シャンティ・フーラカレンダーの
たくさんのご注文をありがとうございます。
前回の製作秘話からの続きです。
今回は、スタッフこじかの執筆です。
12月の装飾案
今回は、装飾作成に時間をかけた12月の変化の様子をご紹介します。
12月は麗しいバラと夜明けを感じるような紺色の背景色に決まっていました。
9月の装飾案とは反対に、12月の装飾案はスイスイと候補ができあがりました。このときは「ゴージャスな装飾が似合うわ!」と思っていました。
すると、竹下氏から、具体的な提案がありました。それがこちら!
竹下氏には、完成イメージが見えているようです。
減衰曲線用の線の案を考えます。
ある一定の規則性をもった線を試したり、かわいらしい線を使ってみたり……。
そして、バラのツタをイメージした線に絞って、4つの案を提出しました。
その結果、上の「12月-1」へ次のアドバイスが届きました。
『大きな葉の数を出来るだけ減らしてください。』
隙間を埋めるために奮闘して葉っぱを描いた案だったので、ハッとしました。
少しずつ減らしていくと、ツタの主張が和らぎました。それがこちら!
上の案を見た竹下氏から更なるアドバイスが。
『大きな葉を一つだけ、どこかに加えてください。
また、先っぽは最初のものの方が良いかも知れません。』
アドバイスに基づいて、修正します。
微調整を含め、全体を通して100〜200本の線を作ったと思います。
道筋が見えている安心感と、自分で考えられる自由や楽しさを感じながら、リラックスして打ち込めました。
竹下氏に4つの案を確認します。
すると、さらに具体的なアドバイスが!
フムフム。カキカキ。
3つの案を作りました。
このようにして、上の「12月-1」でOKが出ました!
その後、装飾の色のCMYK値、位置、サイズなどを竹下氏が直観で確認し、デザインが完成となります。
Before・After
改めて、最初のデザイン案から完成までを並べてみます。
ツタがお上品になりました!
◇
完成した12月のカレンダーは、言葉と写真、色、装飾、すべてが絶妙にマッチしていました。
「この言葉のように生きていれば、やがて美しく花開く」
そんなメッセージが入ったデザインになっているように思います。
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ご案内
● 印刷物とパソコンやスマホの画面では、色の表現が異なります。このカレンダーは印刷したときに調和する色の組み合わせになっております。色の調和についてはカレンダーそのものでご確認ください。