シャンティ・フーラのブログ

2018年2月9日 の記事

【再掲載】東洋医学セミナー 中級のススメ Vol.06
~第10巻 食品の陰陽~

この記事は2014年〜2015年に掲載したブログを一部 加筆・修正しての再掲載です。

212

前回(Vol.05)から時の続きです。

【第10巻】食品の陰陽(約3時間)

第10巻では、食品の陰陽論を徹底的に追求しています。
もともと食品の陰陽論を元に食事をしていた、という竹下氏の解説は説得力があります。

◆ オリジナル 食品分類表!

東洋医学セミナーでは、マクロビ/アーユルヴェーダ/自然療法などあらゆる情報の食品分類の正誤が明確に解説されています。

そして、最後には総論として、竹下氏自身がまとめた食品の陰陽の考え方、食品の分類表が付いています!
スッキリとした理論で、納得いただけると思います!

◆ 温かい地域でとれる食品は 体を冷やす?

多くの方が食品の陰陽に関して、次の様なことを聞かれたことがあると思います。

「温かい地域でとれる食品は、体を冷やす。
 寒い地域でとれる食品は、体を温める。」

「そういうものか~」とも思える理論なのですが……
この理論は、人間以外の生物を無視していることや、その他にも無理がある説明だと東洋医学セミナーを聞くにつれて気付いていきます。

たとえば……、
比較的温暖な地域でできるミカン!

220

マクロビでは、ミカン(フルーツ)は体を冷やす

  と分類されます。しかし、

東洋医学セミナーでは、ミカンは“温”だ と解説しています。

223

考えてみると、これまで「ミカンを食べて、冷えた~!」と体感したことはなく、日本では寒い冬にミカンやその皮をお風呂に入れてきた。。。

ミカンは、“冷”と言われるより、“温”の方がガッテンがいきませんか?

◆ 食品の知識に対する興味と疑問を!

最後に、テキスト冒頭部分の竹下氏の言葉を紹介します。

(前略)残念ながら正しい食品に関する知識は、ほとんど知られていない。そこでこの‘食品の陰陽’では、正しい食品の知識を得られるようにするため、まずアーユルヴェーダ、漢方、自然療法医、食養家などのさまざまな見解の違いを知ってもらい、食品の知識に対する興味と疑問を持ってもらいたいと思っている。

 ただ1つの理論にしがみつき、他を一切拒絶するといった態度は、宗教的狂信と何ら変わるところがない。異なる立場の見解を比較検討したうえで、どう考えるのが最も理にかなっているのかを探求することが大切なのである。(後略)

東洋医学セミナー中級 第10巻 1回より)

初級コースにご満足いただけましたら、ぜひ中級コースもご受講ください!
ご注文をお待ちしております!

続く→

【映像配信】宗教学講座 中級コース 第17回 特殊相対性理論(ローレンツ変換:前半)

映像配信サイトの新作映像をお知らせいたします♪

(↑クリックで映像配信サイトへ)

試聴映像です

【今回のみどころポイント!】

  • ちょっと紳士なアインシュタインが登場する動画は、まるで映像配信の為に作られたのかと思うほど。この映像を探す竹下先生すごい!と頷きつつ、最後の2行の所にも驚きました。簡単って… (ミルキーユ)

  • 今回はいよいよ相対性理論の根幹ローレンツ変換の解説に入ります。でもその前にもう一つ重要な「同時性の崩壊」について動画を視聴。ハイレベルなことをわかりやすく説明してるので見る価値あり! いつもより板書が多く、講師の熱意が伝わってくる講義ですよ。 (ともパパ)

【映像の概要】

今回は、ローレンツ変換という特殊相対性理論の一番根幹の部分について解説する。ただし、次回ローレンツ変換を実際に導出するため、前回解説した基底の変換を理解していることが前提となる。難解な数式について解説しているのは、竹下氏が最終的に相対性理論についてどう考えているかを説明するのに、数式がどうしても必要になるからである。

◇ これまで宗教学講座「神智学」シリーズをご覧になった方の声 ◇
(たくさんの皆様からいただいた声より一部を抜粋しております)

  • 竹下様の講義を聞いているときは、説明も丁寧でとてもわかりやすかったです。 一つの物事を多角的な視点でとらえるところはだまし絵にも似ていますね。 写像というとらえ方、またそれを基底の変換としての見え方、なるほど数学は奥が深いです。 でも大学には行っていない僕としては、とても有意義な時間でした。 (nakamiti)
  • 今回はノートをとることをやめ、ひたすら竹下様の講義を聞いておりました。前回の特殊相対性理論の時にはノートをとっていたために途中でわからなくなったので、ノートをとっている間は講義を聞いているようで聞いていないということもわかりました。人間はあれもこれもと2つのことを同時にこなしているように見えて実は思考は散漫になっているんですね。集中して聞くことの大切さを改めて思いました。 (nakamiti)
  • 前半30分のお話共感致します。 私も親から一度も勉強しろと言われたことがありません。ですので本当に勉強しませんでした(学校では真面目に勉強してました)。そのお陰か勉強嫌いにならずにすみました。研究の魅力に嵌ってからは自分から率先して勉強しました。先生の説が悔しいぐらい見事に当てはまっています。 「自ら学ぶ」ということが大切だと感じています。学ぶ楽しさを多くの人に知ってもらいたいです。そのためには教育や社会の在り方を見直す必要がありますね。少子化で大学も入りやすくなってきていますので、今後、自然に教育の在り方も変わっていくのかもしれません。 (地球に優しい方の微生物学者)
  • 文系的解釈 一つの話(式)を、違った価値観(座標軸)を持った人が見ると、別のもの(点)に見えてしまう。 そして、 同じ物(点)を、違った尺度や価値観(座標軸)を持った人が見ると、別の意味に取られてしまう。 ---ねじれの解釈? (ほおほおどり)
  • 物を見る見方を変えることが前提となり特殊相対性理論が組み立てられている。その物を見る見方を変えることを、数学的に表現したのが基底変換である、ということは理解できました。 この基底変換を使って特殊相対性理論の理解を深めたいです。そこが私の今後の期待です。 (Tedtiger)