前編からの続きです。
囲炉裏・炭・たけのこ!
ワークショップに一緒に参加されていたMさんの別荘には、手作りの囲炉裏がありました!
さらに、囲炉裏で使う炭は 山に落ちている枝で作られていました。
この囲炉裏で天ぷらを揚げてもらい、掘りたてのタケノコを焼いてもらいました!
炭で焼かれたタケノコは最高でした!
囲炉裏のある暮らしはいいな〜と思いました!
そして、炭は100年保管できるとのことで、備蓄にもってこいです。
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Mさんは ”サバイバルのプロ”の建築士さんで、ヨットで世界一周をされたことがあるそうです。建築のことはもちろん、さまざまな国で人と触れ合った話など伺いました。
また、阪神大震災で住まいが倒壊されたそうですが、助ける側に回って活躍されたそうです。
危機に備えた建築物、囲炉裏や炭などの開発をされていましたが、それが手に入れやすい材料で、素人でも作られるように考えられていました。
山深いところに二人のエキスパートがおられて、改めて「田舎、熱いぞっ!」と思いました。
ワークショップで感じたこと
野草と毒草が隣同士に並んで生えていました。それも似ている!
ニャンニャン母さんは毒草には注意を払っておられ「危ないから花が咲く頃まで待った方がいい」「近くに生えていて、見分けがつきにくいからうかつに取らない方がいい」とのアドバイスでした。
野草のプロのニャンニャン母さんでも慎重に採取している姿は、大変 参考になりました。
ミルキーユさんの感想
5月上旬、こじかさんと野草茶のワークショップに参加してきました。
長そで長靴の完全防備をして、いざ出陣、
まずは笹をかき分けながら山に入って行きます。
鳥のさえずり、木々の葉擦れの音、水の音が心地よく感じられる空間を歩きながら、
ニャンニャン母さんから、野草の名前と説明、注意点などを教わりました。
自然への敬意と優しい気持ちと共に、大切に採取します。
自生している野草は初めて見るものも多かったです。
身近な野草が、実は救荒植物である事も教わりました。
ノカンゾウとシャガは、よく似ているので間違える所でした。
植物図鑑だけでは判断できません。確実にこれだと分かるものだけ採取した方がよさそうです。
野草料理も美味しかったです。
特にミツバの即席漬けは絶品でした。
本来の身土不二は、野草の事ではないかと思いました。
野草茶のレパートリーが増えそうです。これからが楽しみです。
(ミルキーユ)
にゃんにゃん母さんから一言
野草便りをお読みいただいているみなさまへ向けて、ニャンニャン母さんよりコメントをいただきました。
サバイバルの実践者であり、阪神大震災の被災者であり、ボランティア救援活動の実力者のMさんは、以前から野草に興味をお持ちでしたが、最近病気を経験され、お見舞いに差し上げた野草茶をとても気に入ってくださって、是非にとのことで、野草茶作りのワークショップをしました。
建築家でもあり、ヨット生活の経験からコンパクトで、高機能なログハウスを提案され、また、ヨット航海の時の現地の人々との出会いから、今も交流を続け、現地の人に大工の指導や自家発電の木造家屋を一緒に建てるなど、多方面で活躍されています。
今回ちょうど良い機会で、野草摘みだけでなく、Mさんの命がけのサバイバル経験や、実践経験からの説得力あるいろいろな提案を見聞きしていただけたのは、ラッキーでした。
お二人の真摯さが引き出した充実した内容の時間が過ごせて、わたしもありがたかったのですよ。お二人が、実物の植物を見ると、やはりわかりやすいと話されていて、そういう機会をまたつくれたらと思います。
(にゃんにゃん母さん)
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野草便りでは身近にあるものが多いので、実践しやすいと思います!
毒草を誤って誤飲しないようにご注意くださいね。
今後とも時事ブログ、そして野草便りをよろしくお願いいたします!