。

文章が決まった後、次に行うことになったのは書体(フォント)の選定です。

その時点で出来ていたデザインに、30種類以上の書体で文章を載せたものをサンプルとして作り、候補を絞りこみました。

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このような大量のサンプルを並べて意見を出し合うのに、“学園長の思いつき”で購入した高価な「作業台」 が大活躍です。私は最初「こんな大きくて高いものを購入してどうするんだよ〜」と思っていましたが、先見の明が無かったということです。(笑)

竹下氏が絞り込んだ候補を見て、「右のカレンダーに使われている書体に統一するのがよい」ということになりました。その後書体の太さ、文字の大きさ、行間などを決めていき、微調整を繰り返して書体選びが完了しました。

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この時点では、まだデザインが完成していないので文字の色は仮としていました。書体が決まるまでだけでも、社内・竹下氏宛に提出したサンプルは約40点に上りました。

書体はこだわろうとすると、難しいもののひとつだと思います。どの書体も細かく見れば、絵への似合わなさやいびつさを感じてしまいます。しかし竹下氏の指示通りに進めていくと、最後にこれしかないというものにピタッと、しかもスピーディーに決まったというのは、後から振り返ると凄いことだったなと思いました。その後の工程で書体には一切の変更が生じていません。

次回へ続きます。

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カレンダーの販売開始は、間もなくです!
もうしばらくお待ちください。

シャンティ・フーラカレンダー2017は こうしてできました!
~6.カレンダーへ入れる言葉~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

現在、カレンダーは印刷をしているところです!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!

前回からの続きです。

1.はっち編集長の時事ブログからの文章抜き出し

昨年同様、時事ブログのはっち編集長に、時事ブログに掲載している竹下氏のコメントを抜き出してもらいました。

はっち編集長は時事ブログの内容をしっかり記憶されているので、頼りになります!

抜き出したコメントをはっち編集長がカレンダー用に編集をして、シャンティ・フーラへ送付してくださいました。

2.シャンティ・フーラスタッフによる編集

2017年のカレンダーにいれる言葉は

『これからの変化の時に備え、未来に対するヴィジョンや、平安を保つ術などの言葉がいい』

と竹下氏からの意見がありました。
カレンダーにいれる言葉をしっかりと練ることになり、今年はスタッフ総出で 言葉の編集に携わることになりました。

はっち編集長が抜き出してくれた言葉、そして映像配信で竹下氏が語った言葉などを、パータさん、るパパさん、ミルキーユさんがそれぞれに文章編集しました。

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そして、各々が編集した言葉を、それぞれプリントアウトし、みんなで意見を出し合いました。

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上下体癖のるパパさんが本領を発揮したスタッフによる編集ができあがりました。

3.竹下氏による編集と推敲

この文章を元に竹下氏が手を加えると、

『実に、調和と美に溢れ!残りのスタッフの混沌が…
きれいに整頓されたような感じ!』

とパータさんが語ったように、大変美しい言葉になりました!

竹下氏がさらなる推敲を重ね、12ヶ月の言葉ができあがりました!

できあがった言葉をデザインに入れる作業などは、るパパさんが担当してくれました。
次回からこのブログの続きを、少し間が空くかもしれませんが、るパパさんに書いてもらいます!

次回へ続く→

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カレンダーの販売開始は、11月下旬を予定しています!
もうしばらくお待ちください。

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シャンティ・フーラカレンダー2017は こうしてできました!
~5.デザインのBefore/After~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

現在、カレンダーは印刷をしているところです!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!

前回からの続きです。

最初に作ったデザイン案と、竹下氏が監修後のデザインを並べてみます!

(1)2月のカレンダー

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お花の位置などが変わりました。

(2)4月のカレンダー

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お花を切り取る位置などが変わりました。

(3)6月のカレンダー

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レースの位置・お花の位置が変わりました。

(4)デザイン一新

最初のデザインから一新した月もあります!

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どの月も美しく変化しているのがお分かり頂けると思います!!

パソコンやスマートフォンの画面では、CMYKの色を正しく表現することはできません。
画面で見ても十分 綺麗ですが、ぜひとも 実物のカレンダーで美しさをご堪能くださいね!

次回へ続く

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シャンティ・フーラカレンダー2017は こうしてできました!
~4.デザインの微調整~

竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

現在、カレンダーは印刷をしているところです!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!

前回からの続きです。

1.デザインの微調整

文章を入れる関係で、最後にデザインの微調整がありました。

(1)枠の位置の変更

[1] 竹下氏から、枠の位置をわずかに右へずらす指示が届きました。

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[2] FAXを元に、枠の位置をずらします。

右側の上下2つの枠を 右方向へ 1.18mm移動する。

右側の上下2つの枠を 右方向へ 1.18mm移動する。

[3] 最後に微調整を行います。

右側の上下2つの枠を左方向へ 0.293mm(≒4px)移動する。

右側の上下2つの枠を左方向へ 0.293mm(≒4px)移動する。

これでデザインは、完成です!

1ヶ月分のデザイン制作だけでも時間がかかりますが、これを短い期間で12ヶ月分 行いました。竹下氏はデザインだけでなく、カレンダーに掲載する文章の推敲、そして毎日の時事ブログの記事作成も同時平行で行っていました。

2.デザインの奥義

この微細な調整について、スタッフが質問したことに対する 竹下氏の見解はこちらです!

Q. 今回の先生からの調整指示は0.01mm、色も1%の単位でしたね。ディスプレイで並べてみても、まったく区別がつきません。

デザインとはそういうものだ。0.01mm 違うだけで、全く違ったものになる。
宇宙開発の世界なら 0.001 mm (ミクロン)の精度が求められる。
ソフトや印刷技術の限界もあって位置 0.01 mm / 色 1% の調整にとどめたが、ソフトが出来る範囲まではやるべきだ。

見た目では確かにまったくわからない。しかし身体はちゃんと違いを感知している。

その感覚の違いがわかるということ、そして「ここしかない」という位置がどこかが分かるということが、制作者にとって大事なことだ。一流のアーティストはそれを知っている。

Q. 今の技術では0.01mmの精度で調整をしても誤差は生じますし、最後に裁断するときは0.1mmレベルのずれが出てしまいます。

それは問題ない。
0.01 mm のレベルで制作者が微に入り細に入りこだわり、これしかないというものを作品に反映することが大事。その時に、制作者の意識の光が作品に入る。作品を観る人はそれを美しさとして感じ取る。

次回へ続く

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