Vol.46からの続きです。
1.床板を張る
準備が整ったら、床材を張っていきます!これも二人での作業です。
一人が長さを測り、もう一人がその長さに木材を切断し、二人で取り付けていきます。
床材は、ログと同じ杉です。柔らかいので傷つきやすく汚れやすいのですが、温かくて素足でも気持ち良いです。厚みは「17年前に建てた小さな家のお話」の情報を参考に30mmです。
注文していた杉板には、”本実目透し”という加工がされています。
板の凸の部分をビスで止め、次の板の凹で接合します。
長いところで4m近くある無垢材は、緩やかに反っているものがありましたが、二人で呼吸を合わせて両端から叩くと、少しくらい反っていても入りました。
玄関付近や物を置かないリビング部分などは、できるだけ節が少ないものを張りました。
床板と断熱材の間には、空気層ができる隙間もあります。
◆ちょっと失敗!
ちょうど、この記事を書く数日前の話です!
棚を作ろうとした箇所の床が、なぜだか水平が取れていませんでした。
床下にもぐって確認しても、床を支える土台や根太に問題ありません。
調べた結果、原因は床材が反っていたことでした!この反りは、床の上に棚を作ることで押さえられました。
無垢で、そこそこの幅がある床材のため、根太(床板を支える横木)すべてに対してビス止めをしたらよかった、と話し合いました。
2.板のさまざまな加工
端の板は、幅に合わせてカットした板を入れ込みます。
隙間ができないように、ぴったりの幅の床材を入れようとすると、なかなか入ってくれません。何度も幅の微調整を繰り返しました。
この端の板はビスで止められないので、板の上から見えにくい釘を打っています。
室内にある凹凸に合わせて、床板の加工も行いました。
写真の箇所は、小さく切れ目を入れて、ノミで切り落とし、凹凸に合わせました。
他にもクローゼットの位置は板の向きが異なるので、一手間かかりました。
床を張った後は、オイル塗料を塗りました!
次回に続きます。
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