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本日公開の映像配信は、「よい関係を築くために（１）」の後半・質疑応答です。
（前半の紹介記事はこちら）
参加者ひとりひとりの状況に、丁寧にアドバイス！
前半で人間関係の"基本"は分かった！
といっても、
実際にはひとりひとりの状況は千差万別。
わかっていてもできない、それどころじゃない… と感じる方も
多いのではないでしょうか？
「後半」は参加者それぞれの状況や悩みが語られます。
竹下氏は参加者と対話するかのように、解決のためのヒントを話していきます。
たとえば・・・
-
親が今でも自分を支配しようとする。
事あるごとに嫌味を言ってくる。
そんなひどい親との関係をどうしたらいいのか？
どうして親はそんなことをするのか？ -
「愛し、愛される」という感覚が
頭ではわかっていても、本当にはわからない。
暴力を振るわれた、自由を奪われて育った、
そんな虐待による心の傷を癒やすには、
どうすればいいのか？ - ネガティブな自分の親に幸せになってもらいたい。
自分はどうしてあげたらいいのか？ - ・・・そのほかにも多くの質問があります
自分自身の心の問題に集中することで、
きっと人生は一変する
一見、別々のことを話しているようにみえる回答の中の
共通したメッセージは、
問題にしている相手から離れて、
自分自身の心の問題を癒やすことが先決だ
ということかも知れませんね。
今回の講義の一節を紹介したいと思います：
「親が電話をかけてきてこちらが感情を害するまで話をしてくる」という相談に対して
人間というのは、感情が混乱して腹が立ちますね。
すると自分より弱い人間を1人見つけるわけです。
徹底的にいやみなことを言ったりして、相手の感情を害させますね。
その瞬間にね。気持ちがすーっと楽になる。
多くの人がこれをやっています。本当によくそれに気づいてください。そんな（弱い人間の）役を引き受ける必要は絶対にない。
縁を切ったほうがいい。
どうしても切れないというのであれば、
あなたがもう一段高いレベルに成長しないといけない。どうするかというと、
どんなに悪いこと、傷つける言葉を言われても、じっとその人の言葉に真理があるのではないかと思って聞き守り続けるんです。
そしたら全く心が乱れないんです。
もし自分にこれができそうにないと思うんだったら縁を切ったほうがいい。あなたの手に負えるレベルではないということです。
僕からのアドバイスとしては、そういう人をあなたの力で変えようと思わない。むしろ縁を切ってあなた自身が成長することを考えた方がいい。あなたが過去のトラウマ、深い傷を負っていて
講義の一節より
まだ完全に癒されていないと思うんですね。
ですからそれをまず癒すことが先決ですね。
「前半」で学べたのは人間関係の問題を解決する基本でした。
「後半」はこの基本を、
さまざまな状況に照らし合わせて深く理解することができ、
その意味で前半の内容を補っています。
「良い関係を築くために（１）」前後半は
初期の講演ながらとても深い内容です。
これを聴いた後は、何か問題が生じた時でも、
「相手が問題ではなくて、自分で自分を傷つけているかもしれない」
と、自分自身を癒すことに視点を移せやすくなったと思います。
みなさんも、豊かな人生を自分の内側から切り開くために
ぜひ活用してみてください。
今週以降の配信予定
01/30(金) よい関係を築くために（１）後半
02/06(金) 配信休み
02/13(金) 宗教学講座 初級 第243回
02/20(金) 宗教学講座 初級 第244回
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