第6話からの続きです。
その頃、同時進行でこの建物の事が巷の話題になっていました。話してもいないのに議員さんが訪ねてきたり新聞の取材が多くてびっくりしました。
取材を受けるたびに「何の目的で?具体的に何をしますか?」と聞かれます。私はただ「お母さんが赤ちゃん連れでホッとしながら学んだり支えたりできる場所を作りたい」と話しながらも具体的にどうするかはまだよくわからないでいました。
多分、その頃はまだ子育て中の母親支援の施設などなかったから話題になったのだと思います。たくさんの子育て中の友人も賛同して協力してくれました。
そして、無事に家具も入り、いよいよオープンの日を迎えました。
友人に招待の連絡をしていただけですが・・・開けてみると来るわ来るわ・・・何と100人以上!の人がお祝いに来てくださいました。中に入りきらずに外のデッキや駐車場にシートを敷いて対応しました。みんな喜んでくれて何だか夢を見ているようでした。
それからしばらく経って、いよいよ竹下先生ご一家がその効果を見に来られることになりました。
◆ 取材したスタッフの感想 ◆
取材をして、一番印象に残っているのは「小さな家」の窓です。どの窓もあまり大きくありませんでした。
私はこれまで 窓を大きく取って室内に光を取り込むことが大切だと思っていました。ですが、やや暗めの室内が落ち着けるものだと取材中に実感しました。
また、北西の床に面した窓は、計算された美しい額縁になっていました。
中央の机でお茶を飲んでいると、ちょうど視界に窓があり、そこから見えたお庭の緑が印象的でした。「小さな家」に遊びに来た赤ちゃんは、きっとそこから外を見るのでしょう!
大切に管理されている「小さな家」には、これからも多くのママとお子様が訪れることと思います。
貴重な情報を保管・公開してくださって、誠にありがとうございました!
第8話(最終話)へ続きます!
◆ シャンティ・フーラよりお願い ◆
「小さな家」の見学・訪問・家探しなどは、小さな家の管理人様・ご家族・関係者の方のご迷惑になりますので、なにとぞご遠慮ください。
「小さな家」をご存知の方もおられると思いますが、管理人様に無許可での情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
1件のコメント
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小さい家の管理人様
連載を楽しみに拝読させていただきました。とても、ステキな空間でここに集まるママや子供たちは、幸せですね。NPOで子育てグラブがたくさんありますが、主催者の波動などで、危険だな思う場所もあります。私の近くにも、こんなステキな場所があれば、行ってみたかったです。私も、いつか、こんな空間をつくってみたいです。ありがとうございました。