試聴映像
- 1. デニソフ変換に残された疑問点
- 2. 疑問点の説明と回答となる仮説
- 3. 仮説の証明
- 4. 特殊相対性理論とデニソフ変換の決定的な違い
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概要
前回は、デニソフ変換の速度の合成を取り上げたが、証明の中で残された1点の疑問点に触れて終わった。今回はその疑問点を解決させ、デニソフ変換の本質を明らかにする。その後、特殊相対性理論とデニソフ変換の決定的な違いを簡潔に説明する。
目次
1.今回の講義の流れ (00:00:00)
今回の講義の目的と全体の流れを説明する。
2.見え方の軌跡についての疑問点と答えとなる仮説 (00:04:37)
デニソフ氏の理論では、移動する物体がx=0の位置にいる人にはどのように見えるのかを、45度のラインを使って簡単に出すことができる。ただ、ミンコフスキー図上の原点を通らない軌跡では、同じ解釈が成り立たない。この疑問点について説明し、またその答えとなる仮説を提示する。
3.疑問点に対する仮説の証明 (00:40:37)
先に提示した仮説が正しく、また結果がデニソフ変換の速度の式に一致することを幾何学的に証明する。
4.特殊相対性理論とデニソフ変換の違い (01:22:14)
疑問点が解消されデニソフ変換の本質が見えたところで、最後に特殊相対性理論とデニソフ変換の違いを簡潔に説明する。
終わり(01:33:42)
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2件のコメント
映像配信の経済の講義と同様、中学レベルの数学で、特殊相対性理論より高度な理論を構築しているのがすごいと思いました。
光速一定という前提で、アインシュタインの特殊相対性理論が、物体の長さが変わるという考え方である。しかし、デニソフ変換の考え方は、物体の長さが変わったように”見える”という考え方である。
また、アインシュタインの特殊相対性理論では、物体は光速を超えられないが、このデニソフ変換の考え方では、異なる物体の相対速度の式が検証された事で、光速一定の世界での超光速な物体がどのような速度に”見えるか?”が検証可能となってきた。と理解しました。