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【新しくなって再販開始!】ピヨちゃんが増えました♪
シャンティ・フーラカレンダー2017は こうしてできました!
~5.デザインのBefore/After~
竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

現在、カレンダーは印刷をしているところです!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!
前回からの続きです。
最初に作ったデザイン案と、竹下氏が監修後のデザインを並べてみます!
(1)2月のカレンダー

お花の位置などが変わりました。
(2)4月のカレンダー

お花を切り取る位置などが変わりました。
(3)6月のカレンダー

レースの位置・お花の位置が変わりました。
(4)デザイン一新
最初のデザインから一新した月もあります!

どの月も美しく変化しているのがお分かり頂けると思います!!
パソコンやスマートフォンの画面では、CMYKの色を正しく表現することはできません。
画面で見ても十分 綺麗ですが、ぜひとも 実物のカレンダーで美しさをご堪能くださいね!
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■ インフォメーション ■
カレンダーの販売開始は、11月下旬を予定しています!
もうしばらくお待ちください。
シャンティ・フーラカレンダー2017は こうしてできました!
~4.デザインの微調整~
竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
ができました!

現在、カレンダーは印刷をしているところです!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!
前回からの続きです。
1.デザインの微調整
文章を入れる関係で、最後にデザインの微調整がありました。
(1)枠の位置の変更
[1] 竹下氏から、枠の位置をわずかに右へずらす指示が届きました。

[2] FAXを元に、枠の位置をずらします。

右側の上下2つの枠を 右方向へ 1.18mm移動する。
[3] 最後に微調整を行います。

右側の上下2つの枠を左方向へ 0.293mm(≒4px)移動する。
これでデザインは、完成です!
1ヶ月分のデザイン制作だけでも時間がかかりますが、これを短い期間で12ヶ月分 行いました。竹下氏はデザインだけでなく、カレンダーに掲載する文章の推敲、そして毎日の時事ブログの記事作成も同時平行で行っていました。
2.デザインの奥義
この微細な調整について、スタッフが質問したことに対する 竹下氏の見解はこちらです!
Q. 今回の先生からの調整指示は0.01mm、色も1%の単位でしたね。ディスプレイで並べてみても、まったく区別がつきません。
デザインとはそういうものだ。0.01mm 違うだけで、全く違ったものになる。
宇宙開発の世界なら 0.001 mm (ミクロン)の精度が求められる。
ソフトや印刷技術の限界もあって位置 0.01 mm / 色 1% の調整にとどめたが、ソフトが出来る範囲まではやるべきだ。
見た目では確かにまったくわからない。しかし身体はちゃんと違いを感知している。
その感覚の違いがわかるということ、そして「ここしかない」という位置がどこかが分かるということが、制作者にとって大事なことだ。一流のアーティストはそれを知っている。
Q. 今の技術では0.01mmの精度で調整をしても誤差は生じますし、最後に裁断するときは0.1mmレベルのずれが出てしまいます。
それは問題ない。
0.01 mm のレベルで制作者が微に入り細に入りこだわり、これしかないというものを作品に反映することが大事。その時に、制作者の意識の光が作品に入る。作品を観る人はそれを美しさとして感じ取る。
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~3.カレンダー文字色の指定と配置~
竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
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前回からの続きです。
1.カレンダー日付の色指定
(1)カレンダーの日付の色 サンプル作成
カレンダー部分に必要な色は、以下の4つです。
・日・祝日と月名(英語・日本語)の文字色
・平日の文字色
・新月マーク
・満月マーク
竹下家からの「お花の色から文字色を取り出してみたらよい」というアドバイスを元に、カレンダー日付の文字色サンプルを作りました。

(2)竹下氏によるCMYKの値の割り出し
サンプルを参考にして竹下氏が、カレンダー部分の4つの色のCMYKを、直観で割り出します。そしてCMYKの値の指示がFAXで届きます。

竹下氏の指定のCMYK
上のサンプル1と似ているように見えますが、色の割合がわずかに異なっています
竹下氏の指定したCMYKの値をデザインソフトに入力すると、ハッと驚くほど背景色と調和した色が浮かび上がり、何度も驚きました。
通常は背景デザインと文字色の組み合わせを見ながらデザインするものですが、色を見ていない竹下氏がCMYKの値を指定しているのです。まるでマジックです!
パソコンやスマートフォンの画面では、CMYKの色を正しく表現することはできません。そのため、このブログや商品ページで表示しているカレンダーデザインの色は、実際のカレンダーとは若干 異なります。
画面で見ても十分 綺麗ですが、ぜひとも 実物のカレンダーで美しさをご堪能くださいね!
2.カレンダー日付の配置

カレンダーの日付(数字)の位置は、時間をかけて調整していました。
ただ、すべての月をピッタリ同じ位置に配置することが必要となり、困っていました。
そのとき、代表るパパさんから『機械的に』文字を配置する方法を教えてもらい、この部分の作業はるパパさんにお願いしました。
竹下氏の指示はものすごく早く、私だけではデザイン案の作成や付随する資料作成、届くFAXのまとめなど、ひとりだけでは手がまわらなくなっていました。るパパさんの協力によりずいぶんと助けられました。
るパパさんは、文章の位置決め、文字サイズ指定、カレンダー日付の配置や文字色設定…など作業してくれました。今後、るパパさんにも制作の裏ばなしを書いてもらう予定です!
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~2.竹下氏のデザイン監修~
竹下雅敏氏が監修した、
美術品と言える 優美なカレンダー
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現在、カレンダーは印刷をしているところです!
販売開始の前に、制作の舞台裏を紹介します!
前回からの続きです。
1.背景色の指定
(1)背景色のサンプル作成
まず、スタッフが数種類の背景色のサンプルを作ります。

7月のカレンダー
(2)竹下氏のCMYKの値の割り出し
それを参考にした竹下氏から『背景色として、CMYK=2:50:0:12のものを作って送って下さい』というFAXが届きます。竹下氏は背景色のCMYKの値を直観で割り出します!
FAXに書かれているCMYKの背景色を作り、それを確認のため竹下氏へ送付します。

CMYK=2:50:0:12の背景色
竹下氏は カラーチャートなどを見ながら色を考えているのではなく、直観でCMYKの値を出しているということでした。「背景色を決めるのは、1分かからないくらいで出している」とのこと!ほとんどの場合、1回で背景色が決まりました。
デザインをするときに、背景色を決めるのは時間がかかるところです。
スタッフが何時間もかけ、その後も何度も変更しながら制作するのに対して、
竹下氏はわずかな時間で、お花を引き立てる美しい背景色を出してしまいます。
天才と凡人の差の大きさに、驚がくしました。
2.お花や枠線の指定
(1)お花のデザイン指示
背景色が決まった後、竹下氏よりお花の大きさの変更指示がありました。
『”花の中心”をほぼこの位置にして、花の花弁がカレンダーの対角線に接するように拡大してください。』とメリベにも分かりやすい絵付きのFAXです。
この月は、お花のサイズの指示でしたが、お花の角度や切り取る位置などの場合もあり、それぞれに微細で明確な指示がありました。
(2)枠線のデザイン指示
次に、枠線を変更した方がよいとのことで、いくつかの案を作り竹下氏へ送付しました。

サンプルを確認した竹下氏より、枠線の形の選択と、その枠の色のCMYKの指示がありました。

ひとまず、これでお花と背景色のデザインができました!
(言葉を組み込んだ後に、デザインの微調整がありました)
次に、カレンダー部分の文字色を決めていきます。
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