Vol.50からの続きです。
3.天井板の張り付け
取り付ける天井材を卓上丸ノコで必要な長さにカットしてから張り付けます。
板の長さは4m近くあるので、ふたりが左右に分かれ、ビスで留めていきます。
床と同様に、板の凸の部分をビスで止め、次の板の凹で接合します。ビスが見えない施工方法です。
インパクトドライバーで上に向かってビスを留めたり、長時間 手を上げているので、すぐに疲れる!足場の上での作業のため、頻繁に休憩をとりながら行いました。
天井に照明を吊るす箇所には、電気線を出すための穴を開け、線を通しました。
ふたりで3日間かけて、一部屋分の天井を仕上げました!
床と天井がついて、このログにはじめてできたお部屋!
このときは、ちょっとした達成感がありました!
◆ 熱が逃げない?!暖かいログハウス
最初に床と天井ができた部屋を、作業時の休憩部屋としました。
もっとも寒い時期だったので、部屋の出入り口にはビニールのシートを取り付けました。
暖をとれて昼食などを温めて食べられるように、この部屋でストーブを焚きました!
それまで寒い中で休憩していたので、嬉しい空間でした。
はじめてストーブをつけた日はびっくりしました!
ストーブを切った数時間後にその部屋に戻ると、まだ部屋が暖かい!!
その理由は、ログハウスの雑誌の中に書かれていました。
『ログ自体、熱伝導率が小さく蓄熱性があるので、一度温まったログは冷めにくく少しずつ放熱をしてくれます。だから、冷える朝でもログハウスの中は暖かいです。』(ログハウスマガジン2016年1月号 p.31より引用)
「ログハウスは暖かい」と聞いていましたが、実際に体感して、改めてログの良さを感じました!
なお、職人のご兄弟が応援に来てくださったので、私たちがやっていなかった部屋の天井を張ってもらいました。私たち夫婦の2〜3倍の速さで仕上げられて、さすがでした!
4.塗装
そして、またまた塗装です!
天井板に色をつけるため、張る前の板を塗装しました。
玄関、リビング、キッチン、トイレなどは、板の木目が透けない白の塗料にしました。
寝室は無塗装とし、壁・床・天井がすべてが杉材の部屋は、山小屋風になりました!
将来、ベッドをやめて、和室にしようと検討していますが、和室にしてもあいそうです!
夫の仕事部屋は壁と兼用の塗料で、濃いめの茶色を塗りました。集中力が高まりそうな感じで、来客の男性陣には人気でした。
天井板の塗装も200枚近くありました。
ほぼ全ての板を2〜3回塗り終わった時、どうしても仕上がりが気に入らず……、塗料を変えて塗り直しました。結局、1枚の板につき、4〜5回塗ったので、非常に時間がかかりました。
板を天井に張った後、仕上げ塗りをしていたら塗料の残量がギリギリになってしまい、若干 色ムラができました。これも、アンティークっぽいというか、手作りっぽいというか、いい感じ!と思っています!
なお、照明の電気工事やスピーカーの取り付けは、引越し前は時間が取れず、少しの間 工事用の投光器で生活をして、引越し後にゆっくりと工事を行いました。
◆ お願い ◆
ログハウスの見学・訪問・家探しなどは、なにとぞご遠慮ください。
ログハウスの場所は非公開としています。見つけた方や場所をご存知の方の情報開示はお控えいただきますようお願い申し上げます。
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。