試聴映像
- 1. 特殊相対性理論の根幹〜ローレンツ変換
- 2. 重要な概念~同時性の崩壊
- 3. ローレンツ変換とその数式
- 4. ローレンツ変換の思考実験
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概要
今回は、ローレンツ変換という特殊相対性理論の一番根幹の部分について解説する。ただし、次回ローレンツ変換を実際に導出するため、前回解説した基底の変換を理解していることが前提となる。難解な数式について解説しているのは、竹下氏が最終的に相対性理論についてどう考えているかを説明するのに、数式がどうしても必要になるからである。
映像編集者のオススメポイント
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ちょっと紳士なアインシュタインが登場する動画は、まるで映像配信の為に作られたのかと思うほど。この映像を探す竹下先生すごい!と頷きつつ、最後の2行の所にも驚きました。簡単って…
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今回はいよいよ相対性理論の根幹ローレンツ変換の解説に入ります。でもその前にもう一つ重要な「同時性の崩壊」について動画を視聴。ハイレベルなことをわかりやすく説明してるので見る価値あり! いつもより板書が多く、講師の熱意が伝わってくる講義ですよ。
目次
1.特殊相対性理論の根幹ローレンツ変換と数学的な美しさ (00:00:00)
特殊相対性理論の根幹であるローレンツ変換は、一見ものすごく複雑に見えるが、実は非常に簡単な変換である。ここでは、ローレンツ変換が対称性を保っている非常に美しい変換であること、そして相対性理論の数学的な美しさゆえに信者も多いことについてお話しする。
2.同時性の崩壊とは/時空を表す座標とローレンツ変換 (00:05:58)
ここでは特殊相対性理論にとって非常に重要な概念である「同時性の崩壊」について説明する。まず、非常に高度な内容をわかりやすく説明している動画を視聴していただく。そして、同時性の崩壊とローレンツ変換との関係について理解し、時空を表す座標の見方について説明する。
3.ローレンツ変換の正しい数式 (00:22:44)
ここではローレンツ変換の数式について解説する。正しく表記された数式には、対称性を保存した美しさがあり、時空を表す座標の見やすさにもつながっていることを説明する。
4.ローレンツ変換と基底変換 (00:32:22)
ここでは、同時性の崩壊について、電車の前端と後端から同時に発射された光が、1秒後に中央に立っている人物にぶつかったという状況を考えてみる。理解しやすくするために時空図を用意した。この絵が理解できると、いよいよローレンツ変換の導出に入ることができる。
終わり(01:02:15)
※詳しい目次は、映像を購入してログインすると見ることができます。
3件のコメント
物理的な事象を数式で表現する勉強の仕方が理解できたと思います。
丁寧な説明と、分かりやすい事例の紹介で理解が増したと思います。
ありがとうございました。
電車を使った説明とそれを図で表したところは
ふんわか理解できたような気がします。
今回の講座は謎の計算があまり出てこなかったので、
いつもより聞き取りやすかったです。
基底変換って2行で済む簡単なものなんですね。(棒)
昔の教育の方が今のよりハイレベルというのは、少なくとも日本ではそうだと思います。