シャンティ・フーラのブログ

2012年11月4日 の記事

太陽フレアの危険性(「こじか新聞」より)

こじかBooksさんが書籍販売サイトオープン1周年によせて「こじか新聞」を発行され、その中で太陽フレアの危険性について大変良くまとまった記事が2ページにわたって掲載されています。

こじか新聞のPDFファイルのダウンロードはこちらから:
» こじかのブログ「こじか新聞 Vol.1 発行」

ぜひこのPDFファイル(記事である2〜3ページ目だけでも)を印刷して、知り合いの方など、多くの方にお渡しください。
注意)新聞内の記事を配布される場合は、配布者の団体名やお名前、連絡先を付けて配布をお願いいたします。(「転載元:こじかBooks」の記載は、任意でどうぞ。)

また、多くの方にこの情報をお伝えしたく、こじかBooksさんの許可をいただいてこちらに内容を転載いたします。

(以下、すべてPDFの内容の転載)
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【特集】スーパーフレアを考える 〜今、わたしができること〜

私たちは、たくさんの電気を使いながら暮らしています。照明や電話はもちろん、テレビやエレベータ、インターネットなどが急に使えなくなれば、社会は大混乱することでしょう。電気を使うことが当たり前の時代。私は電気が使えなくなるなんて想像したこともありませんでした。

しかし、大規模なスーパーフレアが起こった場合、地球規模で大きな影響が出ることが研究の結果から分かってきているようです。

「ぴ・よ・こ・と」著者の竹下雅敏氏が紹介されている情報を元に、浅学で恐縮ですが太陽フレアについて情報を簡単にまとめてみました。


太陽フレア、スーパーフレアとは?

「太陽フレア」とは、太陽表面の爆発現象のことをいいます。中規模なものは、たびたび起こっています。ここでとりあげた「スーパーフレア」は、最大級の太陽フレアの100倍~1000倍の超巨大フレアのことを指します。

このスーパーフレアは、これまで太陽では起こらないとされていましたが、
柴田一成 理学研究科附属天文台教授らの研究グループの研究により、新たなことが分かってきました。2012年5月 科学誌「Nature」に発表された内容を見てみましょう。

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『最大級の太陽フレアが起こると、地球で様々な被害が起きることが知られており、例えば、1989年の大フレア(1年~数年に1回程度)が起きたとき、地球で大磁気嵐が起き、そのため、カナダのケベック州で600万人が9時間停電に遭遇するという被害があった。また、太陽フレアは人工衛星の故障や通信障害を引き起こすことも知られている。もし、スーパーフレアが太陽で起きれば地球は甚大な被害を受けると予想される。』

 京都大学 「太陽型星におけるスーパーフレア」2012/5/17
 (アクセス日:2012/11/1)
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大磁気嵐とは、太陽フレアにより放出された高エネルギー粒子などの影響により、地球の磁気が大きく乱されることをいいます。スーパーフレアが起こった場合に、電波障害による影響が懸念されています。


もしもスーパーフレアが起こったら?

最大級のスーパーフレアが起こった場合、地球にどのような影響が考えられるのでしょうか。