前回の講義で、プラトンは自分が作り上げたプラトン哲学によって、物質的、唯物的な世界観とずっと闘っていたということを解説した。今回、プラトン哲学の最後ということで、その闘いの一番本質的な部分を取り上げて解説をする。
常識的思考=したたかな観念の本性
例1.闘病生活で髪が全部抜け落ちた女性
例2.鏡を見ない女性
例3.安倍総理を信じて自民党に一票を投じた人
例4.出世して金持ちになったら寄付をすると言う人
アインシュタインも錯覚してしまった根深い思い込み
「自分さえ良ければいいという思い」が現状を作る
肉体の愛求者がする保身とはどういうことか
旧約の外伝のスザンヌという女性が貫き通したこと
人の存在感というものが持っている絶大な影響力
真の哲学者と金儲けの才能についての逸話
この世界は非論理で動いているという事実
物的世界観の最たるもの
本当に偉い人間とは誰なのか