竹下氏監修の元、
スタッフが総力をあげて作成する
「シャンティ・フーラカレンダー」が今年も完成しました!
今回は、7月のカレンダーの装飾の変化をご紹介します!
装飾の案
7月のお花は、星が輝いているような形に見えたことから、天の川のイメージを提案しました。
デザインソフトには、ランダムに、いろいろなサイズで星を配置してくれるような便利な機能が用意されています。
しかし、このような機能を使うと細かな設定ができない箇所がでてきます。
シャンティ・フーラカレンダーは、徹底して美しさにこだわるため、すべての星くずを手動で設定することにしました。
竹下氏による星くずの設定
星の形は、4種類。
線の長さ、中心の円の大きさ、色、グラデーション、光彩などの設定を、すべて竹下氏が直観で値を出しています。
さらに4種類に対し、それぞれ3つのサイズを作りました。
カレンダー内には、合計12タイプの星が散りばめられています。
星のデザインができたあと、今年のカレンダー1番とも言える大仕事! 星くずの配置です。
全38個の星のX座標とY座標を出すため、合計72の値を割り出してもらいます。さらに、12タイプから最適な星の種類を選ぶ必要もあります。
◆ スタッフこじかの気づき
この星くずの配置はあまりに大変な作業だと思い、迷いながらも竹下氏の作業時間を抑える方法も提案しました。しかし、竹下氏はすべての星の位置を直観で割り出しました。
1つ1つの仕事を妥協なく行うことは、1年後、数年後、10年後には、必ず大きな違いが出ていると思います。
手を抜かなければいずれなにかが変わる!と思って、苦手なことにも励みたいと思います。
これぞ神業?! 彦星様・織姫様の配置
天の川には、彦星様と織姫様をイメージしたピンク色に光る星を配置しました。
この2つの星の細かい設定も、もちろんすべて竹下氏の直観で割り出しています。
この2つの星の配置案は、下の画像のように天の川の右下でした。
しかし、竹下氏が指定した値に驚きました!
直観で割り出された数字をもとに配置すると、天の川のど真ん中!
ここしかない!というような、絶妙な位置だったのです!
竹下氏はデザインソフトを使っていないので、最初の提案と位置がずれる場合は、細かな位置を把握できません。そのため単純に「数字」を直観で出しているだけのはず……。
「なぜ、ピタリと天の川の真ん中が出たのだろう?」とびっくりしました!
天の川の中央で、彦星様と織姫様がたたずむ美しい作品となりました。
Before・After
一番最初の案と完成版を見比べてください!
星のラインが美しくなっています。さらに天の川が立体的に感じられます。
これを数字だけで指定されたなんて、ちょっと信じられないです……。
次回は、カレンダー作業を通しての気づきを書いてみたいと思います。
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