シャンティ・フーラのブログ

2016年8月21日 の記事

竹下氏の講義映像は、こうして作られる!(前編)

「竹下氏の頭の中はどのようになっているのか?」

映像配信や東洋医学セミナーを視聴して感じたことはありませんか?

加工

1時間半前後の映像配信では、文献やネットなどの情報を元に、直観に基づいて真実と誤りを分かりやすく説明されています。

1回の映像で語られているのは、専門家が数年、または生涯をかけて研究をしているような内容といっても過言ではないと思います。それを毎月2本の映像収録をおこなっているのです。(少し前まで 月に4本でした!)

うーーーん、いつ、どうやって調べているのだろう・・・。

それともう1つ。
完璧ともいえる記憶力と、緻密に計算された説明順序で、まるで台本を読んでいるかのように講義が構成されています。

講演や研究発表などは、通し練習や繰り返しの推敲を行って本番に臨む人が多いと思いますが、・・・竹下氏のスケジュールから考えて、このような時間が取れるとは思えません。

内容の構成や例え話など、練りに練った内容のように感じるのに・・・・。

竹下氏は映像配信を収録する前、どのように準備をしているのでしょうか?
竹下氏に聞いてみました。

質問:映像配信はどのように準備していますか?

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竹下氏の答え:

毎日時事ブログが夜の8時までかかることが多く、映像配信の準備ができるのは、毎日多くて2、3時間くらい。 本当はもっと調べる時間を取って、早く講義をしたいけど、今はその時間が取れていない。

時事ブログの合間に 毎日少しずつ調べた情報からシナリオを考えて、それに必要な資料を準備・印刷する。 ここに膨大な時間がかかっている。

今回の収録では、前日に資料を一通り見直して内容を確認した。
自分の資料の中に「ここで使う資料」のメモは入れている。

過去からの膨大な研究の積み重ねが現在の講義になっている。
あるテーマを調べていると中断が入り、長期間それに取り組めないこともある。その成果を整理してストックしておかないと、情報が散逸して後で再び取り掛かることができない。

少なくとも自分の仕事の範囲に関しては、どんな時でも必要なものが取り出せるように整然としているかどうかがプロかどうかの違いだ。

とのこと。通し練習などはしていないということでした!(スゴイ…!)

なお、大量の資料作りや管理はパータさんがサポートして、講義ができあがっています。

次回のブログでは、講義の撮影現場の様子をレポートします!